2014/11/01(土)17:18
マッサン 30話 「ハンカチ」
住吉酒造
退職届を出すマッサン。
きよし「すまん。わしに器量が無いばっかりに…堪忍してくれ。」
マッサン「辞めてつかぁさい」
きよし「何でエリーちゃんを連れて帰って来たんや!
わしはお前がわしの息子になってくれると思うて
ず~と待ってたんや2年な。楽しみにな」
今日限りわしの事は忘れてくれ!どこへでも行ってまえ!」
頭を下げるしかないマッサン。
マッサン「すみません」
きよし「ただし夢だけは忘れるなよ。ウイスキー造りの夢だけはな。男のロマンや!」
マッサン「はい。お世話になりました」
亀山家 外
キャサリン、マッサンが会社を辞めた事で怒る。
キャサリン「ガオ~」
エリー「マッサン、不器用なイノシシだから…私覚悟決めました」
キャサリン「いのしし?」
佐渡製作所
マッサン、ポットスチルの設計図を持参。
やかん名人「なんや、来てたんか」
マッサン「これ預かっててもらえますか。必ずまたここに取りに来ます」
やかん名人「無理無理無。会社、首になったんやろ。
無職で一文無しの言う事なんか信用できるか!」
マッサン「たしかに」
やかん名人「待ってるで。預かったとくからな」
マッサン「ありがとございます」
エリーは住吉酒造に行くが嫁はんに居留守使われてユーコさんとは会えず。
住吉酒造
マッサン、従業員たちにお別れの挨拶。
マッサン「みなさん、ほんまにお世話になりました」
従業員「ご苦労様でした」
ござる「亀山さん、ほんまに辞めるでござるか」
好子「別に辞めんでも口だけウイスキー諦めました言うといたらええやん」
マッサン「いやぁ~口先男にはなりとうないし」
好子「あんたらよう聞いとき」
明るくマッサンを送り出そうと冗談を言い合う従業員がいい。
好子「ウイスキー造ったら絶対飲みに行くから」
池田クン「タダなら僕も行きます」
好子「タダに決まっとるやろ!アホ お金要るんやったらうちも行かんわ!どアホ」
好子さんの突っ込み素晴らしい
研究室
専務「未練タラタラの顔しとるな」
マッサン「矢口さん、お世話になりました。ペコリ」
専務「恨むなよ。お前は生まれてくる国と時代を間違うたんや。
今度生まれて来る時は西洋か未来に出現せぇ」
マッサン「今度はありません。
わしゃ死ぬまでにこの人生で必ずウイスキーの時代を造ってみせます」
専務「ハハッ神さん、仏さん、キリストさんも笑てるわ」
マッサン、『ウイスキー研究室』の看板を外して持ち帰る。
マッサン「ありがとうございました」今日のマッサンカッコええなぁ~
亀山家
エリーは白い布に刺繍をしている。
マッサン「ただいま」
エリー「今日はイノシシナベやで」 完璧な関西アクセント。
マッサン「楽しみじゃのう」
住吉大社の参道
優子リンの婚礼の日。
人力車に乗っている優子リン。
マッサン&エリーの姿を見つける優子リン。
優子リン「止まって」
嫁はん「何しに来たん?!」
エリー「これ、お祝いです。これからたくさんハッピーがありますように」
優子リン「頑張って蓋開けてみる。時々蓋開けて自分の為に生きてみる。きっと幸せになる」
手をつなぐエリート優子リン。
マッサン「優子さん、お幸せに」
優子リン「政春さん、エリ-さんの事よろしくね」
嫁はん「もうええやろ。運が悪なる。はよ、疫病神の手ぇ離し ガオ~!」
優子リン「バイ」
エリー「グッバイ」
人力車を見送るマッサン&エリー。
BGMの「蛍の光』がいいね。
ウイスキーの夢の為に会社を辞めたマッサン
エリーはユーコさんの幸せを祈りながらも
自分たちも幸せを掴むんだと心に誓いました。
ひじゅにさんの「マッサン30話」