コンドロイチン硫酸

ムコ多糖類の一種。加熱するとゲル化（凝固）する性質を持ち、食物繊維の仲間でもあります。コラーゲンとともに結合組織を構成し、体細胞が正常に生存できるように組織に保水性や弾力性を与えます。

体内ではタンパク質と結びついた形で、皮膚、軟骨、各臓器などに分布してさまざまな働きをします。成長期には体内でも生成されますが、年齢を重ねると再生されにくくなり皮膚の若さ、はりを失います。

医薬品への利用。
動脈硬化、解毒、炎症、難聴などの薬理効果が認められています。日本では、腎炎、ネフローゼ、リウマチ、神経痛、腰痛、肩こり、脱毛症などの医薬品に用いられています。

コンドロイチン硫酸を多く含む食品には納豆、オクラ、海藻、スッポンなど！