野田首相が解散カードを切ってしまった！

安倍総裁との論戦がなんかカッコよかった。二人共意外と辯が立つ。彼等の言葉は原稿に頼らない心の篭った言葉である。真剣だ。本気である。 流れで言ってしまったと言う訳ではないな。AKBの総選挙での各々のメンバーが言い放つ演説のような感じか？ 解散圧力は日に日に強まるばかりだったし、石原は知事辞めて国政に乗り出して第三極と連携取ろうとしてるし、何より第三極ですらない小澤が無罪となって堂々とポスター貼り出すし、党内でも野田下しが激しくなる一方だし、野田は特攻を仕掛けてきたなと思った。しっかし、何処の党も人物もこれからの日本のプランを考えてないという所が末期を物語っている。後期K-1を髣髴させるなあ。何度も言わなくてもいいと思うが、K-1は金がなくなって選手のスポンサーを当てにして世界戦を開けぬ所迄落魄してしまった。それだけでなく最後の大阪大会は地元選手や縁故の選手ばっかりで固めて何とか取り繕ってたのが見え見えだった。有権者が高齢化して思考も硬直化してるからどの政治家も指針を描けないでいる。暮らしだとか安心安全だとか医療年金だとか老人の関心ごとばっか。 衰退期に入ってしまってるな。第三極もどうせ外国頼みだってのが目に見えてしまってる。政治が機能不全に陥って、これから我が国は静かに滅んでいくことだろう。 未来の日本をどうしたいのか、誰も言わない。言えない。言おうとしない。全て後世に付けを回すことばかり。 自分達はもう死ぬだけなのに。石原は道半ばで斃れてもいいと言っているようだ。カッコイイだろうが、それを支える人も一蓮托生だという考えはないのか？多分ないだろうねえ。 抑々今期も続けるつもりはなかったのに。地震が起きてしまったことが追い打ちを掛けたが、自民党が擁立できなかった事で追い詰められたから出ざるを得なかった。梯子を外された松沢成文も今回出るという。そして元自民党で笹川一族の堯も出るという。毎度の事ながら、自民党は分裂選挙になる。東国原は出ないみたいだ。宮崎県知事の時は自民党は相変わらず追い詰められてて国政参加の要件を差し出して誘ったこともあった。 今、自民党が巻き返しているように見えるが、そんな事はない。末期のK-1と同じく取り繕ってるだけにしか見えない。麻生政権の時よりももっと酷い。お粗末。若者とかサブカル関連の支援者がいたのだが、今回の安倍自民党はネトウヨしか居ない。伸晃やゲル長官を総裁選で落とさせたのもネトウヨである。敵失で票を得てるように見えるだけ。自民党が今まで何をしてきたか、国民は覚えているし皆知っている。今は勇ましいこと言ってるだけにすぎない。それでネトウヨはやんややんや。 もうネトウヨしか相手にするものしか居ないのだ。そこで自民党は終わってしまっている。小泉政治の総括をしてないから支援者も遠のく。支持者は貧乏人のネトウヨしか居ない。 ローゼン政権の時にサブカル者の支持を当て込もうとしてたが団塊世代の波に飲まれて負けてしまった。それでも今の民主党は死に体なので、この方も負けるだろう。結局どっちが転んでも共倒れしてしまう。 さて、自分の選挙区を眺めてみると…。長くなりそうなので止めときます。呟きにしようかね。