活動を再開している大西順子

 

○o。『8年ぶりに活動を再開している大西順子』。o○
秋吉敏子さんを別格として、最近のジャズ状況の女性ピアニスト・ブームの先駆けである大西順子さんは2005年4月5日(火)吉祥寺サムタイム、トランぺッター大野俊三の帰国縦断コンサートのメンバーとして8年ぶりに活動を再開していましたが、8月以降のスケジュールは未定....。



LD『JUNKO ONISHI TRIO at the Montreux Jazz Festival 1996』

大西順子 (pf) 荒巻茂生 (b) 原大力 (ds)

 昨晩、結城市の茨城県結城市紬の郷サウンドフェスタ♪へ行って来ました。西藤大信カルテット featuring ドミニク・ファリナッチ、TOKU(Vocal,flugelhorn)、Rene Marie(ボーカリスト、ソングライター)、Quentin Baxter(Drums)、鈴木 道子(Vocal)など豪華メンバーが出演、白熱のJAZZ NIGHTでした!
宮本貴奈 and Friendsの終演後、ベースの米木康志さんに大西順子さんの活動再開について直接聞きする機会がありました。米木康志さんは7月の大西順子トリオのメンバーです。

「 彼女自身は、まだ再開を躊躇している状態のようで、とりあえず7月一杯、一ヶ月限定の活動」ということだそうです。
大西順子さんの完全復帰を切に望みます!!!



Special Thanks ! To Junko Onishi with Love.



『Wow』

大西 順子(1967.4.16~)・・・活動を停止しながらもなお、人気、実力ともにJジャズ界のトップに君臨する女流ピアニスト!とても女性とは思えない強力なタッチとドライブ感と訴求力は今尚その天才を感じさせてやまない!京都生まれの東京育ちの小柄で華奢な美人ながら相手を射抜くような鋭く強い眼光の持ち主。4歳からピアノを始める。高校時代、兄が持っていたセロニアス・モンクのレコードを聴いて衝撃を受け、ジャズに開眼。都立国立高校卒業後、1986年、バークリー音楽院留学のため渡米。同窓のデルフィーヨ・マルサリス、ロイ・ハーグローブ、ジェフ・キーザーらと共演。在学中にスライド・ハンプトン・バンドでプロ・デビュー。89年同校を首席で卒業。その後ジェシー・デイヴィス,ゲイリー・トーマス、ジョー・ヘンダーソン、ケニー・ギャレットらのバンドでの活動、テレンス・ブランチャード、グレッグ・オズビーらとの共演、ミンガス・ビッグ・バンド、ミンガス・ダイナスティなどへの参加により注目を集める。アップタウンのオーキーズ(ライブハウス)の飛び入り演奏で認められ、1991年、ジョー・ヘンダーソンらと世界ツアーに参加。92年に帰国。向井滋春グループやバークリー時代の仲間と結成した自己のトリオで活躍する。93年に初リーダー作『Wow』をリリースし、大ベストセラーとなり旋風を巻き起こす。ジャズ・レコード・セールスでは珍しく5万枚の売り上げを記録した。同年のスイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞日本ジャズ賞を受賞。7月、ビリー・ヒギンズ(ds)、ロドニー・ウィテカー(b)と共に初の海外録音「クルージン」発売。



『ライヴ・アット・ヴィレッジ・ヴァンバード1』

1994年、ニューヨークの名門ジャズクラブ「ビレッジ・バンガード」に日本人初の自己グループを率いて一週間公演。94年の『ヴィレッジ・ヴァンガードの大西順子』発売。94年12月、スイングジャーナル誌読者投票で史上最も人気のある女性ジャズ・ミュージシャンに選ばれる。
95年の『ヴィレッジ・ヴァンガードの大西順子II』がスイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞銀賞。3月出光音楽賞受賞。4月、スイングジャーナル誌読者投票にて<ジャズマン・オブ・ジ・イヤー>をはじめ 、<アルバム・オブ・ジ・イヤー><コンボ><ピアノ>の4部門受賞。以降、『ピアノ・クインテット・スイート』もスイングジャーナル誌ジャズ・ディスク大賞日本人ジャズ賞受賞。96年の『プレイ・ピアノ・プレイ』もがスイングジャーナル・ジャズ・ディスク大賞日本人ジャズ賞受賞。97年5月、スイングジャーナル誌読者人気投票で4年連続<ジャズマン・オブ・ジ・イヤー><ピアノ>他一昨年に続いて<アルバム・オブ・ジ・イヤー><コンボ>などの4部門を受賞。6~7月、約1ヶ月間のカナダ・NYツアーを実施。98年の『フラジャイル』(以上Somethin' Else)など、ジャズ界の話題をさらうベストセラー作を次々とリリースし続けた。



『hat trick』JACKIE McLEAN meets junko onishi

また、96年には、ジャッキー・マクリーン、ジョー・ロバーノのアルバムに参加したほか、日本人若手ミュージシャンによるJazz Workshopにも参加、3枚組コンピレーション『パンドラ』をプロデュースしている。そのどれもが日本人のジャズ・アルバムとしては破格のセールスを記録し、彼女が出演するジャズ・クラブはかならず立ち見が出た。数々の賞を受賞し、CMや女性誌をはじめとするマス・メディアのも頻繁に登場するようになった。この当時、大西順子ががまさに日本ジャズ界の牽引力になっていた。



『フラジャイル』

1998年7月、エレクトリック・ピアノやクラヴィネット、オルガン、エレクトリック・ベースを用いジミ・ヘンドリックスの「HEY JOE」、クリームの「SUNSHINE OF YOUR LOVE」を取り上げた非4ビートな『フラジャイル』を発表。そのグルーヴさはジャズ・ファンの度肝を抜いた。



人気と実力を背景に実名を挙げて音程が悪いなどどと日本人ミュージシャンをコケ下ろしたり、正論ではあるがレコーディングやライブの現場に対する不満を歯に衣を着せぬ口調でぶちまけるなど辛辣な発言が目立ったり、非4ビートな『フラジャイル』の評価などが原因で摩擦が生じ引退、隠遁へと加速したと推測されていた。



エレキな順子さん!U^ェ^U

スイングジヤーナル誌のジャズメン・オブ・ザ・イヤー、コンボ・オブ・ザ・イヤー、ピアノ・オブ・ザ・イヤーの4部門で4年連続第1位を獲得。聴衆を魅了する力強いピアノタッチとドライブ感は「格闘技」とも評される。
1998年12月6日、文化パルク城陽で里帰りコンサートを開催、99年4月、アルトサックスの巨人、フィル・ウッズとの共演盤「クール・ウッズ」発売。10月、ブルーノート・クラブ・ツアーを実施(東京、大阪、福岡)して以降活動を停止していた。



◆7月のスケジュール◆

◇7/13(水)【南青山 Body And Soul】

大西順子 (pf) 米木康志 (b) 原大力 (ds)

◇7/29(金)【六本木 Alfie】

大西順子 (pf) 米木康志 (b) 原大力 (ds)



ekato

「祝 大西順子 復帰!祈願 完全復活!」...U^ェ^U










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