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カテゴリ:万年筆
万年筆日記 16日目 <デルタ ドルチェビータ ウェイ>
今までフランスのウォーターマン、アメリカのラミー、ドイツのペリカンなど 外国製の万年筆は入手してきた訳ですが、とうとうイタリア製に手を出してしまいました。 イタリア製のデルタ。 2018年現在では残念ながら廃業してしまった 比較的歴史の浅いメーカーではあったのですが。 その軸の鮮やかさに虜になってしまうわけです。 この軸はドルチェビータの中でも異色のウェイというモデル。 軸のサイズ感はドルチェビータスリムに近くて、 見た目ほど大きくはなく、持ちやすいです。 購入はキングダムノート。 デルタのようにバラつきが出やすい万年筆は 試筆できるお店で買うべきですね。 このクリップが一番の特徴です。 先っちょについている球をくるくると回すと、 コルノというイタリアのお守り(?)が出てきます。 そして、この大きな金属製クリップとごっついキャップのおかげで キャップを挿して筆記すると、やたらとリアヘビー。 書きやすさよりも遊び心とか見た目重視です。 ただ、この個体はM字なだけあってインクフローも良く、 書き心地は申し分なし。意外と優等生なのです。 購入後しばらく経ってからペンクリニックにて 宍倉先生に少しインクフローを絞ってもらって今に至ります。 ツバメノート8mm罫なら十分使えます。インクは色彩雫の松露。 オレンジ軸に緑インクの組み合わせ、意外と気に入っています。 デルタのM字ってもっと太いイメージあったけど、国産のM字と変わらないです。 メモ書きにもノート書きにも使える良い万年筆です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月01日 19時55分22秒
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