『梁塵秘抄』 または ”わしふぃーるど”

サイモン&ガーファンクル



「-僕は二十歳だった。それが人生でもっとも美しい時だなんて誰にもいわせない。」
ポ-ル・ニザン『アデンアラビア』



『セントラルパーク・コンサート』
1981年9月19日、11年の時を経て、サイモン&ガーファンクルが再結成を果たした。
アメリカで最も優れたフォーク・ロックの2人組が帰ってきたのだった。
ニューヨークのセントラル・パークで、たった一度の再結成コンサートでした。これは公園緑化運動に協力する無料テャリティ・コンサートとはいえ、あのウッドストック・フェスティヴァルを超える53万人ものものファンを動員――今も伝説となっている。
二人は小学校時代からの友人であった。二人は共に、多感な思春期をニューヨークで過ごし、大の親友であった。そして、S&Gを結成し、二人のハーモニーは世界中を魅了しました。



『明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water)』
1970年にリリースされたサイモン&ガーファンクル5作目にして最後のオリジナル・アルバムとなった不朽の名作です。冬のニューヨークの、レンガが敷き詰められた裏通りが思い浮かびます。
今もジャケットの冬の凍てついた空気感が鮮烈です。
ポール・サイモンとアート・ガーファンクルが"あ・うん"の呼吸で発する叙情的なヴォーカル&ハーモニー、ナチュラルに響く美しいメロディが溶け合い、澄み渡った音世界を創出し、今でもなお素晴らし光を放ち続けている・・・。ポールのソングライターとしての才能とアートの美しい歌声が完全な形で示された最高のデュオと言っても決して間違いではないと思います。



「 サウンド・オブ・サイレンス 」

Hello darkness, my old friend
I've come to talk with you again
Because a vision softly creeping
Left its seeds while I was sleeping
And the vision that was planted in my brain
Still remains
Within the sound of silence

In restless dreams I walked alone
Narrow streets of cobblestone
'Neath the halo of a street lamp
I turn my collar to the cold and damp
When my eyes were stabbed by the flash of a neon light
That split the night
And touched the sound of silence

And in the naked light I saw
Ten thousand people maybe more
People talking without speaking
People hearing without listening
People writing songs that voices never shared
No one dared
Disturb the sound of silence

"Fools," said I, "you do not know
Silence like a cancer grows
Hear my words that I might teach you
Take my arms that I might reach you"
But my words like silent raindrops fell
And echoed in the wells of silence

And the people bowed and prayed
To the neon god they made
And the sign flashed out its warning
In the words that it was forming
And the sign said "The words of the prophets are written on the subway walls
And tenement halls "
And whispered in the sound of silence



やあ暗闇よ 僕の古い友だち
また話に来たんだ
ある幻がそっと忍び寄り
眠っている間に種を置いて行ったんでね
僕の頭に植えた種は
まだ芽吹いてもいない
沈黙の音の中で

やすらぎのない夢の中で僕は1人で歩いていたんだ
古い石畳の狭い通りを
街頭のほのかな灯りの下に佇み
僕は冷たい霧に襟を立てた
僕の目にネオンの光が突き刺さった時
それは夜の闇を割いて
沈黙の音に触れた

そしてむきだしの光の中に見えたのは
一万人かそれ以上の人々
彼らは言葉も無く話し
耳を傾けることなく聴いていた
人々は声に出して歌われることのない歌を書いていた
だれも勇気を出して
沈黙の音を破ろうとしない

「愚か者たちよ」僕は言った
「知らないのか 沈黙は癌みたいに広がっていくんだ
僕の差し伸べる腕にすがるんだ」
でも僕の言葉は音もなく落ちる雨粒のように
沈黙の井戸の中でこだまするのみだった

そして人々は自分で作ったネオンの神に
頭を垂れ祈る
そしてネオンは警告の言葉を映し出す
ネオンが作り出した言葉は
それはこうあった「預言者の言葉は
地下鉄の壁や安アパートの廊下に書かれている」
沈黙の音の中で、それは囁いたのだ



マイク・ニコルズ監督による映画『卒業』に彼らの曲が使われた事で二人の人気は世界的に不動のものとなりました。しかし、運命とは皮肉で、ポール・サイモンとアート・ガーファンクルの二人は、お互いのソロ活動が活発化していくに連れて、仲違いすることが多くなっていったようです。スタジオの控室で、ポールとアートは一言も口を利かず、たまに話をしたかと思えば口論ばかりが延々と続く有様であったそうです。ポール・サイモンは音楽的な才能に、あまりにも恵まれ過ぎていた。一方、アート・ガーファンクルは1人のアーティストとしてはデュオの中での自分の役割について少々悩んでいたそうで、作詞 作曲はすべてポール、ギターの演奏もポール、シンガーとしての表現に留まざるを得ないガーファンクル...。それ故、二人は互いに嫉妬しあい、友情や連帯について多く歌い上げた彼らデュオは解散に追い込まれていった・…。アルバム販売は米国だけで4000万枚以上を記録。だが、ソロに転向したサイモンの成功やアルバム「明日に架ける橋」を70年に発表後、印税の配分や作者表記などをめぐり対立し、活動を休止。93年にはニューヨークと日本で公演を行ったが、友情関係は完全には回復していなかった。



再結成コンサートで披露された「旧友/ブックエンド(OLD FRIENDS/BOKENDS)」の歌詞

年老いた友人同士 旧くからの友人同士
ブックエンドのように 公園のベンチにすわってる
芝生を吹き飛ばされてきた新聞紙が
年老いた友人たちの 底の厚い靴の 爪先に落ちる

年老いた友人同士 冬の仲間同士
老人たちが オーバーコートに埋もれ
日暮れを待っている 街のざわめきが
木々の間から洩れてきて
年老いた友人たちの 肩の上に 埃みたいに積もる

今から何年も先 ひっそりと公園のベンチにすわる
僕らの姿を想像できるかい?
70歳になったら どんなに妙な気がすることだろう

年老いた友人同士 
思い出がかすめる同じ歳月をともに生き
今はひっそりと同じ不安を分かちあう

過ぎ去った日々 それは素晴らしい日々だった
それは
無邪気な日々 自信に満ち溢れた日々
もうずっと昔のこと-----そうでしょう?
ここに写真がある
思い出は大切にとっておくことです
それはあなたが失ったすべてのもの



『スカボロー・フェア/詠唱』

スカボローの市に行くのですか
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
あそこに住んでいる人によろしく伝えてほしいんです
私が真剣に愛した人に

あの人にキャンブリック生地でシャツを作ってくれるように伝えてください
(深い緑の森の丘の山腹)
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
(積もった雪の上で雀を追い)
縫い目も針目もないシャツを作ってくれたら
(毛布とベッドクロスに包まれて,山々の子供は)
あの人は私の本当の恋人になるんです
(進撃らっぱの音も知らずに眠る)

あの人に1エーカーの土地を見つけてくれるように伝えてください
(丘の山腹ではらはら葉っぱが)
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
(銀の涙を流しながら墓石を洗う)
海と岸辺の間にある土地を見つけてくれたら
(兵士が一人銃をきれいに磨いている)
あの人は私の本当の恋人になるんです

あの人に皮でできた鎌で刈り入れるように伝えてください
(戦いの音が轟き,緋色の軍服を着た大軍の中で銃砲が火を吹く)
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
(将軍は兵士に「殺せ」と命ずる)
ヒースの束の中に収めるてくれたら
(「戦え」と命ずる。 もう,とうに忘れてしまった大義のために)
あの人は私の本当の恋人になるんです

スカボローの市に行くのですか
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム
あそこに住んでいる人によろしく伝えてほしいんです
私が真剣に愛した人に



<<<2004年再結成ツアー 実現 !!!>>>
Simon & Garfunkel"Old Friends" to 2004 Tour the U.S. in June and July!
サイモン&ガーファンクル再結成、20年ぶり全米ツアー

 【ロサンゼルス9日=特電】「サウンド・オブ・サイレンス」「スカボロー・フェアー」などのヒット曲で知られる1960年代の米人気デュオ、サイモン&ガーファンクルが再結成し、来月18日から20年ぶりの全米ツアーを行うことになった。
 ポール・サイモン(61)とアート・ガーファンクル(61)は9日、ニューヨークでそろって会見。功労賞を受賞した今年2月のグラミー賞授賞式での演奏が再結成につながったといい、「過去のことは許し合い、前進する時だ」(サイモン)。ツアーはミシガン州オーバーンヒルズを皮切りに32都市を回る予定。

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「-僕は二十歳だった。それが人生でもっとも美しい時だなんて誰にもいわせない。」
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