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カテゴリ:特別企画
所有する万年筆がそれなりにまとまった数になってきたので、
僕自身が良く使う万年筆を3本選んでみました。 今回は単純に使用頻度だけで選んでいるので 価格や希少性は一切無視。無差別級です。 では早速第3位の発表。 <3位:ペリカン M400 茶縞> 定番中の定番。ペリカンのM400。 僕の所有しているニブは茶縞のEFのみですが見事ランクイン。 小柄な軸なので手の大きい方はちょっと合わないかも。 心配な方は購入前に店頭で試筆をお勧めします。 ペリカンのニブは個体差が結構あって一概には言えないのですが 僕の軸はEFながら線が太くヌラヌラ感が味わえます。 新品で購入した当初から引っ掛かりが全くない仕上がりの良いニブでした。 (本当は細い線が書きたくて買ったのですが・・・ これはこれでいいかと思うに至り、ニブの研ぎはしていません) ゆえに罫線ノートへの使用はちと厳しめなので 無罫で良質な紙に大きめな文字で筆記を楽しんでいます。 お値段はやはりペリカンの金ペンなだけあって 少々高価ですが、一本は手元に持っておきたい軸です。 ちなみにM400はM600やM800に比べると限定軸も少ないです。 なぜなんでしょうかね?M200の方で限定軸を頻繁に出しているから バッティングを避けているんでしょうか? M400の限定軸って結構需要ありそうですけどねぇ。 そしてこのクラスになると所有する満足感も 大きな要素になってくると思うので、 形の似ているM200シリーズとは似て非なるもの。 (M200はM200で気軽に持ち運べる手軽さがいいんですけどね) <2位:ペリカン M815 メタルストライプ> 次もペリカンがランクイン。 M800シリーズはブルーオーブルー、オーシャンスワールと このメタルストライプの3本しか持っていないのですが、 気に入っているのはM815メタルストライプ。 M800って大柄で程よい重量感がウリなモデルなわけですが、 個人的にはもう少し重くても良いかなぁ~と思ってまして、 このメタルストライプがマッチするわけです。 M805ブラックストライプ(シュトレーゼマン)に見た目が似ていたり、 素材に金属を使ったおかげでM800にしてはお値段が高めだったりと 商業的には苦戦しているんですが、実はかなりの実力者。 持った時のバランスがレギュラー品のM800より好み。 確か国内での正規流通本数は200本だったかと記憶しているんですが 割と売れ残ってますし、中古の流通量も多いです。 価格的にもM800の限定軸+1万円程度で新品が買えてしまうので、 これは結構おすすめ。 ペリカンはニブユニットごと簡単に交換できるので とりあえず出物を抑えておいて、あとから好きなニブに 変えるのもありですね <1位:パイロット カスタムヘリテイジ92> 栄えある1位は国産万年筆の雄、パイロットの「カスタムヘリテイジ92」 なぜか? 理由は簡単。とにかく使いやすいから。 良い所を上げていくと、 ・吸収式でインクがいっぱい入る ・インクの残量が一目で分かる ・キャップの気密性が良くて1か月放置しても問題無し ・豊富に選べるペン先 ・地味すぎず派手すぎない ・重さ、長さがちょうどよくて、持ちやすく書きやすい ・こんなに高性能な金ペンなのにお値段控えめ などなど・・・ はい。そうです。ベタ褒めです。 自分で使うにもプレゼントするにもまず間違いない チョイスになると思います。 実用万年筆なのでニブはFとかFMが使いやすいかなぁ、 と思ってますがパイロットの5号ニブなので 飽きたらカスタム74あたりから違うニブを移植するのもアリですね。 <総評> この企画、いかがでしたでしょうか? 万年筆って色々集めても手入れなどのこともあって普段使う軸って 僕の場合は数本になってしまうんですよね。 今回はそんな中でも使用頻度に的を絞ってランキング形式で紹介してみました。 3本とも実用性がしっかりある万年筆ですので、 大事に扱えばずっと使える相棒になってくれるはず。 記事を参考にしてもらえたらうれしいです。 ではでは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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