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闇金ウシジマくんの主役のウシジマくんは、血も涙もないところを見せておいて、友人や自分の社員には、とてつもない愛情を向けるというところがある。 ウシジマくんの読者の大半は、そんな、ウシジマくんを見て、いいところもあるワルだという評価を与えていると思う。 そういう人は、ワルの本質を全く分かっていない。人間というのは誰でも、誰かに頼っていないと生きていけない。だから自分のために必要な人間だからこいつにはやさしくするという歪んだ考え方をする人もいるしウシジマくんのように完全な二面性をもった人格の人間もいる。 つまり、ワルというのは、どうしようもないぐらい非道な面を必ず持っていて、その非道さが、どこかで、必ず露になる。これは、闇社会の中だけの話ではない。 中小企業にも、そういう人は、いっぱいいる。 私が前に勤めていた中小企業には、そんな、非道な人間が工場長だった。派遣の人間を6年間もの間、自分の子分のように使っていて本当に仲良く仕事をしていた。 それでも会社の業績が悪くなると、いきなり、社長から、派遣の人間をリストラしろという命令が下ると容赦なく切りました。 私は目の前で見たんです。朝の朝礼が終わり、その派遣社員の男性のところに行き、ただ一言、 「今月までな」 6年間もの間の心のきずなみたいなものは全くなしで、この一言でクビにしました。ウシジマくんのような、分かりやすいワルではないですが、こういう平気で、仲良くしてきた人間をリストラできてしまう人間は本当にいるのです。 行儀のいいウシジマくんは、近くにいっぱいいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2015年11月20日 17時46分39秒
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