2009/04/04(土)10:38
アフリカハゲコウの生態
千葉でアフリカハゲコウが逃げ出したそうで、ニュースには『優雅に舞う』という表現も使われていますが…。
20年前、ケニアに行った時にフラミンゴで有名な湖を訪れた時のことです。
その湖は、対岸が肉眼でなんとか見える程度の結構な大きさですが、
湖の浅瀬を幅10mくらいでフラミンゴの帯がぐるっと湖を一周しているほど
とんでもない数のフラミンゴが生息しています。
(湖についたとたん、空気が鳥かごの臭い)
フラミンゴをで撮ろうと湖岸に近づくと、
見通しの良い湖岸に大きな鳥が10羽ほど休んでいるのが見えました。
私たちとの距離は10mくらいしかなかったと思います。
あまりに静かにしているので最初はいることに気づかなかったくらいです。
『ペリカンみたいな鳥…。見たことないなぁ。』
というのが印象でした。
その鳥を撮ってから、フラミンゴを脅かさないようにしずかに湖岸に近づいた時のことです。
ペリカンみたいな鳥が何羽かバサッ、バサッっと飛び立ったんです。
そして…、
湖のフラミンゴの帯に降り立ったと思ったら、
逃げ遅れたフラミンゴを生きたまま食べ始めたのです
その鳥がアフリカハゲコウだと知ったのは、後日東武動物公園でその鳥を見たときでした。
『あの鳥だ………。』
そして今、千葉ではそれが飛んでいるわけですね。
人は襲わないと思いますが、ハトやカモは充分にターゲットになりそうです。
子猫もあぶないかも…。
早く捕まえてあげないと、アフリカハゲコウもかわいそうですね。
印旛沼にでもたどり着いたらたくさんエサはあると思いますが…。