『梁塵秘抄』 または ”わしふぃーるど”

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@憂我なる<J-POP&FOLK>@


━浅川マキの世界『Darkness』


━”狼少年”森田童子


━”飛びます”山崎ハコ


━魂は時に絶叫する!友川かずき


━憂歌団"B級で悪かったな!"


━彼方より聞こえたるもの-林英哲


━劇的なるものをめぐって....美輪明宏


━さよならだけが人生....カルメン・マキ


カルメン・マキLIVE


━【加藤登紀子】


━【金子由香利】


━【ネーネーズ】


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親爺握手自慢高嶺乃花美女百景X'mas編


【?】


女ディランと呼ばれた女!中山ラビ


木村俊介ライブ ~音象~@幾何楽堂


◎ART<千年の愉楽>◎


━川本喜八郎とイジィ・トルンカの世界


━ヴェルーシュカ 変容(veruschka)


━28歳でこの世を去った男エゴン・シーレ


━バルテュス<Balthus>


━エドワード・ホッパー(Edward Hopper)


━モーリス・ベジャール


━佐伯祐三


━畑中純「まんだら屋の良太」


━畑中純「宮沢賢治の世界」


━奇想と純心の天才!五十嵐大介


━完全版!武満徹の世界


━声のない言葉 村里の猫と二人の女


━『宮沢賢治2006・銀河鉄道の夜』


『幾何楽堂』小坂憲正のDOOR曼荼羅


三遊亭京楽 独演会!


幻想画家の女王Leonor Fini


いい女列伝 伝説の名女優!太地喜和子


滝田ゆう


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喜和子RETURNS 2!


飢餓海峡冬景色


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堀江康子in幾何楽堂


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高橋竹山


『日本製少年』


福島泰樹


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AKIRA オープニングパーティーライブ


AKIRA 祈りプロジェクト 


AKIRA ART


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太地喜和子RETURNS!其ノ弐


映画の<伝説的現在形>洋画篇


━ビクトル・エリセ『ミツバチのささやき』


━『ベニスに死す 』


━フランソワ・トリュフォーの世界


━『1900年』


━『ブラザー・サン シスター・ムーン』


━ジョン・カサヴェテスの世界


━『フォロー・ミー』ミア・ファロー


━『バベットの晩餐会』


━『欲望 Blow-Up』


━『ルシアンの青春』


━ジプシー音楽映画『ベンゴ Vengo 』


━『コヤニスカッツィ』


━『ストレンジャー・ザン・パラダイス』


━『トーク・トゥ・ハー』


.━『愛の嵐』から『まぼろし』へ


━『マルキ・ド・サドの演出のもとに・』


━ヴェルナー・ヘルツォークの世界


━『恋するガリア』


━『スモーク』


━アラン・タネール『白い町で』


━『MADREDEUS』


Rene Marie & 宮本貴奈


活動を再開している大西順子


ペンギン・カフェ・オーケストラ


フランソワ・ド・ルーベ


Le Samourai


━ロベール・ブレッソン『やさしい女』


━『灰とダイヤモンド』


トラン・アン・ユン監督作品『夏至』


リチャード・ブルックス


ピロスマニ


アルノー・デプレシャン


エミール・クストリッツァ


ケネス・アンガー


ジャンヌ・モロー


アリエル・ドンバール


パリのめぐり逢い


@憂我なる<MUSIC LIFE> @


━【武満徹の世界】


━【コヤニスカッツィ】フィリップ・グラス


━【セルジュ・ゲンズブール】


━【ペンギン・カフェ・オーケストラ】


━【チェット・ベーカー】


ー【バディ・デフランコ】


━【寺井尚子】


━【木住野佳子】


━【ビル・エヴァンス】


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━【秋吉 敏子】


━【加藤登紀子】


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━【ビル・チャ-ラップ】


━【エディ・ヒギンズ】


━【ジョルジュ・ムスタキ】


━【セルジオ・メンデス】


━親爺握手自慢高嶺乃花美女百景


━【ウテ・レンパー】


━【アンリ・サルヴァドール】


『市川雷蔵』


◇完全版!セルジュ・ゲンズブール◇


ジプシー音楽映画『ベンゴ Vengo 』


ステファン・グラッペリ


Singer & the Song


「トーク・トゥ・ハー」


フィリップ・グラス続編


♪シャーロット・ランプリング♪


グレンダ・ジャクソン


富樫森監督3作品!


『ベニスに死す(1971) 』


サイモン&ガーファンクル


『1999年の夏休み』


中島丈博『おこげ(OKOGE)』


矢崎仁司『三月のライオン』


寺島しのぶ『ヴァイブレータ』


■モーリス・ベジャール■


アンダグランド


フランソワ・トリュフォー


宮本貴奈トリオ


広島


<水源の森コンサート>


加藤登紀子コンサート 8/15


森田童子


「ソイ・アナ......私はアナ」


『ヴェルーシュカ 変容(veruschka)』


佐伯祐三


友川かずき


MACROBIOTICS CAKE 


『1900年』ベルナルド・ベルトルッチ


木住野佳子


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親爺握手自慢高嶺乃花美女十景


林英哲


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ジョン・カサヴェテス


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シャーロット・ランプリング


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リチャード・ブルックス


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カレンダー

全10件 (10件中 1-10件目)

1

憂我なる<CLASSIC LIFE>

2010年08月07日
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  • バロック音楽のひととき
    ~王侯貴族たちに愛された音楽~

    日時 9月5日(日)
    開場15:30  開演16:30 終演17:00 
    料金 3,500円(1ドリンク付)

    レストラン「イル・カンタジロー」 ジローコレクション
    栃木県宇都宮市上戸祭3007-22 

  • TEL.028-622-1144

    終演後にビュッフェディナー 1,680円からお楽しみになれます。どうぞ御利用くださいませ。

    B95.jpg

    廣海 史帆(バロックヴァイオリン)


  • 東京藝術大学音楽学部器楽科を経て、同大学大学院修士課程古楽科を修了。これまでに、佐々木晶子、久合田緑、田中千香士、原田幸一郎、若松夏美、アレッサンドロ・モッチアの各氏に師事。第 54回全日本学生音楽コンクール大阪大会高校の部第 3位。2002年、原村室内楽セミナーにて、緑の風音楽賞受賞。第 22回古楽コンクール〈山梨〉最高位、併せて栃木・蔵の街音楽祭賞受賞。2007、08年、パリ・シャンゼリゼ管弦楽団より奨学金を受け、サント・ヨーロッパ音楽アカデミーに参加。バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ等の公演・録音に参加している。

    水内 謙一(リコーダー)


  • 東京芸術大学音楽学部楽理科卒業。在学中に音楽学を専攻する傍らリコーダー演奏の研鑚を積む。2003年よりドイツのケルン音楽大学に留学。2008年に同大学ディプロマ課程リコーダー科を卒業し、演奏家ディプロマを取得。その後同大学国家演奏家資格課程にてリコーダーを専攻。同時に古楽アンサンブルを専攻し、2009年に同大学同専攻を卒業。渡欧中はケルンを中心に、ソロやアンサンブルで演奏活動を行う傍ら、リコーダーの指導にあたる。2009年に日本へ帰国。帰国後は各地で活発に演奏活動を行うほか、指導にも力を注いでいる。
    リコーダーを向江昭雅、ドロテー・オーバーリンガー、カリン・ファン・ヘールデンの各氏に師事。室内楽をライナー・ツィッパリング、ケティル・ハウグサントの両氏に師事。

    村上 暁美(チェンバロ)

    上野学園大学音楽学部器楽学科チェンバロ専攻卒業、桐朋学園大学音楽学部研究生古楽器専攻修了。ドイツ・ケルン音楽大学演奏家ディプロマ課程チェンバロ科を最優秀の成績で卒業し、ディプロマを取得。その後同大学国家演奏家資格課程へ進み、ドイツ国家演奏家資格を取得。ケルンを中心に各地でソロやアンサンブル、オーケストラのソリストとして活発に演奏活動を行う。またケルン音楽大学、ヨーロッパ各地の講習会等でコレペティトゥーアとして学生の指導にあ
    たる。2009年から日本へ拠点を移し、各地で活発な演奏活動を行っている。
    チェンバロおよび通奏低音を渡邊順生、シェティル・ハウグサンの両氏に、またアンサンブルをライナー・ツィッパリング、コンラート・ユングヘーネルの両氏に師事。2009年古楽コンクール(山梨)チェンバロ部門において最高位を受賞。


    御予約は
    :イル・カンタジロー 028-622-1044  

  • CAT-O OFFICE/加藤 080-3583-1203







最終更新日  2010年08月07日 14時27分56秒
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2009年02月20日


「夜の歌~2つのヴァイオリンとピアノによるコンサート~」

in IL.CANTAJIRO

2009年3月22日(日)16:00開場 16:30開演

渡邊弘子(vn) 渡邊多佳子(vn) 横山博(pf)

栃ナビ「夜の歌~2つのヴァイオリンとピアノによるコンサート~ in IL.CANTAJIRO」



愛の挨拶 エルガー
夜の歌 エルガー
朝の歌 エルガー
レントより遅く ドビュッシ-
美しき夕暮れ ドビュッシ-
子守歌 フォーレ
ハバネラ ラヴェル
フォーレの名による子守歌 ラヴェル
ツィガーヌ ラヴェル


子供の夢 イザイ
母の教え給いし歌 ドヴォルザーク


花のワルツ チャイコフスキー
私のお父さん プッチーニ
タンゴ アルベニス
ツィゴイネルワイゼン
(二台Vnバージョン) サラサーテ









最終更新日  2009年02月22日 21時11分13秒
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2008年12月10日

「山口理絵Christmas Live in IL.CANTAJIRO」

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栃ナビ「山口理絵Christmas Live in IL.CANTAJIRO」

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最終更新日  2008年12月18日 18時37分58秒
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2008年02月01日

Everyday,Music from The Penguin Cafe Orchestra in the Sunday morning





「室内環境弦楽奏団風クールミント不思議サウンド……」



◇The Penguin Cafe Orchestra◇
ペンギン・カフェ・オーケストラ (The Penguin Cafe Orchestra)
イギリスの故サイモン・ジェフス Simon Jeffes(1949-1997)のプロジェクトで、70年代半ばにブライア・イーノの主催するオブスキュアレーベルからデビューして注目を集めました。
ヴァイオリン、オーボエ、ヴィオラ、チェロ、ウクレレ、アコーディオンなど、いろいろなアコースティック楽器の組み合わせで心休まる音楽を奏で、その音楽性は「室内環境弦楽奏団風クールミント不思議サウンド……」と称されていました。ミニマルなサロンミュージックともいえるかと思います。サイモン・ジェフスの音楽的好奇心はエレクトロニクス音楽、実験音楽、民族音楽にあったようですがインタビュー映像のなかでクラシック音楽への回帰をほのめかしていました...。サイモン・ジェフスが他界して数年経ちますが、この民族音楽を隠し味にした独特の不思議系サウンドの後継者はいつか現れるでしょうか?


秀逸なジャケット集をお楽しみください!
Drawing and painting by Emily Young



Simon Jeffes’s gravity-defying ensemble serves up a compilation of 19 tracks dating back to 1976. A great primer for beginners, this includes marvels of wit and construction like "Telephone & Rubber Band" and "Music for a Found Harmonium" (which is also heard here in a version by Celtic group Patrick Street). --Jeff Bateman





ペンギン・カフェ ペンギン・カフェ
そこは ぼくらの人生があるところ ほかには 何もないけれど
きみの乾きをいやすものは ちゃんと テーブルの上におかれている
きみに それを持ち上げる力があるならば
それは 自ら重さを和らげるだろう
そうすれば きみは
それを手にすることができる
もし きみに その力が無いのなら
ペンギン・カフェへ いらっしゃい
                    サイモン・ジェフス 1972.6









◇Simon Jeffes◇
リーダーの Simon Jeffes は1997年12月11日、脳腫瘍のため49歳の若さでこの世を去りました。





「MUSIC FOR A FOUND HARMONIUM」 Simon Jeffes




LD『帰ってきたペンギン・カフェ』
ロイヤル・バレエ団 イザイア・ジャクソン指揮
コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団





ekato


I am Penguinist !
One more,a cup of coffee !






最終更新日  2008年02月01日 10時28分45秒
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2004年12月24日
 

★Merry Christmas★



ひそかに楽しみにしてくれてた方へ愛をこめて…



○o。『親爺握手自慢高嶺乃花美女十一景』見れば判る!。o○
☆J-Classics&Jazzの女神達☆可愛いだけじゃダメかしらん.............!?
【総集編】




○o。 木住野佳子 。o○



”ユー・アー・ソー・ビューティフル&エレガント”

cl1

○o。 奥村 愛 。o○



貴女の「愛のあいさつ」に泣きました!素晴らしい!可愛いいだけじゃない!真に感動させる実力派!







○o。 増田いずみ 。o○ 「ヒール・マイ・ハート」 IZUMI MASUDA (ソプラノ)

ポップ・オペラという自らのシーンでの活躍を繰り広げる気鋭のディーヴァ、増田いずみ。結婚おめでとう!

a7



名付けて魅惑のジャズフェロ(JAZZ FHEROMONE)1000%!!!



○o。 寺井尚子 。o○

J-JAZZ界大輪の花!絶好調!2004BEST LIVE ACT!(UPを待て!)

cl5

○o。 上松美香 。o○

立っても座っても喋ってもモー娘!一年間の武者修行の成果は如何に!J-WORLD?を背負う逸材!

cl3

○o。 高嶋ちさ子 。o○



実は人妻だった!カジュアルクラシックの名花!

cl4

○o。 加羽沢美濃 。o○



ちさ子の突っ込み美濃の天然ボケ!美濃も人妻だった!天才ピアニストは始動する!

cl6

○o。 三村奈々恵 。o○

バークレー講師もやってるマリンバ娘!ちょと生意気。

cl2

○o。 川井郁子 。o○

昨年二度もお会い致しました。...ふ。
ご存知レッド・ヴァイオリン!



○o。 高木 綾子 。o○ Ayako Takagi <フルート>

高木綾子さんは演奏中ほとんど瞳を閉じていて観客席の方をほとんど見ませんでした。時折、その大きな目が見開かれても宙に向けて注がれるのみなのが印象的でした。自身の内側に意識を集中させたいというようで、とても真摯な演奏態度でした。MCはなく喋ったのはアンコールの曲目紹介の時だけで凄い集中力を感じましたし、フルートという楽器を通して高木綾子が込めている思いが伝わってくる秀演でした。まさに、実力派だと実感しました。



○o。 宮本貴奈 。o○



宮本貴奈トリオの初のライブ盤「ライブ イン アトランタ」が完成!
注目のQuentin Baxter(ドラムス)との白熱LIVE。



○o。 山中千尋 。o○






















名付けて魅惑のロリジャズ(LOLITA JAZZ)1000%!!!
愛ちゃんと千尋どっちの方が可愛いかな?U^ェ^U

ekato

運命の女神は、とてもやさしいひと。
愛する者たちが、胸にしまっておいた願いごとを
きっと、かなえてくれる。
「When You Wish Upon A Star.」




もうすぐお正月!! みなさま、張り切ってまいりましょー。おカラダ大切に~。美貌も才能も磨かなきゃソン!踊り子さんにはお手を触れないようお願いします(ちょっと路線が違うかァ)。













最終更新日  2004年12月24日 23時19分02秒
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2004年12月12日



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◇古楽のすすめ!時空を越えたアコースティック・サウンド◇
◇つのだたかし 益子ZONE STARNET CONCERT◇

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◇つのだたかし最新作「時どき静かに」◇
シェイクスピアの時代のリュートやその祖先にあたるトルコのラウタやアラビアのウード、古い小型の19世紀ギターを使いルネサンス時代の音楽、カタロニア民謡、自らのオリジナル曲などを演奏。



「肩からリュートをぶら下げてもう何百年もあちらこちら、中世から現代まで。時間もジャンルもとうに越えてしまった。この銀色の円盤には私がこの旅の途中で見つけた曲、自分でこしらえた曲などがあれこれ入っている。」



◇つのだたかし益子ZONE STARNET CONCERT◇


◇古楽のすすめ!時空を越えたアコースティック・サウンド◇◇不思議中世嬉遊楽団・タブラトゥーラ/つのだたかし & アンサンブル・エクレジア/波多野睦美」◇

も合わせてご覧ください。




◇つのだたかしZONE STARNET CONCERT◇
2004年12月11日(土)

古楽器アンサンブル・タブラトゥーラをベースに、古楽にとどまらないユニークな演奏活動を行なうリュート奏者つのだかたしさんのリュート・ソロ・コンサートに行ってきました。
最初、古楽という言葉の持つ学究的なイメージどおりのコンサートで少し緊張してましたが、演奏が始まるとすぐにリュートの音色が静かに心を満たしはじめリラックスさせてくれます。その淡くノスタルジックな趣の音色は、聴き手を優しく包み込むシルクのような感触です。リュートの奏でる音の響きが、しみじみとした郷愁感を醸しだし、こういう素朴で美しい旋律、たまらないですね。飽きないです。
今回は前半がイタリアの古曲、後半がイギリスの古曲で約70分ほどのリュート演奏でした。終始、真摯な演奏で何度も調弦に時間をかけ「調弦40年」という説明もありました。トークも誠実なお人柄でリュートという楽器の解説もとても興味深く楽しかったです。
アンコールでつのだたかしさんの歌が入りました。チリの「新しい歌(ヌエバ・カンシオン)」運動の旗手であり、1973年9月11日のチリ・クーデターに巻き込まれて死亡した歌手ビクトル・ハラ(Victor Jara1938-1973)の「アマンダの想い出」という歌です。つのださんの歌声はホント絶品でした!リュートの奏でる音の響きが、しみじみとした郷愁感を醸しだし、つのださんの素晴らしい歌声と相俟って思わず心動かされ涙がでそうになりました。静かでおだやかながら確固たる歌声、すべてが心地よく、自分が求めていたものを満たしてくれるかのような感動的な歌でした。



●つのだたかし(リュート)●
世界的リュート(古典的な撥弦楽器)奏者。ケルン音楽大学リュート科卒業。ルネサンス/バロック時代のリュート独奏、歌曲の伴奏、バロック時代のオペラなどを得意としている。その淡くノスタルジックな趣の音色は、聴き手を優しく包み込むシルクのような感触。--疲れた体をまったりとリラックスさせてくれる。《タブラトゥーラ》《アンサンブル・エクレジア》を主宰。自らのCDレーベル『パルドン』から数多くの古楽CDをリリース。ソロ、リュート歌曲、タブラトゥーラでの世界各地でのコンサート活動のほかに、古典歌曲のセミナーや舞台のプロデュースを手がけている。漫画家のつのだじろうさん、音楽家のつのだひろさんとはご兄弟です。



<リュート LUTE>
形は異なりますがギターと調弦法・奏法が似た撥弦楽器です。18世紀中頃まで、西洋音楽でもっとも重要な独奏・伴奏楽器の一つでした。とくに鍵盤楽器が発達する前は重要でしたが、それだけでなく、音色・強弱の大胆な変化をもっているので尊重されたのです。共鳴胴の形や糸倉が大きく曲がっているなどで判るように、起源は中近東で、それが東方に渡り琵琶になり、西に行ってリュートになりました。しかし、西洋では琵琶とちがい、極端に軽量な構造を目指し、ふるえるような共鳴を尊ぶ楽器に発展してゆきました。(学校法人上野学園 HPより転載させていただきました。)



◇タブラトゥーラ/TABLTURA◇

「タブラトゥーラの音楽は放浪している。時空を超えた気まぐれな放浪者はいつか不意と姿をくらまし、またいつかとんでもない時代の思いがけない場所に出現する。
放浪記 つのだたかし」



「放浪~Vagabondaggio~」

「素晴らしい染絵ジャケットのArtworkは望月通陽(もちづき・みちあき)さん!
シンプルなラインは、生命の力強さに満ちて、天然の草木染ならではの、とっても落ち着いたこの色合いがとても良いでしょう!スローライフに徹し、大地・自然と共にシンプルに「生きる」ことをよろこび、感謝する、羊飼と羊たちの生み出した「詩=うた」のようにも見えますね。ぬくもりのある古楽器の響きを感じさせてくれます。」



つのだたかし、田崎瑞博、近藤郁夫、江崎浩司の4人による古楽器バンド。ヨーロッパの古楽器を使って、変幻自在・不思議な音楽を聴かせる世界に類を見ないアンサンブル。中世音楽といってもそのステージでは突然ロックンローラーは飛び出すわ、手品は出るわ、皿回しは出るわ、不気味な仮面男は登場するわ、ステージを重ねるごとに団員達の面白おかしい「ショー・タイム」を持つに至ったタブラトゥーラの音楽は古楽という言葉の持つ学究的なイメージからはほど遠い、文字通り音を楽しむ音楽の喜びに満ちたユニークなグループなんです。ダンスミュージックというか踊り出したくなる曲も多く、古楽の楽器を持った大道芸人たちみたいで楽しいです。



1984年の結成以来、北海道から沖縄まで日本各地でコンサートを開催。国際交流基金の助成・主催でカナダ・イタリア・南アジア・中近東など世界各地へも演奏旅行を行い、国際的にも活躍。タブラトゥーラは舞台の面白さでも人気ですが、CDではもう少しストイックな洗練された音を聞かせてくれます。



「タブラトゥーラ1st」
中世・ルネサンスの舞曲を収録した幻のデビューアルバム!(廃盤)



「タブラトゥーラ 5」(廃盤)



「タブラトゥーラ 4」(廃盤)



「蟹」
この超激電脳時代に中世から突然変異をおこして出現した現代の吟遊詩人タブラトゥーラ!ドイツの名門レーベル《テルデック》からインターナショナル・リリース!



「サリー・ガーデン」
グリーンスリーヴスなど遠い時代から歌い継がれてきたイギリスのフォークソングを中心に。





ekato

「終演後、少しつのださんとお話することができビクトル・ハラの歌について御礼をいいましたら、とても照れくさそうにどうもありがとうという言葉と温かい瞳がかえってきました。彼の音楽にで会って本当に良かったと思います。
リュートという楽器からしか聴けない、静かな音の響きに聞き惚れていると、『吟遊詩人』という言葉が、つのださんにはふさわしいなと思いました。」







最終更新日  2004年12月12日 12時33分53秒
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2004年09月24日
CAT-O


■『モーリス・ベジャールとジョルジュ・ドン』■
~すべては過ぎ去り、飽きられ、壊れる~
■前篇■








◇モーリス・ベジャール Maurice Bejart◇
男性ダンサーが中心となる踊りの迫力、両性具有のエロティシズム、祭儀にも通じる観客との共振性で、二十世紀半ばの舞踏界に大きな衝撃を与え、まだ女性中心であったバレエ界を震撼させ、その後の流れを変えた。全裸を思わせるボディタイツを身に着けた男女同数の群舞が豊穣な性の力を誇示し観客に大きな衝撃を与えたが、それはまた同時に、舞踊がほんらい持っていた根源的な力を告げ知らせることでもあった。  



『アダージェット モーリス・ベジャールの時間(81・仏)』
監督:フランソワ・レシャンバック
出演:モーリス・ベジャール、ジョルジュ・ドン、森下洋子



現代バレ工界最高の振付家モーリス・ベジャールと彼の主宰するベルギー国立20世紀バレエ団の生の姿を捉えたバレエドキュメンタリー!(1981)



<モーリス・ベジャール Maurice Bejart>

コリオグラファー(振付家) 1927年1月1日生まれ
ベジャール・バレエ・ローザンヌ主宰
舞台芸術としてのバレエを、思想の表現しうる器にまで高めると同時に、長い間見失われていた舞踊の始原的な力を一挙に回復せしめ、舞踊のみならず、他の芸術はもとより、文学、思想の世界にまで影響を及ぼしている20世紀を代表するコリオグラファー(振付家)である。日本文化への関心は深く、来日公演も数多い。東京バレエ団のために仮名手本忠臣蔵を題材にした 『ザ・カブキ』、三島由紀夫の生涯に想を得た『M』などを振付けている。



出演はベジャールの他に、20世紀バレエ団の花形ダンサー、ジョルジュ・ドン、日本のプリマドンナ、森下洋子、現在ではバレエ団から離れているショナ・ミルク、パトリス・トゥーロン、ヤン・ル・ガックほか。



■ストーリー■
稽古場、劇場、街へ。時空を越えてモダンバレエの巨匠モーリス・ベジャールの創作現場を追う。稽古場で新たな作品についてダンサーに説明をするベジャール。ブリュッセルの王立モネ劇場での舞台リハーサル。ヴェニスのダンス・フェスティヴァルに向けて、次第にベジャールとダンサーたちの気持ちが高ぶってゆく。仮設舞台が運河を下りサン・マルコ広場に辿り着く。



現代のシャーマン、ジョルジュ・ドンの迫力のダンス、観客の熱気とともに、街全体が一つの感動に包まれてゆく。ダンサーに鋭い眼差しを向け、壮大な演出を生み出し続ける振付家モーリス。



ベジャール・バレエの真髄『エロス・タナトス』、森下洋子のために創られた『ライト』、オペラ「ポルティチの押唖娘」を題材にした『ラ・ミュエット』や、ジョルジュ・ドンの『アダージェット』と『ボレロ』は何れも抜粋のみです。バレエ映像ではなくドキュメンタリーですのでご注意ください。かなりお高いDVDですので特典映像としてつけてくれればモアベターなんですがね。なぜかベジャールの映像は少なくて、輸入DVDでも数えるほどしかありませんが、国内盤DVDは他には『二十世紀バレエ団の芸術(フィリップス 品番: UCBP-9006 )』(ラヴェル:ボレロとマーラー:交響曲第5番~第4楽章"アダージェット"収録!在庫僅少!)と『ベジャール「くるみ割り人形」(キング 品番: TDBT-0067 )』があります。ビデオは廃巻ばかりで私も2種類しかなく探しております。お持ちの方ぜひご一報お願いいたしますネ。



『二十世紀バレエ団の芸術』

「舞踏は過ぎてゆく瞬間にのみ存在し、過ぎ去った時には意味が無い。自分の死と共に、自分の振付も消えてほしい」
と言うベジャールは、世界中の多くのオファーにもかかわらず、作品のビデオ制作をかたくなに拒んできた。それは、作品のビデオ化が単なる平板な記録に堕することを恐れたからという。



<ジョルジュ・ドン>







クライマックスは、マーラーの交響曲第5番4楽章(アダージェット)。

さらに、さらに、さらに
ジョルジュ・ドンといえば.........。これ、これです!



『愛と哀しみのボレロ(1981)』







最終更新日  2004年09月24日 22時45分59秒
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2004年09月23日
CAT-O


■『モーリス・ベジャールとジョルジュ・ドン』■
~すべては過ぎ去り、飽きられ、壊れる~
■後篇■








◇モーリス・ベジャール Maurice Bejart◇
男性ダンサーが中心となる踊りの迫力、両性具有のエロティシズム、祭儀にも通じる観客との共振性で、二十世紀半ばの舞踏界に大きな衝撃を与え、まだ女性中心であったバレエ界を震撼させ、その後の流れを変えた。全裸を思わせるボディタイツを身に着けた男女同数の群舞が豊穣な性の力を誇示し観客に大きな衝撃を与えたが、それはまた同時に、舞踊がほんらい持っていた根源的な力を告げ知らせることでもあった。

さらに、さらに、さらに
ジョルジュ・ドンといえば.........。これ、これです!



『愛と哀しみのボレロ(1981)』




監督・脚本 クロード・ルルーシュ

振り付け モーリス・ベジャール 撮影 ジャン・ボフティ
音楽 フランシス・レイ&ミシェル・ルグラン
出演 ジョルジュ・ドン/ロベール・オッセン/ニコール・ガルシア/マニュエル・ジェラン/ジェラルディン・チャップリン/ジェームズ・カーン/マーシャ・メリル



とにかくラストのボレロの素晴らしさにつきます。
国籍の違う4人の音楽家たちの1930年代後半から現在に至るまでの激動の人生を描く。4人のモデルとなったのはヘルベルト・フォン・カラヤン、グレン・ミラー、ルドルフ・ヌレエフ、エディット・ピアフ。
運命の糸にあやつられるようにこれらの芸術家たちが、81年のパリ、トロカデロ広場に一同に会して、一つの曲ラベルの“ボレロ"のもとに結集される。



DVDのチャプター49!
もう何度観たか知れやしません。圧巻とはまさにこのこと!鳥肌が立つ感動!
エッフェル塔を背にしたトロカデロ広場の円形ステージで勇壮に、ひたすら盛り上がり続ける”ボレロ”を踊りきるジョルジュ・ドンの素晴らしさ!まさに迫真の美!GREAT!
この感動のもと、瞬間であれ全世界の人間を一つにする最高の偉大な芸術の姿が刻まれています。至福の瞬間!!!!!





<ジョルジュ・ドン>

1947年2月25日アルゼンチンのブエノスアイレス生れ。4歳の時にバレエを始めテアトロ・コロンのダンスアカデミーで伝統古典舞踊を学ぶ。
16歳で単身ベルギーに渡り、二十世紀バレエに入団した。その後、ベジャール作品の最も重要なダンサーとして「我々のファウスト」「ニジンスキー・神の道化」「愛が私に語りかけるもの」「わが夢の都ウィーン」「マルロー、あるいは神々の変貌」「ディオニソス」など、ほとんどすべての作品に出演。1976年二十世紀バレエ団の芸術監督になる。
ベジャールのボレロも、最初は女性ダンサーを主軸に創作されたものだが、
1979年にジョルジュ・ドンが踊ったときから、まるでこの踊りは彼のためにあるかのようになってしまった。1981年クロード・ルルーシュ監督の「愛と哀しみのボレロ」にダンサーとして出演し、一躍有名になる。彼の踊る「ボレロ」は一度見たら決して忘れられない舞台。
1988年にはヨーロッパバレエ団を結成、しかし、それは長く存在しなかった。1989年コネックス財団にて最も優秀な男性ダンサーの一人に選ばれる。
1992年11月30日ベジャール芸術の第一の体現者といわれたジョルジュ・ドンはエイズにより世を去った。

「ベジャールという名の私の一部は、ドンとともに死んだのだ」
(「モーリス・ベジャール回想録 誰の人生か?―自伝・」)







【6/19~上映中】
『ベジャール、バレエ、リュミエール』

監督:マルセル・シューバッハ
プロデューサー:ジャン・ルイ=ポルシェ、ジャラルド・ルイ

出演
モーリス・ベジャール、ジル・ロマン、エリザベット・ロス、小林十市、クリスティーヌ・ブラン、 ジュリアン・ファヴロー、カトリーヌ・ズアナバール、カルリーヌ・マリオン、オクタヴィオ・スタンリー、アラン・ファリエリ、ロジャー・カニンガム、ステファン・ブルス、ティエリーデバル、マーティ・ヴィデル、長谷川真理子、那須野圭右、ほかモーリス・ベジャール・バレエ団のダンサー
<2002年ヴェネチア国際映画祭特別招待作品>




映画『ベジャール、バレエ、リュミエール (2002)』は未見です。原題は「ベジャールのB」。これは新作『リュミエール』の中で使われる曲がバッハ、そして友人だった2人のシャンソン歌手バルバラと(ジャック)ブレルのものであることから。





『くるみ割り人形』
ベジャールの言葉どおり、「万華鏡を覗くような極彩色のきらめきと楽しさに溢れた舞台」です!

ekato
YOKO MY LOVE


「映画『愛と哀しみのボレロ』(監督:クロード・ルルーシュ)の感動的なクライマックス!観てくださいネ!それにしてもジョルジュ・ドンもエイズにより世を去ったんですね。CAT-Oでご紹介するアーティストには...多いですネ!」 (´-`).。oO

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最終更新日  2004年09月24日 22時54分28秒
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2004年03月09日



タグ・エラーが起きる為◇スティーヴ・ライヒ◇ でご覧ください。



<ジョン・ケージ /John Cage (1912-1992)>
従来の音楽の在り方を否定するような「偶然性の音楽」あるいは「無音の音楽」などを提示し、現代音楽界にケージ・ショックと呼ばれる大きな波紋を巻き起こした。今世紀最大の前衛音楽作曲家。

「過去は発明されなければならない。未来は改訂されなければならない。その二つの行為が現在を作る。発見は決して終わらない」
                          -ジョン・ケージ



ミニマル・ミュージックの代表的傑作!
スティーヴ・ライヒ「18人の音楽家のための音楽」<1996年デジタル再録音盤!>

一日中耳にしてても良いくらい気持ちがいい音楽が今流れています。私にとって最良のリラクゼーションミュージックです。マリンバによってさざ波のように刻まれる一定のパルスが、時間をかけてリズムと音色を変えながら複雑な構造を生んでゆきます。「反復」を用いて作られたどこまでもアコースティックな音世界はやがて不思議なグルーヴ感を生み出してきてとても心地良いですよ。トリップ感のなか聴こえてくる女声も鳥の囀りのようです。他の電機処理されたアンビエント・ミュージックでは得られない何かがあるように思います。リラックスの度合いが違う。それはやはりこの音楽が生演奏で録られたものだからなんじゃないかなあと思います。 用いられているのはヴァイオリン、チェロ、2本のクラリネット、4つの女声、4台のピアノ、3台のマリンバ、2台のシロフォン、メタロフォン。全ての楽器はアコースティックで、声と幾つかの楽器をマイクで増幅する以外は電気的な処理は行われない。アップ・ビートとダウン・ビートをマリンバ奏者が、別々に叩き分けることで、さざ波のようなビートが生まれる。もちろん、シンセなどは使用されておりませんが、シンセのあの気持ちの良い浮遊感を思い浮かべていただいて結構。まさにジャケ写のようなアンビエントな音楽です。湖水を泳ぐ白鳥のように美しい音楽でも水面下では....なんですねえ。演奏者は大変です。一時間以上途切れることなく演奏しなければなりませんから、演奏者は過酷な演奏を強いられているわけです。この1996年のデジタル再録音盤の方が旧録より圧倒的に素晴らしい音楽となっています!CDとレコードの音を聞き分けられる人には、アコースティックな反復のおりなすミニマルの快感というものが音楽の楽しみとしてあるように思いますよ。



ライヒ自身の言葉によれば
「ブランコを引いて、手を放す。そして、ブランコの揺れが次第次第に止まってゆく様子を観察する。砂時計を逆さに置き直し、砂が緩やかに下へ流れてゆく様子を見守る。波打ち際の砂に立ち、波によって徐々に足が砂に埋まってゆくのを見、聴き、感じる」
と。自分の音楽を聴いたり演奏することを、このような言葉で表しています。

■ミニマリズム■
minimalism(英)Minimalismus(独)minimalisme(仏)

<最低限の(ミニマルな)素材から引き出される最大限の(マクシマルな)多様性>

いわゆるミニマル・ミュージックは基本的に特定のごく短いフレーズを何度も反復することで特異な印象を産みだしてゆく音楽で、一見すると非常に単純な面白みのない音楽と思われるかもしれませんが、しかし、そのフレーズは反復されていくに従い少しずつ変化していくため、その結果、単純なフレーズからは想像できないような万華鏡にも似た多彩な音の空間が生み出されるのです。この最低限の(ミニマルな)素材から引き出される最大限の(マクシマルな)多様性こそ、この音楽の特徴であり、大きな魅力であると言えると思います。音楽的にも宗教的にも古代の音楽理論に通じる部分が多く、時にはスピリチュアルとさえいえる。”現代音楽”の中では少なからずロックと関わり合いのあるこのジャンルの音楽家として、スティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラス、ラ・モンテ・ヤング、テリー・ライリーらがあげられます。この四人は何れもコンポーザー=パフォーマーでもあり電気楽器の使用などテクノロジーの影響、メディアとの関わりを意識的に持っています。つまりは、クラシックをリスペクトしながら現代音楽とロックとの間を行ったり来たり、映画音楽や映像作家とのコラボレーション的活動も活発になって映像と音楽をシンクロさせてきています。ヤングやライリーではインド音楽などにある持続音/ドローンの変わりに反復音型が使われ、ライヒやグラスでは、音型そのもののゆっくりした変化が重要視されます。



あのマイケル・ナイマンによる一連の評論活動の1974年の著作『実験音楽――ケージとその後』で彼は,彼ら4人の音楽を「ミニマル・ミュージックminimal music」の名称のもとに、
「音響運動の領域を絶対的な…最小限に切り詰めるだけでなく,…素材を,主として反復的で,高度に制御された手順で扱う」
ものとして,より厳密に定義しています。




<ラ・モンテ・ヤング & テリー・ライリー>

彼ら四人の音楽やアーティスティックな活動は、いわゆるプログレッシブ・ロックやポピュラー・ミュージックでも取り上げられることが多く、ブライアン・イーノ、マイケル・ナイマン、クラウス・シュルツ、タンジェリン・ドリームアシュ・ラ・テンプル、クラフトワーク、クロノス・カルテット、ペンギン・カフェ・オーケストラらミニマル・ミュージックの影響下にあるアーティスト達の活動は常に新たな表現方法を模索し続けています。そこには伝統的なジャンルを超越して、実験的な試みを恐れないユニークな音楽哲学が貫かれています。ミニマル・ミュージックの音楽性はポピュラー・ミュージックとの隣接域にあり、ジャズ/フュージョンやロックにまで及ぼした影響の深さは計り知れないのです。


.....................

「音楽の伝統は近代ヨーロッパに始まるのではない・・・メロディとハーモニーの無限の可能性を秘めた微妙な変化は、失われてしまった昔の貴重な財産の一つである」
                          -ハリー・パーチ



進化し続けるライヒの音楽を総括するメディア・ミックス作品!
『スリー・テイルズ / スティーヴ・ライヒ』
(DVD付き:Steve Reich/music Bery Korot/videoミュージック・シアター作品)2003年度レコード・アカデミー賞(現代曲部門)受賞

ブラッド・ラブマン指揮/スティーヴ・ライヒ・アンサンブル、シナジー・ヴォーカルズ

第1部〈ヒンデンブルグ〉 より ニーベルングのツェッペリン 他
第2部〈ビキニ〉 より 空に立ちのぼる雲(パート1) 他
第3部〈ドリー〉 より クローニング 他



ミニマル・ミュージックの先駆者、スティーヴ・ライヒによるデジタル・ビデオ・オペラ。音楽、映画、写真、ビデオ、テキストを一つのフレームのなかで自在に組み合わせた新しい作品で、20世紀の社会的な出来事を第1部:1937年に爆発炎上、多数の犠牲者を出したナチス・ドイツの巨大飛行船「ヒンデンブルク」、第2部:1946年に核実験に使用された「ビキニ環礁」、第3部:1996年に遺伝子工学の粋が生み出したクローン羊「ドリー」の3部構成で描いた作品で人間とテクノロジーの関係そのものを問いかける構成となっています。過去のニュース映像やインタヴューを縦横無尽に織り交ぜたドキュメンタリー色の濃い作品に仕上がってます。
ライヒは20世紀を題材としたこの作品を作るにあたって「20世紀という時代はテクノロジーが他の何にも増して人類の活動の中心を占めてきた」という考えから、これらの事例に時代の象徴を求めた。



続いてライヒは、「私たちが描こうとしたのは、人間がテクノロジーに対して抱いている多種多様な意見なのです。<ヒンデンブルク>と<ビキニ>では、当時支配的だった<進歩の歩み>という誤った信仰を感じるはずです。<ドリー>では、科学者たちが意見を述べる姿を目にするわけですが、彼らひとりひとりが自分の携わる分野に対し、実にさまざまな意見を持っていることがわかるはずです。観客は科学者や神学者が持つ人柄と意見に接し、それぞれ自分なりの結論を見いだすわけです」と言っている 。
スティーヴ・ライヒとビデオ・アーティスト、ベリル・コロット(ライヒの奥さんでもある)の共同作品で、ライヒの初めてのDVD作品です。「スリー・テイルズ」の劇場公開のヴィデオ映像を全篇収録しています。CD(59分)+DVDビデオ(66分)というダブル・フォーマットでの登場です!



<スティーヴ・ライヒ(1936-)>

ミルス・カレッジでルチアーノ・ベリオに作曲を師事したライヒは、ベリオからセリー音楽を学ぶ。 60年代初め、美術界に「ミニマリスム(最小限主義)」の流れが起る最中、複数のテープループの速度を変えて再生することで生じるモアレ効果を聴く「漸次的位相変移プロセス」という手法を開発した。
ライヒの音楽は、西欧クラシック音楽の要素のみならず、ジャズやアフリカ音楽などの構造、ハーモニー、リズムも積極的に採り入れている。
20世紀音楽史上に偉大なる功績を残した"ミニマル・ミュージック"の先駆者。60年代中期より、アフリカ/ガムラン/ユダヤなどの民族音楽から学んだ手法を巧みに取り入れながら、メロディやコードといった要素を排した極小の音と反復によって前人未到の境地を開拓する。管・弦・打・吹奏楽器を用いて、複数の人間が同じパートを奏でることにより生じる揺らぎが、時空を超越した宇宙空間を創造。楽器のみならず、声/手拍子/環境音までも素材としたテープ操作の変調と、反復/変化から引き出される極めて原始的な催眠効果は、人々の音楽に対する認識を覆したのだ。――そして60歳を越えた現在も、舞台・映画音楽/オペラにまで触手を伸ばし、新たな表現方法を模索している。如何なる最小の音とテクニックで、最大の効果とメッセージを与え得るか? ――この挑戦的な姿勢こそがアーティストの本来在るべき姿だ。



10枚組ボックス・セット『ワークス 1965-1995』の中谷美紀さんの美しいライナーノーツを全文転載させていただきましょう。

「正直なところ、ライヒのライナーノーツを書くなんて、私には分不相応なのではないかとおもい、断ろうかどうしようか迷っていました。
しかし、ライヒの紡ぎ出す音楽にたびたび心を奪われ、その果てしなく続くかのように思われる音に、いつしか遠い理想郷へ思いを馳せることもしばしば……。
日頃の恩恵に対する感謝の気持ちをライヒを愛して止まない若者のひとりとして
ここにあらわすことにしました。
1996年に来日した際のコンサートで初めて、あの何度となく繰り返される旋律たちを生で感じて、益々その思いは募るばかりです。
1時間弱に及ぶ大作『18人の音楽家のための音楽』を決して若いとは言えないミュージシャンたちが演じ上げたとき、ため息がこぼれました。
覚えていますか?
すべてが終了した後に舞台の袖から聞こえてきた
「Happy birthday to you」の大合唱を。」








最終更新日  2004年10月05日 08時39分26秒
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2003年12月07日

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武満徹の世界
『音、沈黙と測りあえるほどに』<音とポエジー>『明日ハ晴レカナ曇リカナ』

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「私はまず音を構築するという観念を捨てたい。私たちの生きている世界には沈黙と無限の音がある。私は自分の手でその音を刻んで苦しい一つの音を得たいと思う。そして、それは沈黙と測りあえるほどに強いものでなければならない。」

「私は音を組立て構築するという仕事にはさして興味をもたない。私は余分を削って確かな一つの音に到りたいと思う。」
                            ―武満 徹




<武満徹 Toru Takemitsu>


1930年10月8日、東京生まれ。おもに独学で作曲を学ぶ。日本を代表する現代作曲家。日本人作曲家として国際的に最もよく知られた存在である。作曲を師事した清瀬保ニたちの「新作曲派グループ」に所属した後、滝口修造、湯浅譲二たちと「実験工房」を結成し、人の声だけによる作品「ヴォーカリズム・カリグラフィ」などで注目された。世界中の著名なオーケストラ や音楽祭の委嘱を受けて作品を発表するなど、「世界のタケミツ」として知られる。それと同時に、100本近い映画音楽をも手がけている。名エッセイストでもあり、小説も手がけたこと がある。

1996年2月20日、癌のため死去。享年65歳。



武満自身の言葉によれば、初めて国際的に高い評価を得た『弦楽のためのレクイエム』は西欧的なものを目指したのではなく、「はじまりもおわりもさだかではない。人間とこの世界をつらぬいている音の河の流れの或る部分を。偶然にとりだしたもの」であるという。
20世紀の作曲界に屹立する武満徹は独創的な楽曲の構想力を持った音楽のみならず、文学・絵画・映画など、広い分野にわたって個性豊かな文章を残し優れた文章家でもあった。ジョン・ケージ、マース・カニングハム、ジャスパー・ジョーンズ。安部公房、一柳慧、谷川俊太郎、大江健三郎・・・これら著書に見られるビッグネームは、60年から70年代の芸術運動のもっとも前衛的な潮流に武満自身も棹さしていたことを直接的に語っている。
琵琶や尺八を交響曲に取り入れた代表作「ノベンバー・ステップス」などで知られる世界的な現代作曲家であり、現代音楽の上に、素晴らしい独創性と、東洋的な叙情性を加えた点においては日本を代表する作曲家であり、かつ20世紀を代表する作曲家である。一般的に「現代音楽」といわれるジャンルで有名であるが、親しみやすい「合唱曲」、「映画音楽」、「ギター曲」など、多岐にわたっている。むしろ、彼の愛していた音楽は、後者のような、一般に親しまれる音楽ではなかったであろうか。特に映画音楽作曲家としても高い評価を得、数々の賞を受賞。草月アート・センターで積極的な活動を繰りひろげていた。武満さんは評価が定まっても安住することがなかった。東西を超えた存在として、世界の音楽界で要請され、各国を飛び回る日々が続いていた。




『明日ハ晴レカナ曇リカナ』 (詩・曲 武満徹)

昨日ノ悲シミ
今日ノ涙
明日ハ晴レカナ
曇リカナ

昨日ノ苦シミ
今日ノ悩ミ
明日ハ晴レカナ
曇リカナ

「以前、偶々、石川セリの昔のアルバムを聴いて、自分が少しずつ、機にふれて書き溜めて来た小さな歌を、彼女にうたってもらって、なにか楽しいアルバムをつくってみたいな、と空想したことがあった。」

『翼・武満徹ポップ・ソングス~石川セリ』



「小さな空」(詩・曲 武満徹)

青空みたら
綿のような雲が
悲しみをのせて
飛んでいった

いたずらが過ぎて
叱られて泣いた
こどもの頃を憶いだした

夕空みたら
教会の窓の
ステンドグラスが
眞赤に燃えていた

夜空を見たら
小さな星が
涙のように
光っていた




『アルフォンシーナと海』

メゾ・ソプラノ波多野睦美。リュート奏者のつのだたかしと組んで、プーランク、ピアソラ、武満徹など近現代の歌曲を歌ったアルバム。武満作品は「小さな空」「三月のうた」の二曲収録。
この古楽のスペシャリスト波多野睦美さんのうたうたおやかな「小さな空」は、武満徹さんの人間としての優しさが発露された名唱です。



「映画音楽 武満徹の世界」

1. どですかでん     
2. 燃えつきた地図    
3. ホゼ-・トレス    
4. 太平洋ひとりぼっち  
5. 化石
6. 日本の青春
7. 儀式
8. 夏の妹
9. あかね雲
10. はなれ瞽女おりん
11. 伊豆の踊り子
12. 太陽の狩人
13. 写楽
14. 不良少年

演奏.オリジナル・サウンドトラック
作曲・編曲 武満徹(13.編曲・服部隆之)
作曲家・武満徹の映画音楽作品の自選アルバム。1979年、東宝レコ-ドよりリリ-スされたLP「日本の映画音楽 武満徹の世界」に、映画音楽としては遺作となった「写楽」を加えて復刻CD化したもの。ライナ-に作曲家へのインタビュ-と映画音楽作品全リストを掲載。



作曲家武満徹の多彩きわまりない音楽活動の中で、特筆すべきは映画音楽、TV番組の背景音楽などをかなりやっていたことではないかと思います。早坂文雄の助手として映画音楽に接し、’56年『狂った果実』でデビュー。以後、同世代の篠田、大島、勅使河原宏らの作品を中心に百本近い映画作品の音楽を担当した。武満さんの映画音楽は、これまで6枚のCDに約40作品分がおさめられていたが、下記でご紹介する『武満徹全集』全5巻(CD55枚+書籍5巻)の3巻、4巻には、その倍以上の約100作品分がおさめられている。なかには、ごく少数の人しか見たことがない実験映画、記録映画などの作品もある。第5巻には、NHKや劇団四季などの全面協力を得て数々の舞台音楽、ラジオ、TV番組の背景音楽などがおさめられている。




『切腹』
監督:小林正樹 原作:滝口康彦 脚本:橋本忍 音楽:武満徹
出演:仲代達矢/岩下志麻/石浜朗/丹波哲郎/三國連太郎


「初期の映画の音声は、生演奏の音楽と効果音とセリフを同時にフィルムに焼きつける光学ダビングで、音楽だけを別のテープに録音することは、まだ行われていなかった。武満が映画の仕事を始めた頃、ようやくテープレコーダー、すなわち6ミリテープが使われるようになった。まず音楽をテープで録音し、それを映像に合わせて再生し、セリフ、効果音とミックスするというやり方である。
武満徹の映画音楽が録音されているオリジナルの6ミリテープ、我々はまずこれを捜し出すことから始めた。しかしこのテープ、映画を作る過程の素材であり、映画が完成すれば用はない。素材まで保存する映画製作会社は稀である。それでも東宝、松竹といった撮影所は、ある時期まではそれらの音楽テープをきちんと保存していた。しかしそれら素材の管理は少しずつおろそかになっていく。独立系の製作会社は、映画が完成すればそのプロジェクトは解散するというものも多く、心あるところを除いては、音楽テープの管理など程遠い現状であった。今回の調査は、まず大手の撮影所の倉庫、続いて独立プロから始められた。しかし現存する独立プロは少ない。次に当時の録音技師、音楽関係者、武満本人が手許に残していたテープを捜していく。記録映画のものとなると気が遠くなる。こうして、ようやく映画音楽のテープは集められた。選曲編集に関しては、素材の残るものは主要テ-マだけでなく、できるだけその映画音楽を構成する全要素を、映画に使われている順に、収録した。また武満自身が選曲構成して発売されたサウンドトラック盤はそのまま収録するようにした。今から20年程前、「武満徹映画音楽全集」(秋山邦晴構成、LPレコード10枚、ビクター)が出たが、この時に収録された作品で、今は元のテープがなくなっているものも多数ある。そのとき選曲、編集された作品がレコードマスターという形で残っていることは、今回の企画にあたりどんなにか助かったことか。レコ-ド化は、その後の消失の堰止めになる。
発掘、収集した音源は、現在では放送局にも見かけなくなったスイス、スチューダー製のアナログデッキにかけ、さらに不要なノイズを取り、原音に忠実にデジタル変換し、CDRに保存した。
今回の全集は、武満映画音楽の散逸を防ぐ、徹底的かつ最後の堰止めなのである。」

岩瀬政雄(本全集映画音楽リサーチ)



『心中天網島(1969)』
配給 : ATG 近松門左衛門の同名原作を「あかね雲」の篠田正浩と詩人の富岡多恵子と武満徹が共同で脚色し、篠田が監督した文芸もの、撮影は、「雪夫人繪圖(1969)」の成島東一郎が担当した。ラジオの音楽劇でも近松を取り上げたことのある武満は、ガムランやピグミーの音楽をデフォルメして、極限のエロスを表現した。

『怪談(1964)』
配給 : 東宝 小泉八雲の“怪談”より和解(黒髪)、雪女、耳無抱一、茶碗の中の話、を「甘い汗」の水木洋子が脚色「切腹」の小林正樹が監督した。楽器による演奏をほとんど使わず、加工され変質した音の響きで全編の恐怖を盛り上げた、画期的な実験作。ジョン・ケージ、クセナキスからも賞讚された武満の代表作である。

5000文字オーバーの為、未記載分をページ一覧の◇完全版!武満徹の世界◇でご覧ください!愛すみません!







最終更新日  2004年09月30日 23時32分08秒
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