Eity File

2006/03/25(土)22:47

今年の開幕

野球(99)

今日からパ・リーグが開幕したんだけど、俺たち野球部も今日から今年最初の公式戦が始まりました。先月の中旬から始まったOP戦の反省を生かして、絶対に勝ちたち初戦。相手は春季リーグ戦開幕試合に対戦する大学。いや~春季リーグで最初に当たる相手だからこそ、今日は勝ちたい!!そう思って試合に臨みました。 まずは序盤。俺たちは序盤に先制すると強い。どこのチームもそうだと思うけど、俺たちチームは先制すると勢いに乗る。まさしく「琉球の風」が吹くんだよね。だからこそ、いつも先制点を取ることを強調する。今日も絶対に取れると思ってたんだけど・・・結局は相手に取られてしまった。。。 だけど、今日の試合で次に意識したのは「切り替え」ること。やっぱり試合の中でミスを叱ったりするのは意味が無いわけじゃないけど、それよりもミスした後のプレーをどれだけしっかりやることが重要だと思う。ミスが出ない試合なんてなかなか無いし、その後に繰り返さないことの方がプラスに考えることができる。今日もそのおかげで、先制点を取られた後にすぐに取り返せたし、リードを許している場面でもすぐに点を返すことができた。 最後に意識したのは、終盤に勝つこと。やっぱり終盤にリズムを作ることが試合を決めることにつながる。どこのチームも終盤は必死になる。もちろん、最初から気を抜くことなんて無いと思うけど、どうしても終盤の粘りは勝利への執念からくる。その終盤に勝つことが勝利へ近づく最後の一歩だと思う。これまで、終盤で逆転されたことは幾度もある。その終盤に粘りさえすれば勝機はグッと近づく。 結果は・・・4-6の負け。 正直、元気もあったし、選手の雰囲気は本当に良かった。リーグ戦にも負けない勢いがあったと思う。だけど、やっぱり投手力。今日の試合は相手の投手の方が一枚上手だった。というよりもむしろ、こっちの投手が一枚下手だった。 試合後のミーティングでも少し厳しいことを投手には言ったんだけど、リーグ戦ではどこのチームも勝利への執念はすごい。どのチーム必死にプレーするし、少しの油断を与えてしまったら、そこからチャンスを広げてくる。相手のミスを見逃さず、チャンスで熱くなる。そして、1点を争う攻防。リーグ戦は戦場と言っても過言じゃない。それくらい厳しい試合が6試合ある。それに勝つためには、少々厳しいことを言うのはしょうがない。それに、それは選手自身が望んでいることだ。 俺は自分の経験から、「勝つ」という言葉は簡単には使わないことにしている。「勝つ」という言葉を言うのは簡単だけど、それを達成するためにはそれなりの努力する必要がある。その努力はどこまですればいいものではく、試合で相手より1点でも多く取るために自分のプレーを磨くことである。だからこそ、普段の練習から自分に厳しく、周りと連携を取りながら練習しないといけない。もちろん、それには多くの時間と労力が必要となる。だからこそ、それができないやつには「勝つ」ということを簡単には言って欲しくない。 だからこそ、本当にチームとして「勝つ」ことを目標に野球をするのか話させる。もちろん、俺は「勝つ」ために監督をしているんだけど、それを選手に強要はさせない。選手の気持ちを理解して、それに準じたレベルで「勝つ」野球をする。 少し卑怯かもしれないけど、それが今の俺の技量だし、それだけの権限しかない。だけど、やっぱり勝ちたい。それだけの時間と労力を犠牲にしてきたと思う。 今日は負けたけど、決して次は負けるとは思わない。選手たちもそう思っているだろうし、そのために努力すると思う。 リーグ戦まであと2週間ほどだけど、それまでにしっかりと心と体を準備して望みたいと思う。みなさん、応援ヨロシクお願いします。(本当に心の支えになってるし、感謝しています)

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