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カテゴリ:歴史
. 平成もそろそろ終わろうとしている。 やり残したこと… 平成に背負ったテーマは重すぎた。 この時代は昭和に比べればまだ平和だったはずなのに、自分の場合はそう感じ取ることはできない。 . 広瀬本、この時期に、実にディープで書評を書けるレベルではない。 この時代、この国に、これほどの傷跡と記憶の刻印をしたものはない。 . 今後、回想を交えてつぶやくかもしれないが、わからない。 . 平成最後を締めくくるうえで、しておきたいこと… . まずは、これを振り返り、この空間に示しておきたい。 . . . ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 犠牲になった人たち、そして加害者となってしまった人たちの、壊れてしまった心をつなぎ合わせるために、僕に一体何ができるだろうか。 いま、僕は自問自答を繰り返しながら、ただ立ちつくしている。 僕のなかでは、いまだ何も終わってはいない。 . 「オウムからの帰還」あとがき 1996・2・26 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ . たとえ現実にはその境遇に立たされなかったとはいえ、彼の境遇を想像することなく生活をすることなど不可能になってしまった。 僕という人間は「ぎりぎりで生かされて」いる存在でしかなく、「かろうじて許容されている」に過ぎない存在などだ、ということに気づかされたのだった。 この時から、僕の中に、どっしりと重い「沈黙」がしんしんと降りてきたように思う。 ... これだけの事件を起こし、その引き金を引いてしまった「師」たちの事を、しかし僕は事件の結果だけから悪く言うことがどうしてもできない。彼らはむしろ、全く反対の方向に歩んでいた人たちだったのだ。 . 「オウムからの帰還」文庫本へのあとがき 2011・12 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ . . . Eili ...
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最終更新日
2019年03月30日 19時05分57秒
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