詩集現象詩集◆はじめに 僕の詩のテーマは2つあります。 ひとつは、『不条理な苦難』について、実体験を通して語り落とそうと想っております。これはひとつの現象的史実に基づいております。 日本人だったら誰でも知っている事件、海外にも轟いた『ある事件』の中枢近くに僕は居ました。。。到底回避不可能な程近くに。。。だから、僕はもしかしたら、この現世に存在していなかったかもしれません。本当にいなかったかもしれません… かろうじて存在している理由を探るために、僕はここで誠心誠意、語り落としてゆこうと考えています。 これが僕の役割であり、使命であると感じているからです。 もうひとつは、僕の精神がとりわけ強く『思い入れていたもの』について語ります。 これは、ほとんどが恋人についてですが、これはこれで現在の僕自身と切り離せないものになってゆきます。 僕はここでも試されているように感じます。 いつも何者かに<見張られている>かのような感覚。 この畏怖を超えるために、詩 を書き続けていこうと想います。 Eili ... |