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テーマ:薬剤師のお勉強(13)
カテゴリ:薬剤のこと
ある処方箋。鑑査して投薬する。
お薬を今日は変更があります。と説明する。 窓口には、本人と夫が来るが、本人は窓口でしゃべることは、ほとんどない。 夫が返事をする。 タブレットでゲームをしながらで、説明はどうでもいいから早くしろとばかりにです。ゲームの手は止めない。 59才、女性。 アリピプラゾール30mg、リスペリドン3mg、ハロペリドール9mg、ペロスピロン48mg、ゾテピン50mgに減量。オランザピン5mg追加。 シクレスト20mg。 ラミクタール25mg。 サインバルタ30mg。 抗精神病薬が、7種類と多い。 ありとあらゆるものが、処方されています。 病名は統合失調性感情障害。 41才でうつ病。55才で幻聴が出現。 家族歴。姉が統合失調症。夫の兄弟も統合失調症。 ラミクタールが処方された時も、皮膚の発疹など副作用の多い薬ですので、何かあったら知らせて下さいと話すと、前にも飲んだことがあるからと返答。 私からすると、患者の家族である夫との疎通もなんだかしっくりこないのです。 視線を合わせることは、まずありません。 今回も、シクレストは夕方と寝る前に分けて飲んでいる。医師からもそう言われているからという。処方は寝る前のみなんですが。 なんだか。違和感が残る処方なんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 27, 2020 09:37:35 PM
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