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テーマ:愛しき人へ(903)
カテゴリ:旅行
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浅い目覚め ~見知らぬ記憶のなかの白浜~ 朝自然に目が覚めると、まず天気を確認する…今日も静かな一日が始まる。 昨日はいろいろと思索が巡っていたはずだが、最後には勝手に創り出していた女性のイマージュの中に溶けていた…白く柔らかい肌を想像することで、僕の精神は最終的にこの世界に降ろされるのだ。。。たとえ、宗教的境地に達したとしても。 一杯の水を飲んで、伸びをする。 この街を出よう… どこか知らない街へ… この数百万の都会の中で生活していても、親しい知り合いは僅か数人しかいない。 昨日の親族の葬式で、また両親のことを考えていた。。。 目的地のない脱出だったが、車は、ある場所に向かっていた。。。 「そうだ、母の産まれた場所に行って見よう…」 とりあえず、僕はハンドルを切り、房総半島の南端、白浜を目指すことにした。 「そこは美しい白砂の海岸だった・・・」と言っていた。 その言葉をイマージュの種にして、いざ向かおう。。。 幼かった頃の彼女に、会いに行こう。。。 Eili ... ![]() カミュ・クローデル『ワルツ』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月23日 11時17分11秒
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