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ちょっと気になる万年筆のブログ

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[万年筆] カテゴリの記事

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万年筆日記 44日目 <ラミーサファリ LOFT限定カタカナ>

万年筆日記 44日目 <ラミーサファリ LOFT限定カタカナ>ここ最近、ラミーの万年筆が気になって仕方がありません。先日新商品日記でも紹介したラミーサファリのLOFT限定「カタカナ」ロゴバージョン・・・結局GETしてしまいました！！すでにいろいろなサイトで写真は出回っていますけど、せっかく購入したで紹介したいと思います。見た目は至って普通のサファリ。実は海外だと透明サファリは「ビスタ」というモデル名が付いているようですが・・・日本ではサファリなんですよね。少々画像が見にくいんですが、しっかりとカタカナで「ラミー」と書いてありますね。裏側はいつものLAMYロゴ。なんで片側だけ「ラミー」なんでしょうね？個人的には両面ともカタカナでいいんじゃないのと思ったり。何かの権利が絡んでするのかもしれませんね。外箱はいつものスリット入りの小型箱ではなくてちょっといいやつでした。ここにもカタカナでラミーの文字が。このモデル、限定版ではあるもののお値段もベースモデルから５００円のアップに留まっていて、良心的ですね～。ネットショップではすでに売り切れになっているし、LOFTの文フェスが終わったら購入が難しくなりそうなんで、欲しい方は今のうちに店頭へダッシュ！ではでは。

2020年08月31日

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万年筆日記 43日目 <ラミーアルスターヴァイブラントピンク>

万年筆日記 43日目　ラミーアルスターヴァイブラントピンク　Lamy Alstar Vibrant pinkついつい手を出してしまったアルスター限定色。前回のパイロットエリートに続いて赤系の万年筆に手を出してしまいました。という訳でラミーアルスターの2018年限定色　ヴァイブラントピンクの紹介です。アルスターは毎年1回限定色が発売されているんですが、集め続けるのもキリがないなぁ～なんて思ってしばらくの間は購入を控えていたんですけどね。やっぱり心のどこかに引っ掛かりを感じていたんでしょうかね。ECサイトを見ていて大分お値打ち価格で販売されているのを見てGETしてしまいました。サファリには正直それほど惹かれないんですが、アルスターは塗装の仕上がりに上品さもあって好きなんですよね。近年の限定色は過去の色と似ていたりもしますが、それでもコレクションしてしまいます。綺麗なメタリックのピンクですね～。今回はFニブを選んでみました。こうなってくると2019年のブロンズと2020年のトルマリンも気になってしまいます。僕の場合は売り切れると欲しくなる性分なのでそうなる前にGETしておく方が幸せなのかもしれません。ではでは。

2020年08月21日

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万年筆日記 42日目 <パイロットエリートS>

万年筆日記 42日目　パイロットエリートS　Pilot Elite S久しぶりに万年筆を買いました。すでに使い切れないほどの本数を持っているんですが、オークションサイトで出物があるとついつい手が出てしまいます。便利な世の中になったもんですね～、困ったものです(笑)で、今回購入したのはパイロットのエリートSです。名前からして優等生っぽい。エリートシリーズの歴史は古くて初代は1968年から販売開始。40代前半の僕が産まれるより大分前の話ですね。当時のヒット商品という事もあり、パイロットの100周年記念サイトにもCMが紹介されているほど。当時の熱狂ぶりが伺い知れますね～。リアルタイムで味わいたかった時代です。エリートのパイロット100周年記念サイトはこちらそして、現行品としてはエリート95Sが販売されてますので比較はこちらから。(価格は上がって1万円+税なのと、ニブは14Kになりました)で、僕が今回お迎えした万年筆はこちら。小柄でかわいい万年筆です。持ち運びにも適しているかもしれないですね。1970年代のデッドストック品とのこと。18Kのニブが誇らしく輝いています。ちょっと傷があるので当時の定価(3000円?)よりもお安く購入出来ました。製造年月はニブを外さないと確認出来ないのが残念。こういった年代物だといつ作られたんだろうなぁ～って想像するのも楽しいですよね。エリートSは販売された数量が多かったのでしょう。未だに状態の良いストック品が掘り出されてます。僕は黒い万年筆に食指があまり動かないこともあって、赤軸にしてみました。キャップもシルバー(アルミニウム製)で明るいイメージですよね。この配色は現行のエリート95Sにはないのも気に入った理由の一つ。パイロットの100周年記念サイトに掲載されているのもこの色ですね～。もともと実用万年筆のエリートではありますが、年代物でもあるのでこのまま大事に保管しておこうと思ってます。こういった50年近く前の万年筆が気軽に集められるって日本はホント恵まれてますよね。その環境に感謝しつつ物色を続けようかなと思います。ではでは。

2020年08月05日

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万年筆日記 41日目 <アウロラオチェアーノパシフィコ>

万年筆日記 41日目 <アウロラオチェアーノパシフィコ / Aurora Oceano Pacifico>若干購入のペースは落ちつつありますが40本の大台を超えて次は大物に狙いを定めます。アウロラ社の万年筆の中でも人気の高い海シリーズ。そのセカンドシリーズ第3弾として発表されたオチェアーノパシフィコを狙いました！！日本での定価だと税込み15万円近い高級軸。僕自身国内定価10万円を超える軸は初めて。さすがにポンポン買える金額ではないですね～。正直なかなか勇気がいりましたが、現物見たら買ってよかったかなと・・・感無量です。では早速軸の紹介。まずは全景から。画像ではシルバー部分が金色っぽく映っていますが本来は銀色です。胴軸の色合いは割と現物に近い色合いで撮影できたんですが、金属部分は再現ができませんでした。ファーストの海シリーズよりも装飾が簡素化されたところが唯一残念。ファーストシリーズはモデルごとに装飾の掘りが異なってましたからね。セカンドシリーズでは軸の樹脂色以外全部同じです。ここはこだわって欲しかった！！首軸はこのシリーズ専用の金属製。88ベースのシガロやシガロブルーも首軸は金属ですが、こちらのオチェアーノシリーズとは形状が違います。キャップをすると意外と短く見えますね～。このサイズ感はオプティマをイメージしてもらえればよいかと。筆記するときはキャップをポストするほうが僕は好みです。ニブは他の限定品と同じで18kのタイプ。オプティマや88などでもよく見かけるニブですので特筆すべき点はナシ。今回は全ニブが選べたんですが、あえてEFをチョイスしてみました。アウロラのEFは国産のFに匹敵するぐらい細い字が書けます。この個体はインクフローが割と渋めなこともあり、だいぶ線が細いです。大きな文字でゆったり書くには少々物足りないですが、アウロラはニブユニットごと交換ができるので飽きてきたら他のペンと交換してみるというのもアリかもしれないですね。そして、入手した経路なんですが実はこのペン、個人輸入してます。その時の様子はこちらからオチェアーノシリーズは国内価格が高すぎて手が出せなかったんですが、海外相場＆セール期間ということもあり、勢いで購入してしまいました。まだ国内在庫もあるようですし、保証が必須という方は店頭で購入を。僕のようにもう少し安く買いたいというのであれば海外ショップからの輸入にチャレンジしてみてもよいかもしれませんね。(個人輸入ですのでもちろん自己責任で。)正直このペンを入手してしまったことでだいぶ物欲は落ち着いた感があります。まぁ、ビビっときたペンがあればその時にまた考えます。ではでは～。

2020年06月18日

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万年筆日記 40日目 <パイロットミッキーカクノ>

万年筆日記 40日目 <パイロットミッキーカクノ / Pilot Mickey Kakuno>とうとう40本に到達してしまいました。そんな記念すべきタイミングでGETしたのは、まさかのカクノ！たまたま通りがかったディズニーストアで何やらセールをしててたまたま見つけたカクノの限定品。ディズニーゆえ少々定価がお高めなのですが、半額で購入することができました。(オンラインストアでは最後にたたき売りしていたようですが・・・)公式サイトはこちらそれでは全景をご紹介。見た目以外は至って普通のカクノですね。パッケージとキャップが限定デザインに。ニブは通常のカクノと同じスマイルマーク。ミッキーと言えども中身はカクノでこの値段はちと厳しいかな～。とはいえ、入手困難になると欲しくなるのが人の常。手ごろな価格で入手できたことに感謝しつつこのままコレクションに追加しておきます！ではでは。

2020年06月15日

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万年筆日記 39日目 <ラミーサファリブラッククリップ>

万年筆日記 39日目<ラミーサファリブラッククリップ / Lammy Safari Blackcrip>非常に久しぶりの更新になりました。さて、今回はみなさんお馴染みのラミーサファリの紹介です。2019年9月に購入したホワイトボディ＆ブラッククリップのバージョン。正直これ単体では特に物欲は掻き立てられないのですが、前にレッドクリップを購入したこともあり、クリップの色違いで持っていても良いかな～と思い手を伸ばした次第です。クリップだけでなく、ニブもブラックに塗装されていますね。この色遣いであれば黒ニブのほうが断然かっこいい。一応限定色ということですが、一言でいうと地味です・・・ホワイトボディは通常のラインナップにもありますしね。まぁわかっていて購入したので問題はないです。箱も通常品と一緒。せめてメタル缶になっていてくれればという気もします。そんなこんなで、コレクションが増えてしまいました。次回はとうとう40本に到達です！！ではでは。

2020年05月19日

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万年筆日記 38日目 <レオナルドモーメントゼロブラック＆オレンジ>

万年筆日記 38日目<レオナルドモーメントゼロブラック＆オレンジ / Leonardo Momento-Zero Orange>そろそろ40本に到達しますね。普段使用する軸なんて数本なんですけど、気が付いたらこんなことに。沼って本当におそろしい。さて、本題です。イタリアデルタ社の廃業後、関係者が立ち上げた新しいメーカー、レオナルド。本名は"LEONARDO OFFICINA ITALIANA"と言いますが、長いのでここでは一言でレオナルドと呼ぶことにしましょう。レオナルドの万年筆を最初に見たのは2019年3月に開催された世界の万年筆展でした。日本橋の丸善でやっているイベントですね。(ちなみに、20年の歴史があった高島屋の万年筆祭は2019年を最後に閉祭。丸善の万年筆展は2020年3月開催予定でしたがコロナ騒動で中止。今年は万年筆ファンにとって苦難の年になりました・・・)話を戻しますと、2019年の万年筆展で見た時にその鮮やかな外観に"きれいだなぁ～"と一目ぼれしたのでありました。確かその時はフローレというモデルだったと思います。その後、日本へ正規輸入された軸はステンニブには銀トリムのみ。本国では存在しているステンニブ＋金トリムのモデルが入荷しませんでした。レオナルドの売りである軟調ステンニブを金トリムで販売してしまうと金ペンは全く売れないでしょうから、取り扱いモデルに制限が入ったのだと思います。これは残念。そんなこともありなかなか入手にまで至りませんでした。ところが、某Webサイトを見ていた時に個人輸入物で気になる軸が！？それが今回入手に至ったモーメントゼロです。前置きが長くなりましたが・・・どーんと画像を。本当のカラー名称は分かりませんのでブラック＆オレンジと呼びます。金トリムに黒キャップ、軸はオレンジのマーブル。・・・そうです、この色使いはデルタのドルチェヴィータそのもの。手持ちのドルチェヴィータと並べてみてもオレンジレジンの違いが分からないくらい。ホントそっくり。ニブは標準品のステンレス、ハーモニックニブ。鉄ペンとは思えないようなフワフワな書き心地が味わえるちまたでウワサのニブですね。字幅はFなのですが、インクフローが良いこととニブが柔らかいこともあり国産で言うとM程度の太さになります。簡単にばらせるところをばらしてみると、イタリアの新興メーカーらしく随所にこだわりが。コンバータひとつとってみても、ゴールドトリムで高級感のある作り。レーザーでロゴマークが彫られています。尻軸の黒いキャップを外せば、そこにはコンバーターの先端が顔を出しています。つまり吸入式のようにインクを吸えるという遊び心。この軸は海外専門店がオーダーした250本の限定軸でトリムや艶有無で数種類バージョンがある中の1本。シリアルが彫られています。ボディサイズは大きめ(長め)ですかね。レオナルドの中では小柄な軸なんですけど。とはいっても軽量ですので手の小さい方でも普通に取り廻せると思います。ちょっとキャップの嵌合が甘いらしく、インクが煮詰まりやすい所もデルタみたい。そこは真似しなくていいのに・・・と思いつつイタリアの万年筆なんて多少の欠点があるくらいが丁度良いですね。ココがイイ：・何と言ってもこの見た目。マーブル模様のレジンは美しい。ココがイマイチ：・キャップの嵌合はやはり気になる。(個体差かも)・まだまだ認知度が低くて取り扱い店が少ない。以上、レオナルドモーメントゼロの紹介でした！

2020年03月24日

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万年筆日記 37日目 <ペリカン M805 オーシャンスワール>

万年筆日記 37日目<ペリカン M805 オーシャンスワール / Pelikan M805 Ocean Swirl>もう少しで40本に到達しそうな勢いです、どうしよう・・・。とは思いつつ。さて、今回購入したのはペリカンの超定番M800/M805シリーズの限定品オーシャンスワールです。確か2018年の発売だったかと。発表された当初は綺麗だなぁ、とは思いましたが購入までには至りませんでした。多分当時は当時で欲しいペンがた沢山あったのだと思います(笑)その後、M805メタルストライプを普段使いし始めたことでM800が手に馴染むことに気が付き、在庫が選べるうちに購入しておいた次第。店頭で在庫を見比べて、一番気に入った模様の軸を選びました。それにしてもこの軸、撮影が難しいですね。僕のスマホカメラだと思い通り撮影出来ないです。一周の中に明るい部分と暗い部分が混じっていて、とっても幻想的。今回選んだこの軸はキャップを閉めた時にキャップと軸の模様(明暗)が揃う個体。キャップの模様をアップで見てみると、かなり複雑な表情です。模様の入り方も個体差が結構あったので、やはり店頭で好みの軸を選ぶのが正解だと思います。ペン先はEF。店頭にあったM805系のEFを全部試し書きさせてもらってその中でも細めの線が書けるペンを選びました。とはいっても、ペリカンのM805なので結構太目。パイロットで言えばFMくらいの太さでしょうか。本当に細い線を書きたければ、研ぎ出しが必要かもしれませんね。オーシャンスワールを使い始めて気が付いたのですが、この軸、インクの残量が分かりません。M800クラスの万年筆を外出用に使うケースはあまりないと思いますがその部分だけはご注意を。ではでは。

2020年02月25日

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万年筆日記 36日目 <アウロラエウロパ>

万年筆日記 36日目 <アウロラエウロパ / Aurora Europa>久々の万年筆日記ですね。さて、36本目の万年筆はアウロラ社製エウロパです。万年筆の紹介の前にまずはエウロパを含む大陸シリーズの説明を少々。大陸シリーズには全部で5種類の軸があります。第一弾 2003年アフリカ第二弾 2005年エイシア(アジア)第三弾 2007年エウロパ(ヨーロッパ)第四弾 2011年アメリカ第五弾 2014年オセアニアキングダムノートさんの解説ページが分かりやすいのでリンクを貼っておきます。最近の海シリーズとは違い、数年に1種類販売されるという超スローペースなシリーズだった上、定価がどんどん上がっていくコレクター泣かせの少々困ったアイテムだったようです。この中だとアフリカとエイシアは人気があるようですね。中古ショップ界隈でも比較的よく見かけます。今回僕が選んだのはエウロパ。落ち着いた色使いのグレー軸です。中古での購入でしたが、軸の模様が気に入ったので即断しました。大陸シリーズは特に模様の個体差が大きいので購入する際は現物か画像で確認"必須"レベルです。それでは軸の画像紹介です。まずは全景。キャップをよく見ると分かるのですが、半透明なので首軸の黒い樹脂が透けています。ベースはオプティマなのでサイズ感は文句なし。非常に持ちやすいし書きやすい。大陸シリーズはキャップエンドの彫刻が凝ってまして・・・AURORAの刻印↓汽車↓工場↓が彫られています。つまるところヨーロッパの産業革命を表しているわけですね。そして、この黒縞の混ざり方。大胆であっても派手過ぎず嫌みが無い。うっとり見入ってしまう素晴らしい個体です。また、画像で見ると分かりにくいのですが、グレーの部分はパールが入っていて煌めきがあります。さすがアウロラ、さすがイタリアというところでしょうか。キャップをポストした状態。サイズ感はオプティマと同じ。キャップの先端には5種類の軸にそれぞれ合わせた飾りが付いています。エウロパは青い飾りが。ニブは限定品用の18Kタイプが付いています。最後に試し書きを。この軸の字幅はFですが、すでに持っている88ソーレとは全く異なる書き心地。いわゆるアウロラらしいサリサリ感が無くて、しっとりスラスラ書けます。一度ペンクリニックで確認してもらったのですが、やはり研がれているそうです。ただそれがダメなわけでななく、むしろ絶妙な書き心地が気に入ってしまいました。インクはモンテベルデのホライズンブルー。スッキリとした青色が欲しかったので王国で購入してきました。色の濃淡はあまり出ないですがこれまたお気に入りの色です。さてさて、アウロラ　エウロパの紹介いかがでしたでしょうか。アウロラの限定品の中では比較的入手しやすい軸ですので気に入った模様があればぜひどうぞ。ではでは。

2020年02月17日

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万年筆日記 35日目 <Pilot Capless Desert orange>

万年筆日記 35日目先日のキャップレス絣(かすり)に続いて、2本目のキャップレスを入手しました。基本的にどこでも購入できる軸にはあまり興味が無いので、今回もレア軸です。では、紹介。キャップレスデザートオレンジです。オレンジメタリックボディに、マットブラックの組み合わせ。この色は海外輸出用のメタリックコレクションで、ほかにも数色ボディーの色違い(青、赤、紫、緑、灰、白)があります。参考用に伊東屋さんのつぶやきをリンクしときますニブも18Kにブラック塗装されていて、引き締まって見えます。ニブだけ金や銀色だと浮いてしまいますからね。こういう細かいこだわりは大切。日本の文具店でも海外から輸入して販売していることがありますし、海外ではレギューラー品みたいなので、希少価値としてはそれほど高くないです。価格は18,000円＋税なので通常品よりも少しお高め。ただ、この配色なら日本人にも受けると思うんです。なんで国内で販売しないんでしょう？僕は店頭で購入したのですが、デザートオレンジはBニブが1本のみ在庫ありでした。今思うとそのまま購入すればよかったなと思いますが、細いニブの方が好みなのでMニブと交換してもらっています。結局コレクション保管しているので店頭であれこれ試筆した意味なかったですね・・・メタリックコレクションは青、橙、緑あたりが人気あるようです。狙って入手するのは困難ですので見つけたら確保しておくと良いかもしれませんね！ではでは。

2020年01月13日

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万年筆日記 34日目 <Delta Virtuosa>

万年筆日記 34日目いつものように万年筆の通販ショップを徘徊していた時、このペンに目が留まりました。イタリアのデルタ社製ヴィルトゥオーサ(Delta Virtuosa)です。すでにDeltaは廃業をした後だったので、倉庫の在庫品が放出されたのかと。日本ではドルチェヴィータのイメージが強すぎて他のラインナップがあまり知られていませんが、このペンもその中の一つ。ブルーマーブルがきれいな樹脂軸です。軸としては大柄でキャップを閉じた状態でもポストした状態でも大きさを感じます。ニブはステンレススティール。金ペンではありません。デルタの中では入門用という位置で値段も国内定価で3万円程度。実売価格は2万円ぐらいだったようです。輸入万年筆にしては安い方ですかね。今回は在庫処分だったようでかなりお安く購入出来ました。金額的な価値はあまりないけれど、少々レアということでコレクション保管品にしています。それでは～。

2020年01月09日

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万年筆日記 33日目 <PILOT CAPLESS 絣>

万年筆日記 33日目PILOT CAPLESS 絣(青) F のレビューをお届します。今までパイロットの万年筆は何本か入手してきたんですがキャップレスはこれが初。僕は仕事場の机でしか万年筆を使用しないのでキャップを外す/付けるという所作が特に面倒と思ったことがありません。(むしろこの一手間も万年筆の醍醐味かな～と)だからキャップレスが欲しいと思わなかったんです。でも、外に万年筆を持ち出してサッと取り出してサラサラっと書き出せたら・・・ボールペンとはまた違った趣があって、すごくカッコいいんじゃないかとそんな妄想をしてしまったのが事の始まり。そうしたら急にキャップレスが気になってきてしまい、思い立ったら即購入したというわけです。キャップレスシリーズの絣(かすり)模様の青にしました。他にも数色あったかと思いますが、僕は青系の万年筆が好きなので色は迷わず。字幅は(絣の場合は)一番細いFを選びました。モデル名でもある絣というのは↓この模様の呼び方のようです。一口に絣と言ってもいろいろなパターンがありますが、この模様はキャップレスにとっても良く似合っているなぁ～と思います。通常の万年筆とは逆の首軸側にクリップが付いていて、尻軸側をシャーペンのようにノックすると小柄なニブがひょっこり顔を出します。ニブを引っ込めたところを覗き込むとこんな感じ。中にはシャッターが付いていて、ニブが外気と遮断されます。この機構がなかなか秀逸で驚くほど密閉性が良くて、普通のネジ式キャップ万年筆と遜色ないぐらいです。インクの補充方式はコンバーターかカートリッジのどちらかです。僕は手軽さを重視してカートリッジを装着しています。その場合はカートリッジを覆うように金属のカバーを付けます。ニブのアップ。ここまでばらさないと字幅の刻印は見られません。ちょっと不便ですけど・・・仕方ない。ちなみに小さいながらも18Kニブで、とっても紙当たりの柔らかいニブですよ。最後に試筆を少々。パイロットのFにしては少々太め。感覚的には5号ニブであればFMに近いです。この個体はインクフローが良いのとニブが良く撓るので字幅は太くなりがちなイメージです。キャップレスは限定品もよく販売されていて一味違った軸を入手できますし、何より手軽に扱えるのがうれしい万年筆です。＜総評＞こんな人に向いているかも　・とにかく手軽に万年筆を使いたい　・ボールペンを持ち歩くのでは満足できない　・一風変わった万年筆が欲しい　・色違いをコレクションしたいこんな人には向いていないかも　・やたらと筆圧が強い　・一度に大量に筆記する　・ペンを持つ角度がしっくりこない → 購入前に店頭で試した方がいいです　・重いペンが嫌い以上、キャップレス絣のレビューでした。それでは～。

2020年01月08日

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万年筆日記 32日目 <ワンチャー流光>

万年筆日記 32日目ワンチャー(Wancher) 流光ブルーモーメントワンチャーという筆記具メーカー、以前から存在は知っていましたが今回縁あって流光というペンをGETしてみました。まず初めに、ワンチャーってなんでしょう？という方はこちらの公式サイトをどうぞ。メーカー別注製品や独自の文具を販売しているメーカーで、筆記具店の店頭では見たことないですが、ワンチャーのサイトはもちろん、楽天のPEN LIFEでも購入ができます。タイミングが合えばオークションサイトでも出ているかと思います。ワンチャーの別注プロギアやプロフィットは色がきれいでいつか手元にお迎えしたい逸品です。さて、話はこの度購入した流光に戻るわけですが、シリーズは全3色、ブルー / オレンジ / グリーンがありまして、その中からブルーを選んでみました。正式名称はブルーモーメントと呼ぶようです。胴軸だけスケルトンになっていて、その他の箇所がブルーマーブルになっています。コンバーターを外してカートリッジを挿すことができるし、確かドロッパ式でも使えたはず。その場合はかなり大容量のインクタンクになりそうですね。サイズ感としては中型といったところでしょうか。大きさの割には素材のせいなのか結構軽め。キャップをリアにポストするとバランスがいまいちかもしれません。ニブはステンレス製で装飾も割とシンプル。こればかりは値段が値段なので仕方がないところ。意外にもケースが立派で、金属製です。パカッとケースを開けると小瓶のインクまで付いています。しかも5色も。ここまでサービスが良いペンも珍しいですよね。意外にもケースが立派で、金属製です。パカッとケースを開けると小瓶のインクまで付いています。しかも5色も。ここまでサービスが良いペンも珍しいですよね。ただ、インクの色が常用する色ではないので、どうやって使おうかな・・・と迷うかもしれません。このペンはコレクション用なのでインクは通さずにそのまま保管します。ちょっと作りが甘いような感触もありインクが漏れたら困りますからね。さて、次はどんな万年筆をお迎えしましょうか。ではでは。

2019年09月20日

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万年筆日記 31日目 <デルタドルチェビータピストンフィリング>

万年筆日記 31日目デルタドルチェビータピストンフィリング / DELTA Dolce Vita Piston Filling万年筆好きな皆様ならすでにご存じの通り、イタリアのデルタ社が2018年2月に廃業しました。デルタと言えばオレンジ軸のドルチェビータミディアムが超有名ですよね。廃業から1年経ち、残念ながら新品で購入することは難しいと思われた矢先、海外の新品ストック品と思われるブツがネットショップで売っていました。どーん。ドルチェビータピストンフィリング。しかもペン先18kモデル。あまり情報が無くて詳しいことは分からないんですが、ピストンフィリングが販売開始したのは2008年12月ごろ。そしてミディアムが18kから14kになったが2011年ごろのようなので、結構長い間眠っていたのでしょうか？そもそもピストンフィリングに18kモデルは存在していないでは？という疑問も残ります。なんにせよ新品で購入出来たことはラッキーとしか言いようがありません。かなりの大型軸ですね。ミディアムよりもさらに大きいようです・・・比較したことが無いのでよくわかりません。キャップをポストすると、ほぼ棒です。普通の成人男性の手のサイズだとちょっと持て余すレベル。ペン先は他にもMとFがあったのですが、この巨大軸にして極細。ギャップが面白いかなと思いまして。この個体はかなり細い線が書けます。ピストンフィリングなのでインクビュー付き。ただ、この吸入式はペリカンなどの胴軸内すべてがインクで満たされる方式ではなくコンバータ内蔵しているだけなので、あまり沢山のインクは吸えないようです。キャップはミディアムと共通なのか・・・な？そしてこの吸入機構。尻軸は黒いキャップになっていて、外すとピストン回しが出現。金属製でやたらとごつい。ペンの先端にこの重量物が付いていたら軸のバランスも何もあったものではないですね。さて、順番は前後しますが、開封の儀を。まずは外箱。パカっと開くとカタログ、説明書、インクが出てきます。そして説明書をめくると、本体が。ペン一本にこの箱、ケース。笑うしかありませんね。アウロラも同様に箱がやたらと豪華ですが・・・この辺はさすがイタリア製。取り出したペンをすでに持っているウェイ(下側)と並べてみました。ウェイはスリムとほぼ同じサイズなのですが、太さがかなり違うことが分かりますね。そして意外にもキャップ付きの全長は大差ないレベル。キャップを外してみるとウェイのほうが1cmぐらい短いです。ニブの大きさもかなり違う。そんな大きくて太いペンだから、なんとインク瓶に首軸が入らないという・・・首軸の先端までずん胴ですからね。ちなみに試したのは色彩雫の小瓶です。気を取り直して色彩雫の大瓶から孔雀を少々吸わせてみました。画像だとボールペンと似たような太さですが、感覚としては0.7mmのボールペンよりも若干細いかなと。このEFはかなり細めじゃないでしょうか。次はキャップポスト時の長さ比較。その1　対アウロラソーレ88。ソーレだってそれほど小さいペンではないんですけどね。キャップが尻軸までしか挿せないので、超ロングな全長になります。その2 ペリカンM800と比較。ピストンフィリング圧勝。その3 最後にツイスビーダイヤモンド580ALと比較。長さではダイヤモンド580の勝ち。こちらも尻軸までしかキャップが入らないので相当な長さになります。(ダイヤモンド580ALはキャップポストしていると、使っているうちに吸収機構が回ってしまうので基本キャップポストできません)デルタドルチェビータピストンフィリング。今となっては狙って購入できるものでもないので、大事に使おうと思ってます。

2019年04月08日

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万年筆日記 30日目 <大西製作所セルロイド850 バラフブラック>

万年筆日記 30日目 <大西製作所セルロイド850 バラフブラック>久々の更新ですね。万年筆自体は順調に増殖中なんですが、更新する時間がなかなか取れず。さてさて、記念(?)すべき30本目の万年筆は大西製作所のセルロイド万年筆です。この型のブラックはすでに廃版になってまして、結構前から探していたんですがようやく手ごろな値段で買うことが出来ました。なので中古品。セルロイドは燃えやすいとか変形しやすいというイメージがありますけど普通に机にしまっておけば問題なさそう。ただ、アクリルなどよりは強度がなさそうなので、扱いは慎重にしたほうが良さそうですね。そして、なんといっても大西製作所の手作り品。大量生産品にはない趣が感じられます。バラフ(結晶という意味らしい)の通りとってもきれいな軸です。画像のピントが甘くて、軸の魅力がイマイチ伝わらないのが残念ですが。クリップの形やサイズ感はパイロットのカスタム74に近い感じですかね。誰が持っても持ちやすいと思いますよ。キャップポスト時にはそれなりの長さに。大西製作所のペン先は基本的にシュミット製のスチールニブ(一部金ペンもあります)若干小ぶりなニブサイズもカスタム74そっくり。このペンはコレクションとして購入したこともあって、インクを入れてません。ペンポイントを見る限りでは少し太めの線になりそうな感じはしますが。人とはちょっと違った珍しいペンを手ごろな価格で入手したいなら大西製作所、おすすめです。セルロイドの他にアクリル軸も多く手掛けていますので気になる方はペンハウスのサイトをどうぞ。万年筆・ボールペンのペンハウスさてさて・・・次はどんな万年筆をお迎えしましょうか。

2019年04月08日

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万年筆日記 29日目 <ペリカン M815 メタルストライプ>

万年筆日記 29日目 <ペリカン M815 メタルストライプ>とうとう30本が間近に迫ってきました。万年筆を使い始めたころよりも単価の高い筆を購入する機会が増えたなぁと。そんなことを思いつつ、またしても高価なペンを・・・29本目はペリカンのM815 メタルストライプです。ペリカン180周年の限定品。このM815は型番からも分かる通り、M805系をベースにした特別なモデルです。画像をパッと見るとM805ブラックストライプと似ていますよね。詳細はペリカンの紹介サイトへどうぞ。さて、ブラックストライプとメタルストライプ、何がどう違うのでしょうか。まずは、ペリカンのWebサイトに掲載されている画像を並べてみましょう。↓こちらがM805 ブラックストライプ↓こちらがM815 メタルストライプう～ん、似ている。ストライプが目立つのと、インクビュー有無がぱっと見で分かる差ですかね。この程度の差でこの価格差は一体・・・？自分も最初はそう感じていました。でも実際に手にしてみると、画像だけでは分からない差があったのです。まずは胴軸に使われている金属バレルの煌めきが違う。蛍光灯の光をキラキラと反射するんです。樹脂軸では再現できない煌びやかさ。特にキャップ着脱でペンを回すときにそれを感じます。次にインクビューが付いていて、インクの残量が分かりやすい。軸が透けない素材なのでインクビューを付けたのだと思いますけど残量が気になる自分にはこのちょっとした工夫がありがたい。ペン先はM805と同じだと思います。18Kのロジウムコーティング。だからメタルストライプならではの優位性はなさそうです。そもそもM800系はブルーオーブルーのIBニブしか持っていないので比較が出来ないのですが・・・腰がしっかりしていて書きやすい。そして一番の差はその重さ。M600と比べるとM800は見た目の大きさ以上に重さの差を感じますがメタルストライプを持った後にM800を握ると・・・こんなんだっけ？というほど軽く感じます。それほど金属バレルの重量増が効いているんですね。筆圧をかけないでスラスラとペンの重みだけで筆記するには丁度良い重さです。もともとバランスの良いM800系がベースなだけになおさらそう感じます。ペン先はF(細字)です。ペリカンにしては細めでしょうか。愛用のツバメノート8mm罫にも普通に書けます。限定200本らしいのですが、画像の見た目のインパクトが弱いせいか、まだまだ購入は可能のようです。通常ラインナップのペリカンに飽きてしまった方にはお勧めできる逸品。ぜひお試しください。

2019年01月08日

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万年筆日記 28日目 <TWSBI ダイヤモンド580AL>

万年筆日記 28日目 <TWSBI ダイヤモンド580AL>気が付くと日記も28日目。30本が間近ですね。今回は数年前から話題となっている台湾のTWSBI(ツイスビー)というメーカーのダイヤモンド580ALを購入してみました。TWSBIにはいろいろなラインナップがあるのですが、この580ALシリーズはその中でも特に評判の良い大柄なモデルです。透明軸の吸入式。ALは首軸などにアルミニウムが採用されていて、樹脂バージョンよりも若干お高めです。ラミーで言うところのサファリとアルスターの関係ですね。このターコイズ色は去年あたりの限定カラーだったかと思います。毎年限定カラーが出ているようですが、このさわやかな色が気に入って購入に至ったわけであります。胴軸は単なる円筒形ではなく、すこし斜めにカットが入った形状になっていて、照明に当てるとキラキラして綺麗ですよ。このあたりがダイヤモンドというシリーズ名の由来かと思われます。ペン先は小ぶりのスチール。実売12,000円程度なので、パイロットのカスタムヘリテイジ92とバッティングする価格帯。カスタム92は通常サイズの金ペン。こちらは大柄な鉄ペン。ユーザーにとっては迷いどころかな～と。ダイヤモンド580ALの注意点。キャップは基本的にポスト出来ません。いや、物理的にはささるんですが、吸入機構のネジ部分までしか差し込めないので、ポストするととてつもなく長くなり、ネジが回ってしまうとインク漏れの原因にもなるので、実質キャップは外して使う、という割り切りが必要です。ダイヤモンド580ALのお手本となったと言われているペリカンM800と並べてみましょう。サイズ的には非常に似通っていますね。同軸の形が円筒ではない分、ダイヤモンドの方がごつく感じます。鉄ペンとは言えど、書き心地は良いです。購入店がナガサワ文具センターさんなので検品がしっかりしているのかもしれませんが、何も調整がいらず、最初からスベスベの書き心地です。目隠しして固めの金ペンと言われたら僕はそう思い込んでしまうでしょう。限定色ではありますがまだ購入できるようなので興味のある方はどうぞ～。ツイスビー　万年筆　ダイヤモンド580AL　ターコイズ　（TWSBI/アルミ）若干値段は高くなりますが、スタブも選べますよ。ツイスビー　万年筆　ダイヤモンド580AL　ターコイズ　ペン先：スタブ1.1　（TWSBI/アルミ/カリグラフィー）次はどんな万年筆をGETしましょうかね！

2018年12月05日

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万年筆日記 27日目 <ペリカン M800 ブルーオーブルー>

万年筆日記 27日目 <ペリカン M800 ブルーオーブルー>久々の更新ですが、万年筆はちょこちょこと増殖しております。万年筆を使い始めた数年前よりずっと欲しかった軸をとうとう手に入れることが出来ました。言わずと知れたペリカンの代表作スーベレーン M800限定軸。ペリカン M800 ブルーオーブルーもともとの販売は2010年なので8年前なんですね。すでに入手済みのグリーンオーグリーンよりも1年前の販売。今となっては中古でしか入手が出来ないわけで、中古万年筆の取り扱いのあるサイトをこまめにチェックしていたんですがなかなか運に恵まれず。入手に苦労した分、手元に届いた時の喜びも大きなものに。状態はとてもよく、傷が無いどころか使った形跡もほとんどない状態でした。ニブはIB。イタリックボールドなので横線は細く、縦線は極太。アルファベットでも日本語でも独特の文字体になるニブです。ペリカンの万年筆はこれで5本目ですが意外にも初M800。軸の大きさ、重さ、なかなかのボリュームです。M400の延長線上にM600がありますが、M600とM800は全く別物。IBニブは同時期にイタリックライティングとして販売されていた通常カラーの軸と交換も出来たようですが、この軸はもともとIBニブ装着です。すなわち日本では販売していなかった仕様ということ。万年筆の入手後、保証書を見て納得。某イタリアの有名な筆記部店で購入されたものでした。個人輸入品ということのようです。箱も丸型の巨大なものでした。(実際には角型の箱の中にこの丸箱が入っています)ペンケースとエーデルシュタインのインク付きで得した気分。当然、私ごときに使いこなせるニブではなく、筆記角度に気を付けないと掠れてしまいます。何とかツバメノート8mm罫に収まっていますが、漢字は無理ですね。IBニブは調整次第で書きやすくもなるようなので、機会があればペンクリニックに持ち込みたいところ。もしくはショップに送って調整してもらうか。お金かけてでも書きやすくするだけの価値はあるでしょう。いずれにしても慣れるまでに少々時間はかかりそうですが、やっと手に入れた軸なので大切に使おうかなと思ってます。

2018年10月31日

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万年筆日記 26日目 < アウロラ 88 ソーレ>

万年筆日記 26日目 <アウロラ 88 ソーレ (AURORA 88 SOLE)>万年筆店のウィンドウに並んでいるのを見てずっと欲しかったペンをようやく購入できました。イタリアを代表する筆記具メーカーアウロラ 88シリーズ限定品ソーレです。限定888本。88シリーズの限定品と言えばこのソーレからネブローザ、マルスへと続いていくわけですが、持っているだけで気分が明るくなれるこの軸色が気に入りました。ソーレは過去にオプティマベースやミニサイズが出ていますが、個人的にはこの88ベースが一番かっこいいと感じてます。ペン自体の長さはそれほどでもなく、収納時の長さだけで言えばパイロットのカスタム74よりもちょっと短くて太め。派手な外観も相まって大きく見えるけど、そんなことはありません。キャップをポストした時はそこそこの長さに。キャップは軽めなので筆記バランス的には挿して使った方がよさそうです。アウロラと言えばこの曲線的なクリップ。芸術的。やはりキャップはポストして使うべきですよね。かっこいいというのは大事な要素ですから。ペン先は通常の88シリーズと違い限定品は18kになっています。筆圧を掛けないようにしているので撓りは感じませんが、腰があって書きやすいですよ。インクビューも、インクが無い状態で若干ブラウンっぽい色が付いていて高級感を損ないません。胴軸とインクビューの間には若干の段差があるのですが、適度にRが付いていて角が気になることはありません。昔のオプティマあたりではインクビューがもろくて壊れやすいという情報を散見しますが最近のモデルはどうなんでしょうか。このソーレは十分な剛性があるように思えますが。壊れてからでは遅いので大事に扱うに越したことは無いですね。手持ちのオレンジマーブル軸を並べてみました。上からパイロットグランセNC 太陽デルタドルチェビータウェイアウロラ 88 ソーレ一概にオレンジマーブルと言っても色合いがかなり異なり、個人個人で好みが分かれるところだと思います。今回は初アウロラと言うこともあって、字幅は定番のFにしました。購入当時はインクフローがやたらと渋くて、あれれ？ペン先がエボナイトだから？と思ったのですが、しばらく使っても改善しなかったのでペンクリニックに持ち込んで宍倉先生に調整してもらいました。結果はスリットが閉じすぎ、とのことでした。購入時に試筆しているんですが、やっぱり付けペンじゃ分からないですね。筆記感はよく言われるようなアウロラ=サリサリではなく、個体差なのかもしれませんが、程よい抵抗感が残る書き心地です。字幅は国産のFよりも若干太いかな！？レベルなので使い勝手は抜群に良いです。総じて持った時のサイズ感やペン先の性能など、基本性能のレベルはかなり高くてデザイン的な観点からも値段に見合ったペンだと思います。イタリア製万年筆あなどれません。この位の価格帯になると、そうそう購入出来ないので、大事に使い込んでいこうと思う次第です。

2018年09月18日

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万年筆日記 25日目 <セーラープロフィット21銀 MF>

万年筆日記 25日目 <セーラープロフィット21銀 MF>しばし海外製の万年筆購入が続きましたが、久しぶりに国産メーカーの万年筆を入手しました。セーラー万年筆プロフィット21銀です。実はこれがセーラー万年筆初購入。セーラーは普及価格帯金ペン万年筆の種類が豊富。その中でも下の4種類に絞って選びました。・プロフィットスタンダード(14K バランス型)・プロフィット21(21K バランス型)・プロフェッショナルギアスリム(14K ベスト型)・プロフェッショナルギア(21K ベスト型)せっかく購入するんだから21Kニブがいいなぁ、と。これでプロフィット21かプロギアに絞られました。ここまではすんなり決定。正直ここからが迷いましたが、プロギアはすでに持っているパイロットのカスタムヘリテイジ92と似ているかぁ、とか将来レアな色のプロギアが欲しいなぁとか考えて今回はオーソドックスなプロフィット21に。色はあえて銀を選んでみました。セーラーのペン先の刻印、結構好きです。かっこいいと思います。それなりに太さもあって、持ちやすいですね。バランス型ということもあって、私はキャップを後ろに挿さないと書きにくいです。筆記時の全長は153mm位でしょうか。キャップを挿した時の持ち心地はかなり好印象。すんなり手になじみます。胴軸のネジ部分も段差が少なく、持つ場所を選ばない優等生なイメージです。ニブはFかMFで迷いましたが使い勝手の良いMFを選択。ツバメノートの8mm罫線にも十分対応できます。ただ、一つ難点が。今回はネット通販で購入したのですが、やたらとザリザリした書き心地でMFニブでこの引っ掛かりは何なんでしょう？黒板を爪でひっかいたような耳障りの良くない音が気になり、使用頻度は低めでした。初セーラーなのでこれがセーラーの書き味かどうかもわからず。結局ペンクリニックに行く機会に恵まれたので、宍倉先生に見て頂いて、黒板のひっかき音は気にならないレベルまで軽減出来ました。ペンポイントの仕上げがちょっと荒かったようです。ネット通販だと安価で購入できる代わりに、こういったペンに出くわすリスクはありますね。値段を取るか安心を取るか悩みどころです。まだ、ザリザリする感じは少し残っていますが、使い込んでいくうちにスラスラのペン先に馴染んでいくことでしょう。

2018年08月28日

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万年筆日記 23日目 <LAMY サファリレッドクリップ>

万年筆日記 23日目 <LAMY サファリレッドクリップ>前回のアルスターに続いて、またしてもラミーのペンを入手しました。こちらはアジア限定で2018年に販売されたサファリのレッドクリップ。以前にもこの色使いのサファリは限定販売されていますが、今回は数量限定になっていなくて、店舗限定ではあるものの誰でも入手できるバージョンです。パッケージは特別仕様になっているようで、缶タイプの入れ物が付いてきます。価格は通常のサファリと同じ4000円なので、お得感ありますよね。ペン先はEF。伊東屋の銀座本店でずらっと並んでいるペンの中からペン先の状態が良さそうなの選んできました。発売当時の紹介記事がありました。こちらからどうぞ。実はこれが初サファリ。サファリとアルスターは価格差が1000円程度ですし、アルスターの限定品を優先的に購入した結果、サファリは後回しになっていたという訳で。ホワイトボディにレッドクリップは日本のイメージでもあるので丁度良いタイミングで購入が出来て良かったと思ってます。これもまたコレクション用なので新品のまま保管。まぁ、書き味はアルスターと似たような感じのはずなので、状態の良いまま保存しておこうかなと。

2018年08月17日

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万年筆日記 22日目 <LAMY アルスターパシフィック>

万年筆日記 22日目 <LAMY アルスターパシフィック>アルスターはコッパーオレンジ、チャージグリーンに続く3本目の購入でしょうか。今回はこちらの箱に入って届きました。ここ数年のアルスター限定色はとても鮮やかでいい色ですよね。特にこの2017年限定色パシフィック。市場での人気が高かったのも納得。画像だと反射してしまってうまく取れないんですが、発色の良い水色の軸です。意外とこの色の軸ってないかも。アルスターはキャップを挿すとかなり大ぶりなペンになります。軸が軽いので取り回しが大変というほどではないですが、手の小さい方はキャップなしのほうが良いのかもですね。ペン先はすでに持っているEF,FではなくMを選んでみました。と言っても、コレクションとして保管しているので実際の書き心地は分かりません。このパシフィックはネット通販でまだ購入できるようなので、売り切れる前にどうぞ。私が購入したりゅうけんどうでも購入できますよ。↓【万年筆ラミー】AL-star 数量限定品パシフィック

2018年08月07日

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万年筆日記 21日目 <PILOT カスタムレガンス赤>

万年筆日記 21日目 <PILOT カスタムレガンス赤>またしてもPILOTの万年筆に手を出してしまいました。これで4本連続ですね。とくに贔屓にしているわけではないのですが・・・ということで21本目はカスタムレガンス。このカスタムレガンスシリーズですがメーカー生産中止になることが決まり今のうちに購入しておかねば！と思いたったわけであります。メーカーサイトはこちら色は黒、赤、青、茶の4色がありまして、本音を言うと青が欲しかったんですが、割引販売のネットショップでは速攻で売り切れ続出。5号ニブに2万円ってちょっとキツイなぁ、ということで今後増殖する見込みの少ない赤にしてみました。ホント綺麗ですね。この軸。画像だとうまく伝わらないですが、軸買いする価値、十分にあります。ペン先は超定番のパイロット5号ニブ。カスタムレガンスはペン先がF、Mの2種類しかなくて、すでに持っているFは避けてMにしてみました。パイロットの同価格帯の万年筆よりも若干小さめ。カスタムヘリテイジ92よりほんの数ミリ小さいです。通常サイズの男性の手であればキャップを挿した方がバランスは良いかと。見た目の重厚さとは裏腹に、とても軽いペンで書きやすいです。そして赤い軸にあわせてインクは色彩雫の紅葉(もみじ)。書いた直後はもっとキツイ赤なんですが、時間とともに紅葉が進みます。このMニブのペン先。赤系のインクを入れていることもありますが、超インクフローが良いです。多分個体差だと思うんですが、実際書いた感触としては、ペリカンのM600(Mニブ)と同じぐらい。ツバメノートの8mm罫でもギリギリなので無罫のほうが伸び伸び書けて楽しめそうですね。店頭であれば店によってはまだ在庫ありそうです。欲しい方はお早めにどうぞ。

2018年08月06日

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万年筆日記 20日目 <PILOT カクノくまモン限定黒>

万年筆日記 20日目 <PILOT カクノくまもん限定黒>とうとう20本目ですか。なかなかの勢いで増殖しました。今回は高級路線とは離れて、パイロットカクノのくまモン限定万年筆を購入してみました。くまモン限定品の第2段です。キャップは黒と赤があるのですがまぁ、無難に黒を購入、ペン先はFニブです。初めてのカクノ購入ではありますが、すでにインクの入った万年筆はたくさんあるのでこれはコレクション用に新品保管。購入店はロフトなので定価販売。通常のカクノよりちょっぴり高価ですが、少しでもお役に立てればいいかなと。

2018年08月06日

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万年筆日記 19日目 <PILOT カスタム74 2018年限定ホワイト>

万年筆日記 19日目 <PILOT カスタム74 2018年限定ホワイト>特に狙った訳ではないのですが、パイロット万年筆の入手が続きます。こちらは2018年のカスタム74限定色　ホワイトです。ホワイトの万年筆には縁がいなぁ、なんて思っていたところ定番のカスタム74で限定色が発売され欲しくなってしまった次第。2018年の限定色はホワイト、レッド、ブルーの3色。どの色も頭とおしりは黒の樹脂となっていて、見た目が引き締まっています。以前に2016年限定のカスタム74ブルーは購入したことがあって、そのときは細字を選びました。だけど5号ニブのひっかりというか、インクフローの不安定感がいまいち馴染めず今回は中細にしてみました。5号ニブの中細はカスタムヘリテイジと被ってしまいますが、あちらは赤系インク専用にしているので使い分けは出来るかなと。限定品といってもベースのカスタム74とサイズは一緒。キャップを付ければ程よい長さになって手になじみますね。インクフローも良く、スラスラと気持ちよく書くことが出来ます。入れているインクは定番中の定番、月夜。中細くらいの太さになるとインクの色ムラも程よく出ていい感じ。高級感や派手さはないものの、普段使いにはぴった入りの万年筆です。

2018年07月11日

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万年筆日記 18日目 <PILOT ダークグリーン革巻き>

万年筆日記 18日目 <PILOT ダークグリーン革巻き>17本目に続いてPILOTの万年筆が続きます。某オークションサイトで購入した古い年代の物です。名前がよく分かりませんが、ネットで検索すると同じ仕様のものがチラホラ。革巻き万年筆と呼ぶようです。特にシリーズ名とかは無いようで。革は羊でしょうか。色はダークグリーンですが、あんまりダークではなくちょっと不気味な色合い。首軸まで同色なのが何とも。ぱっと見、爬虫類！？かと。購入時の情報によると1960年代のデッドストック品で価格タグが付いたままの新品です。当時の定価5000円。革巻きのつなぎ目やメッキも完璧。とてもきれいな状態で手に入れることが出来ました。そして私も使用していないので完全なコレクションです。ペン先は小さいながらも18金。昔のものだけあってよく撓ります。普及モデルなので価格的に大した価値は無いですが、せっかく縁あって購入出来たので大事にストックしておきたいと思います。

2018年06月18日

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万年筆日記 17日目 <PILOT カスタムカエデ>

万年筆日記 17日目 <PILOT カスタムカエデ>ふと国産の木軸万年筆が欲しい、と思い立ちネットで情報を漁ってみると有名どころのメーカーから色々なラインナップがヒットしました。当初、プラチナのブライヤー軸の木目に惹かれて値段的にも手ごろだし入手を考えてました。ただ、センチュリー3776と違ってスリップシール機構なしの嵌合式キャップなんですよね。毎日使うわけではないし、今までに入手した嵌合式の万年筆は例外なくインクが蒸発しやすいのが気になって・・・結局選んだのはこちら。パイロットの10号ニブが付いた逸品。カスタムカエデです。もともと新品購入時から、割と黒っぽい色合いでしたが、使っていくうちに手に触れる箇所がさらに黒くツヤツヤに。手入れはたまにラナパー塗っている程度。パイロットの技術によって樹脂が浸透しているのでひび割れることは無いし、とても軽量で取り回しやすい軸です。この10号ニブ。カスタム742やヘリテイジ912と違って、かなり撓りやすくて独特の書き心地。普通の金ペンが硬く感じるほど。古き良き時代の万年筆とはこういうものだったのかなと勝手に予想してみたり。F字を選んだので、ボールペンと同じくらいの字幅です。実はこのペン、初めてPen and Messege.さんにオーダーしてみたのですが店長の吉宗さん自ら調整してくれたペン先はさすがの一言。早く書いてもゆっくり書いても、滲みやすい紙に書いてもそうでない紙に書いても一定の字幅を保ってくれます。多少の筆記感を残しながらペン先が紙を滑ります。日本語を書くにはちょうど良い。少しインクフローを抑えめにしたとのことでしたので、そういった調整が効いているのかもしれませんね。万年筆の弱点を見事に克服した、この仕上がりには感服。今度はM字を試してみたいなぁとか思ったり思わなかったり・・・。欲望は尽きません。

2018年05月02日

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万年筆日記 16日目 <デルタドルチェビータウェイ>

万年筆日記 16日目 <デルタドルチェビータウェイ>今までフランスのウォーターマン、アメリカのラミー、ドイツのペリカンなど外国製の万年筆は入手してきた訳ですが、とうとうイタリア製に手を出してしまいました。イタリア製のデルタ。2018年現在では残念ながら廃業してしまった比較的歴史の浅いメーカーではあったのですが。その軸の鮮やかさに虜になってしまうわけです。この軸はドルチェビータの中でも異色のウェイというモデル。軸のサイズ感はドルチェビータスリムに近くて、見た目ほど大きくはなく、持ちやすいです。購入はキングダムノート。デルタのようにバラつきが出やすい万年筆は試筆できるお店で買うべきですね。このクリップが一番の特徴です。先っちょについている球をくるくると回すと、コルノというイタリアのお守り(?)が出てきます。そして、この大きな金属製クリップとごっついキャップのおかげでキャップを挿して筆記すると、やたらとリアヘビー。書きやすさよりも遊び心とか見た目重視です。ただ、この個体はＭ字なだけあってインクフローも良く、書き心地は申し分なし。意外と優等生なのです。購入後しばらく経ってからペンクリニックにて宍倉先生に少しインクフローを絞ってもらって今に至ります。ツバメノート8mm罫なら十分使えます。インクは色彩雫の松露。オレンジ軸に緑インクの組み合わせ、意外と気に入っています。デルタのＭ字ってもっと太いイメージあったけど、国産のＭ字と変わらないです。メモ書きにもノート書きにも使える良い万年筆です。

2018年05月01日

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万年筆日記 15日目 <ラミーアルスターコッパーオレンジ>

万年筆日記 15日目 <ラミーアルスターコッパーオレンジ>とうとう15本に到達してしまいました・・・。ここまで来るのも、この先もあっという間に増え続けるのでしょうか。今回入手したのはラミーのアルスターシリーズ　2015年限定色コッパーオレンジです。ラミーの万年筆といえば言わずと知れた超ベストセラー、サファリがあるわけですが、私自身はそれよりもアルスターに惹かれるわけです。毎年出てくるアルスター限定色の中でも特に人気のあるコッパーオレンジ。確かにきれいな軸です。人気があるのも納得。この軸は普段使い用ではなく、コレクション。なので新品のまま保管しています。字幅はF。アルスター同士であればペン先ユニットの交換も出来るので、すでに持っているEFではなくあえてFにしてみました。ラミーも商売上手ですよね。毎年魅力的な限定色を出して来られると、つい手が出てしまいます。

2018年05月01日

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万年筆日記 14日目 <ペリカン M200 カフェクリーム>

万年筆日記 14日目 <ペリカン M200 カフェクリーム>M400茶縞に続くペリカンの万年筆M200カフェクリームを入手しました。M400はペン先が14金だし、書き心地はいいんですがいかんせんスーベレーンシリーズはEFでも筆記線が太い。そんな中、いろいろと調べているうちに鉄ペンのM200のEFであれば幾分スッキリとした線が書けることを知り物色する訳であります。すでに持っているM600のグリーンオーグリーン、M400茶縞のいずれもインクの残量が分かりにくい。暗めの軸色なので後ろから光を当てて透かさないと分からないのです。それに比べてM200系はインクビューが付いていたり、軸自体が半透明だったりと使い勝手は良さそうです。さらに物色を重ねるうちにカフェクリームに行きつきました。購入はまたしても美都商事。なかなかの品揃えです。EFの在庫は2本ほどあったので試し書きをしてしっくり来た方をお買い上げ。画像だと軸のクリーム色が飛んでかなり白く見えていますが実際は濃いバニラ色です。キャップは濃い茶色。M400と同じサイズなので少々小さめですが、持ちやすいです。キャップは挿して使った方が書きやすい。鉄ペンではありますが、金メッキがされているのでリングやクリップの金色ともマッチしますね。M400よりも手軽に使える(価格も半額以下)M200。気に入った色があれば一本持っておくのも良いかもしれませんね。

2018年04月24日

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万年筆日記 13日目 <パイロットカスタム74 2016限定ブルー>

万年筆日記 13日目 <パイロットカスタム74 2016限定ブルー>カスタム743細字ペン先の書き心地に魅せられて、でも常用するには大きいかなということで、カスタムシリーズの王道を試してみることに。その王道はもちろんカスタム74。パイロットのサイトはこちら。743は黒軸にしたので、74は他の色にしようと思ってネットを物色するうちに2016年の限定色ブルーを見つけました。ブルー自体はレギュラー品にあるんですが、この2016年限定色は軸に凸凹のライン入り。滑り止めにもなるし、汚れも目立たなくなるので使い勝手よさそう。せっかくなので実物を見てから購入したいなぁと、伊東屋新宿店に行ってみるとブルー、ブラックそれぞれありました。ちょっと迷ったけど試し書きの結果、ブルーのF字をお買い上げ。やっぱり手軽に使えるのはこのくらいのサイズですね。コンバーターは内蔵されていないんですがCON70が使えるのでインクの補給も楽勝。パイロットの5号ニブは、カスタムヘリテイジ92のFMに続いて2本目。国産F字らしいスッキリとしたラインが書けます。ただ、この個体は少々インクフローが渋くて、伊東屋本店に行ったついでにインクフローを標準レベルまで増やしてもらいました。ネット上ではよい評判が圧倒的に多い5号ニブですが、私は少々扱いにくさも感じてます。インクは出るけど何となく引っかかるような。調整すればよくなるのかなぁ。FMだと全く問題ないんですけどね。とはいえ、王道中の王道であるカスタム74なので手元に置いておきたい一本です。1万円の万年筆としては、かなりの完成度だと思いますよ～。

2018年04月13日

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万年筆日記 24日目 <ペリカン M600 ターコイズホワイト

万年筆日記 24日目 <ペリカン M600 ターコイズホワイト>※購入当時特別編としてアップした本ページを24日目に名称変更しました。2018年4月4日。ペリカンより待望のM600ターコイズホワイトが販売開始となりました。今回は特別編として入手したての、この軸の日記をお送りします。超人気でプレミア価格が付いているM600ピンクに続く渾身の力作(と勝手に思ってます)M600ターコイズホワイト。綺麗ですね～。ターコイズ色の部分も単一色ではなく、パールが入ってキラキラしてます。光の加減で水色が濃くなったり淡くなったり。僕はキャップを挿して使うので、まずはキャップ内側をさらっておきました。これでも傷がついてしまったら、サンエーパールでお手入れします。ピンクはさすがに使いにくい・・・と思っている方でもこの色ならOKでしょう。ベースモデルはM600だから男性にも女性にも使いやすいサイズですね。当初、予約をしていたお店では入荷本数が足らず、残念ながら私の分まで確保出来なかったようです。ピンクは国内600本(多分)だったのでさすがに入手困難になることは予想できますよね。少し前に出たホワイトストライプは1600本で今でも購入可能。ターコイズホワイトは1500本。だったら予約しとけば大丈夫だろうと完全に油断していました・・・。マズい。これはマズい。その後、万年筆のネット販売店をウロウロしているうちに某店が販売開始した所に遭遇。最初の店の予約ではEFが選べなくてFにしていたのですが、こちらのお店では全幅勢ぞろい。こちらのお店では字幅に制限があるものの、タイミングが合えば在庫あるようです。リンク貼っておきますのでチェックしてみてください。ペリカン万年筆特別生産品スーベレーンM600ターコイズホワイト送料無料【PELIKAN(ペリカン)】スーベレーン M600 万年筆ターコイズホワイト EF/F/M/B[限定]万年筆ペリカンボトルインクプレゼントペリカン Pelikan スーベレーン M600 ターコイズホワイト万年筆罫線ノートにも使いたいので、そういう時はやっぱりEFですよね。購入特典のボトルインクはベタだけど・・・ペリカンのターコイズ色を選択。ブルーブラックはすでに持っているし、他に欲しい色もなかったので常用出来るか微妙な色ではあるけど、ターコイズ繋がりということで。早速吸入してノートに書いてみました。ノートはツバメのW30S(8mm罫)を愛用しています。書き心地は全く問題なし。ただ意外だったのが、線幅が思ったより細い。スーベレーンのEFはM400茶縞をすで持っているんですが、そちらより明らかに細い。茶縞は国産のMくらいあったのでこれはうれしい誤算。個人的な感覚ではパイロットの5号FM程度なんですが書き心地は少し固めで筆記線自体も引き締まった感じ。誤解を招く表現かもしれないけど、ペリカンの鉄ペンM200系のEFに似ているかもしれない。インクフローがちょっと渋めなのかな？ノートに筆記するにはちょうど良いのでこのまま様子見してみましょう。まぁ、定番中の定番M600なのでこれ以上、書き心地のレポートは不要でしょう。この綺麗なシマシマ軸、これだけで購入する価値がありますよね！最後にペリカン軍団整列。上からM600　ターコイズホワイトM600　グリーン　オー　グリーンM200　カフェクリームM400　茶縞やっぱりターコイズだけ色味が派手(笑)

2018年04月05日

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万年筆日記 12日目 <ウォーターマンエキスパートフランスブルー>

万年筆日記 12日目 <ウォーターマンエキスパートフランスブルー>前から存在自体は知っていて、いつか欲しいな～って思っていたエキスパートの生産完了品。こちらは某オークションにお手頃な価格で出品されていたので入手。エキスパートってとても持ちやすくていいんですよね。キャップも尻軸にカチっとはまるし。万年筆日記5本目にあるとおり、すでにプレシャスは持っているんですが、いわゆる軸買いです。マーブルのブルー軸ってやっぱりカッコいい。ペン先は<EF>。でもプレシャスの<F>と線幅変わらないです。ウォーターマンの線幅は割と細めって思っていたので少々ショック。ペンポイントが少し減って太めの線になっているのかもしれないですけど。見た目はお気に入りですが、書き心地は一般的な鉄ペンなだけあって、あまり使用頻度は高くないです。少し試し書きしてからはしまい込んでいました。2018年3月9日。もう少し線幅が<EF>らしく細ければ使い勝手いいかなぁ、なんて思い第9回　世界の万年筆展に持って行って宍倉先生にインクフローを絞って頂きました。結果はバッチリ。筆記線はかなりシャープになり、とても気持ちいいペンに変身しました。よかったよかった！

2018年03月22日

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万年筆日記 11日目 <パイロットカスタム743>

万年筆日記 11日目 <パイロットカスタム743>9本目にM600(M)、10本目にM400(EF)と立て続けにペリカンの万年筆を購入してみた訳ですが、やっぱりノートにつらつらと書くには線幅が太いんですよね。スーベレーンは全般的にインクフロー良い傾向にあるようです。そうすると気になるのは・・・お察しの通り。国産の細字万年筆が欲しくなってくるという罠にハマるわけです。必然的に最初の本格的な国産万年筆を探すとなると三大メーカーの中から選ぶのが無難かなと。パイロット、セーター、プラチナと・・・ラインナップを探してみてネット上での評判が良いパイロットのカスタム74シリーズが気になりだしたら、もう止まりません。カスタム74のニブはすでに入手済みのカスタムヘリテイジと同じ5号。上のグレードの742は10号ニブ。そして今回購入したカスタム743は15号ニブが付いています。742と743の価格差は、ほとんどニブの大きさだけなのでコストパフォーマンスは微妙かなと思いつつも、このタイミングを逃したらもう買わないだろうなと思い。勢いでゲット。購入はキングダムノートにて新品を。店頭で試筆も出来て割引価格なので非常に良いお店。743は最初からコンバータ付いているので本体だけ購入すればOKです。(もちろんインクも必要ですよ)《新品》 PILOT パイロット万年筆カスタム743 ブラック【送料無料】【ラッピング無料】【正規品】【smtb-f】743はこの大型ニブのおかげで、非常に迫力のある万年筆です。画像では銀色に見えますが、実際は金色です。サイズ的にはモンブランの146と似ているのでゆったりと構えて書くことを楽しみたいですね。購入したのは細字<F>ですが、インクフローは超安定していて、一切の調整は不要な感じです。さすが国産で定価3万円なだけのことはある。やはり罫線ノートには国産万年筆のFだな。と認識させられた訳であります。ツバメノート8mm罫線に書いてみました。インクは色彩雫の月夜。0.7mmのボールペンとほぼ同じ太さですね。さて次は何をゲットしようか・・・と。物欲は収まりません。

2018年03月05日

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万年筆日記 10日目 <ペリカン M400 茶縞>

万年筆日記 10日目 <ペリカン M400 茶縞>前回購入したペリカンのM600グリーンオーグリーン。書き心地に衝撃を受け、すぐさま次のペリカンをゲットしに行くのであります。M600は手元にあるし、次はもっと手軽に使えるM400がいいかな～なんて考えながらWebで情報収集。M400は売れ筋なだけあって、いろんな色の軸があります。ペリカンと言えば緑縞。でも個人的には青縞が好き。いやいや、白縞もきれいじゃないですか。・・・ホント迷います。そんな時に立ち寄った文具店でショーケースに入ったこれを見つけました↓メーカーサイトはこちらhttps://www.pelikan.com/pulse/Pulsar/ja_JP.FWI.displayShop.253580./souver%C3%A4n-400-%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3限定販売されているのは知っていたんですが、画像を見る限り地味な印象があったんで欲しいとはこれっぽっちも思ってませんでした。でもね、ショーケースに入って照明に照らされているこのペンはとってもきれいだったんですよ。ほどよく混じった明るい部分がキラキラと反射して。よし、茶縞を買おう！と決心したのであります。ネットで購入しても良かったのですが、狙っているEFニブは品薄。柄も実際に目で見て納得したうえで購入したかったので、美都商事へ。EFニブはあと1，2本だったでしょうか。あって良かった。かくして無事にGET出来たのであります。M400のEFニブと言っても、結構線幅は太いです。パイロットで言うところのFM～M程度なので、罫線ノートに細かい文字を書くには向いてませんよね。ただ、やはりそこはペリカン　スーベレーン。書き心地は気に入っているので、文字のサイズを気にしなくても良い時にはよく使ってます。常時スタンバイ。ちなみにインクはペリカンの4001ブルーブラックを入れてます。これでめでたく10本達成・・・！！

2018年02月19日

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万年筆日記 9日目 <ペリカン M600 グリーン・オー・グリーン>

万年筆日記 9日目＜ペリカン M600 グリーン・オー・グリーン /　Plikan M600 Green O' Green＞とうとう手を出していない領域に踏み行ってしまいました。万年筆好きなら知らない人はいないペリカン。しかもM600限定品のグリーンオグリーンです。発売年は少し前なので中古での購入になりましたが、それにしてもきれいな軸ですねぇ。ペン先はM。ペリカンのMはホント太いです。国産Mの2倍は太くないか！？ってほど太い。細かい文字は全く書けませんが、そういったデメリットを帳消しにするほどの書き心地。ヌラヌラとかスラスラっていうより、自分が感じるのはフワフワっていう感触です。購入当初はインクフローが安定しなかったので、お店の保証制度を使って調整してもらいました。2か月くらい待ったけど、フローはばっちり安定。それでもインクが出すぎる気がしたので、ペンクリに持っていってペンドクターに見て頂きました。試筆頂いて、一言"ペリカンのMはこのくらいがちょうど良いです。"って。あまり絞りすぎると、インクが乾いたりってリスクもあるそうなんでほんの気持ち程度インクを絞ってもらって完了！普段はプラチナ万年筆の古典インク、フォレストブラックを入れてます。用途は限られてしまうのが残念ですが、グリーン軸にグリーンインク、こんなことが出来るのも万年筆ならでは。うーん、素晴らしい。

2018年02月06日

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万年筆日記 8日目 <プラチナ #3776 センチュリー>

万年筆日記 8日目＜プラチナ #3776センチュリー /　Platinum #3776 Century＞まだまだ増殖中の万年筆たち。お次はパイロット以外の国産メーカーも試してみたくなり、1万円程度で購入できる万年筆を探してみました。国産1万円前後の万年筆って、コストパフォーマンス抜群ですよね。海外軸の派手さはないけど、金ペンに手が届くしペン先は割と安定した品質で、通販で購入してもとんでもない外れは無いし。で、いろいろと調査した結果、プラチナ#3776センチュリーシャルトルブルーをお買い上げ。インクはブルーブラックが定番。プラチナの場合は染料と顔料どちらもラインナップされているので注意。それぞれのメリット/デメリットを把握したうえで選ぶと良いですね。色違いのブルゴーニュと最後の最後まで迷ったけど、基本青好きなのでシャルトルブルーにしました。細軟は売り切れていることも多い人気のニブ。この万年筆、柔らかいペン先が撓って面白いですよ。パイロットのフォルカンやエラボーほどの軟調ではなく普通に扱える範囲の柔らかさ。だがしかし、今回購入したペンはインクフローがやたらと渋い。EF並みの字の細さ。なじみが出るまで仕方ないのかな～なんて、思って手帳用として使ってましたが、職場の近所でプラチナのペンクリニックが開催されることを知って、調整してもらってきました。これで筆圧を掛けなくてもスラスラ書けるようになりました。完璧。胴軸に大きめの段差があるので、持ち方によっては気になるかもしれないですね。出来れば店頭で試してから購入することをお勧めしときます。もはや定価1万円の文房具を購入することに、何のためらいも感じなく・・・ズブズブズブ。

2018年01月29日

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万年筆日記 7日目 <パイロットグランセNC 太陽>

万年筆日記 7日目＜パイロットグランセNC 太陽 /　Pilot Grance NC Taiyo＞とどまるところを知らずに増える一方の万年筆。先のアルスター限定色　チャージグリーンに続いてまたしても限定色。パイロットグランセNC 太陽を購入してみました。太陽はその名の通りオレンジマーブルの綺麗な軸。オレンジ軸と言えばデルタのドルチェビータが有名ですが、こちらはマーブル模様の塗装ゆえ奥行き感には劣りますが価格が価格ですからね。十分にきれいです。太陽は2013年の限定色なのですが、某オークションに新品が良心的な価格(定価＋α程度)で出品されていたので落札した次第。細身のペンに14金3号ニブのペン先。一般的な男性の手のサイズからするとかなり小さいので一度にたくさん書く場合は向かないかもしれいないですね。でも、この3号ニブの心地よい柔らかさは一度味わう価値があるかもしれませんよ。またしてもペンが増えた。そろそろ置き場が・・・ズブズブズブ。

2018年01月25日

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万年筆日記 6日目 <ラミーアルスターチャージグリーン>

万年筆日記 6日目＜ラミーアルスターチャージグリーン /　Lammy Alstar Charge green＞ウォーターマンのエキスパートプレシャスを購入したのも束の間。気軽に使える万年筆を探していた時に知ったのがラミーアスルター。ラミーの万年筆といえばサファリが有名なんですが、サファリは樹脂軸、アルスターは金属軸という違いがあり、アルスターの方が好みだったので、こちらを選んだ次第。チャージグリーンは2016年の限定色。明るいけど、派手すぎない色合いにひかれて購入を決意。字幅は極細(EF)。購入場所は出張先で立ち寄った東急ハンズ名古屋店で5000円ぐらい。キャップを後ろに挿すと大柄なペンになります。手の小さい方はキャップしない方が書きやすいかも。ペン先はステンレス製なので撓りはないですけど、インクフローは多めでしょうか。線幅はEFでも国産万年筆のF~M程度の太さに。使う当てがあっても無くても、きれいな色があるとついつい欲しくなってしまうアルスター。商売上手です。5000円の筆記具が安いと思ってしまう、ズブズブズブ・・・

2018年01月25日

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万年筆日記 5日目 <ウォーターマンエキスパートプレシャス>

万年筆日記 5日目＜ウォーターマンエキスパートプレシャス /　Waterman Expert Precious 今までの4本は全て国産メーカーの万年筆。すると当然、海外メーカーの万年筆ってどうなんだろう？って気になりますよね。文具店に行って試筆コーナーに置いてあった知らないメーカーのボールペンを手に取ってみると、とても書きやすい。それはウォーターマンのエキスパートというシリーズのようです。日本ではあまり聞きなれないメーカーですがフランスの由緒正しき文具メーカーである・・・ことは後から調べて知りました。う～ん、エキスパートいいなぁ。持ちやすいし形もシンプルだけど地味過ぎずカッコいい。何だかスマートな感じ。という単純な理由で次の万年筆はウォーターマンのエキスパートに決定。ウェブサイトを見てみると、エキスパートにも色々な種類があるようです。そんな中でも一際目立つプレシャスというシリーズを発見。本体とキャップにネジが切ってあるペンなんて他にはないですよね。よし、これを買おう！ということで、楽天で探してみると定価より大分安く買えることが分かりました。で、今回はペンハウスさんでお買い上げ～。字幅は細字(F)にしときました。届いたペンを手に取ってみると、ずっしりした重みと綺麗な胴軸。国産万年筆の細字よりもちょっと太めの細字。ひたれる万年筆です。そしてペン自体のバランスが秀逸。自然にサラサラ筆記できます。弱点は嵌合式キャップの宿命でインクが蒸発することと、指紋が気になることぐらいでしょうか。ペン先はステンレス云々の前にウォーターマンなので固めです。コンバーターがすぐに壊れるという情報もありますが、自分のは特に問題出ていません。初めての海外製万年筆にもお勧めできるペンですよ。また1本増えてしまった。ズブズブズブ・・・と沈んでゆくのであります。2020.5.19追記プレシャス、カタログ落ちしてしまったんですかね。メーカーサイトで見つけられませんでした。個人的には好きなデザインなんですけどね・・・鉄ペンにしては少し高価だったからなぁ。ちょっと残念ですが、仕方がない。自分のペンは大事にします！

2018年01月25日

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万年筆日記 4日目 <パイロットカスタムヘリテイジ92>

万年筆日記 4日目＜パイロットカスタムヘリテイジ92 /　Pilot Custom Heritage 92＞コクーンはキャップの嵌合具合が気になりだして・・・という理由を無理やり見つけて、そそくさと次の万年筆をGETしに行くのであります。ネットで万年筆のラインナップを見てお勉強。フムフム、万年筆には吸入式というのがあるのか。これは面白そうだ。ほぉ、ペン先に金を使っているのが本格派なのね。ベスト型(両端が丸っこい)よりもバランス型(両端が平坦)のほうが今っぽくて、なんとなくかっこいい！調べているうちにカスタムヘリテイジ92という万年筆を発見。軸が透明だからインクが透けて綺麗ですねぇ。鮮やかな淡い色のインクを入れると特に映えます。そしたら次はお店探し。通販だと安く買えることは知っていたんですが、ハンズ以外の店にも行ってみようかな～なんて思い、調べてみると会社のそばに色々と専門店があるようで。店頭で試筆したところで感触が分かるほど知識もないんですが何事も経験ってことで。あたりまえだけど普通に書けました。字幅はFでも良いかなと思ったんですが・・・結局、色は透明(ノンカラー)。字幅は中細(FM)。めでたく美都商事でお買い上げ～。このペンは、購入時からずっと赤系のインクを入れて書類のチェックなどに使い続けています。ちょっとザラついた書き心地なんですが、それが気持ちいいのです。この短期間にまた1本増えてしまった、ズブズブズブ・・・2020.5.19追記万年筆を始めたころに見た目だけで購入したこのカスタムヘリテイジ92。今現在も一軍レギュラーの座から落ちることなくがんばっています。まず、吸入式でインクが多く入ること。そして、キャップの勘合が異様に良いこと。1か月放置した後でも全くインクが濃くならず、いつも一定の性能を発揮してくれる頼れるヤツです。分解洗浄も楽ですしね。このペンは本当におすすめ。

2018年01月17日

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万年筆日記 3日目 <パイロットコクーン>

万年筆日記 3日目＜パイロットコクーン /　Pilot Cocoon＞3本目にして初めてのパイロット製万年筆を購入。パイロットの超定番コクーンです。色はメタリックグレー。字幅はＭ。購入場所は2本目と同じ東急ハンズで、3000円ぐらい。1000円のプレジールでもこの書き心地なんだったら、もう少し高価な万年筆の書き心地はどうなんだろう？と思ったが最後。当時は万年筆を売っているお店がどこにあるか知らなかったので前回と同じ東急ハンズに向かったのであります。色は暗めの落ち着いた色がいいなぁ、ということでグレーに。字幅は試し書きをさせてもらって最終的にM字に。FよりMの方が万年筆っぽさが味わえるので用途を考えずにまたM字にしてしまったという。プラチナのスリップシールようなドライアップ防止機能は付いていないので、日にちが経つと段々インクが減っていきます。嵌合式なので個体差かもしれないですけど。あとは首軸と胴軸の段差が持ち方によっては気になるかもしれない。僕は胴軸のツヤツヤしている部分を持つので問題ないですが、購入する前に実際に持ってみた方がよろしいかと。そして、また一歩ズブズブズブ・・・と。2020.5.19追記このペンを購入した時にハンズの店員さんに言われた「末永くお使いいただけますように」という一言が今でも忘れられません。文具売り場を担当されているくらいなので、きっと万年筆が好きなのでしょう。心のこもった一言は何よりうれしいですね。そして在宅勤務をしている今、唯一使っている相棒がこのペンなのです。頑丈で遠慮なく使うにはちょうど良いんです。もっと高価で書き心地のよいペンはいくらでも持っているのに、それでもこのペンを使うのには意味がある気がします。

2018年01月17日

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万年筆日記 2日目 <プラチナ万年筆プレジール>

万年筆日記 2日目<プラチナ万年筆プレジール / Platinum Plaisir>2本目の万年筆もプレピーと同じメーカー、プラチナ万年筆のプレジールです。色はブルー。字幅はＭ。購入場所は東急ハンズで1000円ぐらい。プレピーは見た目が安っぽいのですが、こちらのプレジールは金属軸で高級感があります。2018年になって新色も追加されていますね。Preppyの見た目のショボさに耐えきれず、早速グレードアップ品をお買い上げ。プラチナおそるべし。見事に罠にハマっていくのでありました。まずは店頭のサンプル品で試し書き。結果、Ｍ字の書き心地に惹かれ、店頭に並んでいるプレジールＭ字を片っ端から確認し本体に傷のない綺麗なものを選びました。ペン先の確認？いやいや初心者の私には見てもわからないし。書けなければハンズに持っていくだけ。Ｍ字なので小さい文字は書けないですけど、この独特の紙に吸い付くような書き心地は癖になりますよ。こうしてズブズブズブ・・・と。

2018年01月17日

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万年筆日記 1日目 <プラチナ万年筆プレピー>

万年筆日記 1日目<プラチナ万年筆プレピー / Platinum Preppy>記念すべき1本目の万年筆。プラチナのPreppy(プレピー)です。字幅は細字の0.3、ブルーブラック。購入場所は近所のホームセンターで200円ぐらい。仕事でマウスをたくさんクリックしていたら腱鞘炎になってしまい、その対策という都合の良い理由を付けて試しに購入してみました。最近万年筆を始めた方は「Preppyから」ってパターンが多いのではないでしょうか。こんな値段でもしっかり万年筆になってますよね。インクも掠れず出るしスリップシール機構も付いてる。見た目は安っぽくてオモチャみたいだけど。この価格で書くことって楽しいな、という気分にさせてくれるPreppyは偉大です。そしてプラチナの戦略にズブズブとはまっていくのであります。

2018年01月16日

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