『梁塵秘抄』 または ”わしふぃーるど”

■モーリス・ベジャール■

CAT-O


■『モーリス・ベジャールとジョルジュ・ドン』■
~すべては過ぎ去り、飽きられ、壊れる~








◇モーリス・ベジャール Maurice Bejart◇
男性ダンサーが中心となる踊りの迫力、両性具有のエロティシズム、祭儀にも通じる観客との共振性で、二十世紀半ばの舞踏界に大きな衝撃を与え、まだ女性中心であったバレエ界を震撼させ、その後の流れを変えた。全裸を思わせるボディタイツを身に着けた男女同数の群舞が豊穣な性の力を誇示し観客に大きな衝撃を与えたが、それはまた同時に、舞踊がほんらい持っていた根源的な力を告げ知らせることでもあった。  



『アダージェット モーリス・ベジャールの時間(81・仏)』
監督:フランソワ・レシャンバック
出演:モーリス・ベジャール、ジョルジュ・ドン、森下洋子



現代バレ工界最高の振付家モーリス・ベジャールと彼の主宰するベルギー国立20世紀バレエ団の生の姿を捉えたバレエドキュメンタリー!(1981)



<モーリス・ベジャール Maurice Bejart>

コリオグラファー(振付家) 1927年1月1日生まれ
ベジャール・バレエ・ローザンヌ主宰
舞台芸術としてのバレエを、思想の表現しうる器にまで高めると同時に、長い間見失われていた舞踊の始原的な力を一挙に回復せしめ、舞踊のみならず、他の芸術はもとより、文学、思想の世界にまで影響を及ぼしている20世紀を代表するコリオグラファー(振付家)である。日本文化への関心は深く、来日公演も数多い。東京バレエ団のために仮名手本忠臣蔵を題材にした 『ザ・カブキ』、三島由紀夫の生涯に想を得た『M』などを振付けている。



出演はベジャールの他に、20世紀バレエ団の花形ダンサー、ジョルジュ・ドン、日本のプリマドンナ、森下洋子、現在ではバレエ団から離れているショナ・ミルク、パトリス・トゥーロン、ヤン・ル・ガックほか。



■ストーリー■
稽古場、劇場、街へ。時空を越えてモダンバレエの巨匠モーリス・ベジャールの創作現場を追う。稽古場で新たな作品についてダンサーに説明をするベジャール。ブリュッセルの王立モネ劇場での舞台リハーサル。ヴェニスのダンス・フェスティヴァルに向けて、次第にベジャールとダンサーたちの気持ちが高ぶってゆく。仮設舞台が運河を下りサン・マルコ広場に辿り着く。



現代のシャーマン、ジョルジュ・ドンの迫力のダンス、観客の熱気とともに、街全体が一つの感動に包まれてゆく。ダンサーに鋭い眼差しを向け、壮大な演出を生み出し続ける振付家モーリス。



ベジャール・バレエの真髄『エロス・タナトス』、森下洋子のために創られた『ライト』、オペラ「ポルティチの押唖娘」を題材にした『ラ・ミュエット』や、ジョルジュ・ドンの『アダージェット』と『ボレロ』は何れも抜粋のみです。バレエ映像ではなくドキュメンタリーですのでご注意ください。かなりお高いDVDですので特典映像としてつけてくれればモアベターなんですがね。なぜかベジャールの映像は少なくて、輸入DVDでも数えるほどしかありませんが、国内盤DVDは他には『二十世紀バレエ団の芸術(フィリップス 品番: UCBP-9006 )』(ラヴェル:ボレロとマーラー:交響曲第5番~第4楽章"アダージェット"収録!在庫僅少!)と『ベジャール「くるみ割り人形」(キング 品番: TDBT-0067 )』があります。ビデオは廃巻ばかりで私も2種類しかなく探しております。お持ちの方ぜひご一報お願いいたしますネ。



『二十世紀バレエ団の芸術』

「舞踏は過ぎてゆく瞬間にのみ存在し、過ぎ去った時には意味が無い。自分の死と共に、自分の振付も消えてほしい」
と言うベジャールは、世界中の多くのオファーにもかかわらず、作品のビデオ制作をかたくなに拒んできた。それは、作品のビデオ化が単なる平板な記録に堕することを恐れたからという。



<ジョルジュ・ドン>







クライマックスは、マーラーの交響曲第5番4楽章(アダージェット)。

さらに、さらに、さらに
ジョルジュ・ドンといえば.........。これ、これです!



『愛と哀しみのボレロ(1981)』




監督・脚本 クロード・ルルーシュ

振り付け モーリス・ベジャール 撮影 ジャン・ボフティ
音楽 フランシス・レイ&ミシェル・ルグラン
出演 ジョルジュ・ドン/ロベール・オッセン/ニコール・ガルシア/マニュエル・ジェラン/ジェラルディン・チャップリン/ジェームズ・カーン/マーシャ・メリル



とにかくラストのボレロの素晴らしさにつきます。
国籍の違う4人の音楽家たちの1930年代後半から現在に至るまでの激動の人生を描く。4人のモデルとなったのはヘルベルト・フォン・カラヤン、グレン・ミラー、ルドルフ・ヌレエフ、エディット・ピアフ。
運命の糸にあやつられるようにこれらの芸術家たちが、81年のパリ、シャイヨー宮広場に一同に会して、一つの曲ラベルの“ボレロ"のもとに結集される。



DVDのチャプター49!
もう何度観たか知れやしません。圧巻とはまさにこのこと!鳥肌が立つ感動!
エッフェル塔を背にしたトロカデロ広場の円形ステージで勇壮に、ひたすら盛り上がり続ける”ボレロ”を踊りきるジョルジュ・ドンの素晴らしさ!まさに迫真の美!GREAT!
この感動のもと、瞬間であれ全世界の人間を一つにする最高の偉大な芸術の姿が刻まれています。至福の瞬間!!!!!





<ジョルジュ・ドン>

1947年2月25日アルゼンチンのブエノスアイレス生れ。4歳の時にバレエを始めテアトロ・コロンのダンスアカデミーで伝統古典舞踊を学ぶ。
16歳で単身ベルギーに渡り、二十世紀バレエに入団した。その後、ベジャール作品の最も重要なダンサーとして「我々のファウスト」「ニジンスキー・神の道化」「愛が私に語りかけるもの」「わが夢の都ウィーン」「マルロー、あるいは神々の変貌」「ディオニソス」など、ほとんどすべての作品に出演。1976年二十世紀バレエ団の芸術監督になる。
ベジャールのボレロも、最初は女性ダンサーを主軸に創作されたものだが、
1979年にジョルジュ・ドンが踊ったときから、まるでこの踊りは彼のためにあるかのようになってしまった。1981年クロード・ルルーシュ監督の「愛と哀しみのボレロ」にダンサーとして出演し、一躍有名になる。彼の踊る「ボレロ」は一度見たら決して忘れられない舞台。
1988年にはヨーロッパバレエ団を結成、しかし、それは長く存在しなかった。1989年コネックス財団にて最も優秀な男性ダンサーの一人に選ばれる。
1992年11月30日ベジャール芸術の第一の体現者といわれたジョルジュ・ドンはエイズにより世を去った。

「ベジャールという名の私の一部は、ドンとともに死んだのだ」
(「モーリス・ベジャール回想録 誰の人生か?―自伝・」)







【6/19~上映中】
『ベジャール、バレエ、リュミエール』

監督:マルセル・シューバッハ
プロデューサー:ジャン・ルイ=ポルシェ、ジャラルド・ルイ

出演
モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベット・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、 ジュリアン・ファヴロー、カトリーヌ・ズアナバール、カルリーヌ・マリオン、オクタヴィオ・スタンリー、アラン・ファリエリ、ロジャー・カニンガム、ステファン・ブルス、ティエリーデバル、マーティ・ヴィデル、長谷川真理子、那須野圭右、ほかモーリス・ベジャール・バレエ団のダンサー
<2002年ヴェネチア国際映画祭特別招待作品>




映画『ベジャール、バレエ、リュミエール (2002)』は未見です。原題は「ベジャールのB」。これは新作『リュミエール』の中で使われる曲がバッハ、そして友人だった2人のシャンソン歌手バルバラと(ジャック)ブレルのものであることから。


ekato
YOKO MY LOVE


「映画『愛と哀しみのボレロ』(監督:クロード・ルルーシュ)の感動的なクライマックス!観てくださいネ!それにしてもジョルジュ・ドンもエイズにより世を去ったんですね。CAT-Oでご紹介するアーティストには...多いですネ!」 (´-`).。oO

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