テーマ:DVD映画鑑賞(13598)
カテゴリ:邦画
◆メーカー 角川映画 ◆監督 黒澤明(赤ひげ、天国と地獄、椿三十郎、用心棒、隠し砦の三悪人視聴) ◆再生時間 88分 ◆原作 芥川龍之介 ◆特典 配信のためなし ◆知ってる人 三船敏郎、京マチ子、志村喬、千秋実、加東大介 ◆顔か名前を知ってる人 なし ◆印象に残った人、キャラ なし 感想。 なんか今日テレビでやるみたいなので、テレビを持ってない私は見られず悔しいので検索してみたら配信してたので見る予定だったものを変更して急遽見たの次第。たま~にDVD化されてないものや廃盤で手に入りにくいもの、どこの配信サイトでもまだ配信されたことがないやつなんかもテレビでやることがあって、その点は羨ましいなって思うけど、一時停止できないのが辛いのん。ちょっと寝ちゃってたって場合や、今のとこもう一回見たいってときはやっぱりテレビではどうにもならないものね。 三船敏郎さんってばあまりに若すぎて最初誰だかわかんなかった。と言ってもこの頃30才のはず。つまり私の知ってる三船敏郎さんの印象ってもっと老けてる頃なのね。自分で気づいてなかったのが意外。 話の構成が面白い、登場人物はたったの8人。途中まるで誰かと会話してるように一人芝居で話が進んでいく。そして一人ひとりが話をするごとに再現フィルムのように何が起こったか、現在と過去を交えながらこちらも話が進む。私が説明下手で分かりづらいかもしれないけど、一人芝居の部分を抜きにすれば『天城越え』みたいな感じかな。もっともこっちの方は結局誰が男を殺したのかはわからずじまい。 タイトルは羅生門だけど、話の方は藪の中という同じ芥川龍之介作の小説が元になっている。この両方の小説の共通点はいかに自分を正当化するかってことにあると思う。だから、誰が本当のことを言ってるのかなんてどうでも良くて(本当は良くないけど)、人間の記憶の曖昧さ、都合の悪いことは言わずに、自分のいいように語ること。なので今回同じ場面を4人の視点で語られるけど、どれもみんな違う。みんながみんな本当のことを言ってる部分もあれば、都合のいいように真実を捻じ曲げてる部分があるはず。 今日マチ子さんの声が小さすぎてちょっと聞き取りづらかった。バックで音楽が流れてるときなんか、音楽の音が大きいことも相まって更に聞き取りづらかった。字幕があると良かったんだけどなぁ。 最後に一言。ラストの部分は本家羅生門だな。相手が老婆ではなく赤ん坊ってところが違うけれど。 12日のアクセス APPLESEED・ショーシャンクの空に 関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!・1000年女王 インターステラー・初体験/リッジモント・ハイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年03月27日 17時14分30秒
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