[小ネタ]の記事一覧 | ちょっと気になる万年筆のブログ

小ネタ日記 3日目 <からっぽペンを使ってみる>

小ネタ日記 3日目先日ふらっと寄った東急ハンズで面白いペンを見つけました。その名もからっぽペン。2020,2,11追記たまたま立ち寄った東急ハンズ新宿店で売っていたのですが実は店舗限定販売品だったようです。売り切れとの情報もあるので店舗に行く前に在庫確認をした方が良さそうです。なんだろう？と手に取ってみると、どうやら万年筆用のボトルインクを芯に染み込ませて使うフェルトペンのようです。早速一本お買い上げ。150円なり。これは一本入りですが、他に5本入りも600円で売ってました。構造は至ってシンプル。フェルトをボトルインクに入れると、みるみるうちにインクを吸い上げます。結構な勢いで染み込みますね。見ていて面白い。初物でせっかくなので明るい色にしてみました。ペリカンのターコイズです。ラインマーカー的に使える爽やかな色です！余分なインクを拭き取ってからペンにセットしてエンドキャップを付ければ完成。そのまま少し待てばペン先までインクが染みてきます。字幅は思ったより太めでしょうか。パイロットのFMと同じぐらいかな？ほそ芯0.4mmと書いてある割には太めだと思います。2020,2,11追記試筆画像アップしました。やっぱりFMくらいの太さありますね。フローが良いらしく少しにじみも出ます。好きな色のペンが作れるのは、万年筆愛用家からみても面白いですよ。是非お試しあれ。では～。

小ネタ日記 2日目 <ボトルインクを使い切る>

小ネタ日記 2日目　<ボトルインクを使い切る>万年筆を使っている方であれば誰でも困ったことがあるはず。↓の状況に。そう、ボトルインクの使い切りが難しいということです。特にニブが大きい吸入式の万年筆の場合はボトルインクの残量が半分ぐらいになると、思うようにインクが吸えないとか、ボトルの底にニブの先端をぶつけて傷付けてしまうかもしれません。そんな心配をしなくて済む便利テクニックを紹介したいと思います。用意するものは2点だけ。1、セーラー　ボトルインクリザーバー　　　ちょっと大き目な文房具店であれば購入できると思います。税抜き500円。　　僕は東急ハンズ新宿店で購入しました。【ボトル内のインクを「ムダ無く」吸入できるリザーバー】セーラー消耗品 SAILOR ボトルインクリザーバー（インク吸入補助器）50ml角瓶用万年筆用エコ使い切る 13-0500-0002、キングダムノート　スポイト付きインクボトル　　キングダムノートの店頭か通販で購入が出来ます。税抜き400円。///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////2021,2,23追記：キングダムノートのスポイト付きインクボトルは単体で購入すると送料550円～です。インクボトルより送料のほうが高いってなんだかなぁ、と思ったので、送料無料になる税込み5000円のプランを貼っときますのでいろいろ物色してみてくださいね。プラン案インクボトル 2個・・・税抜き800円インク２本・・・税抜き4400円合計5200円＋税【ポイント5倍】 KINGDOM NOTE キングダムノートスポイト付きインクボトル 30ml 【正規品】王道ど真ん中。ロイヤルブルー系インク「瑠璃君」税抜き2200円【ポイント5倍】【万年筆インク】 SAILOR セーラーボトルインク源氏物語シリーズ瑠璃君角瓶 50ml 【キングダムノートオリジナル】【正規品】続いても源氏物語シリーズから。アクセントにどうぞ。「紅花」税抜き2200円【ポイント5倍】【万年筆インク】 SAILOR セーラーボトルインク源氏物語シリーズ紅花角瓶 50ml 【キングダムノートオリジナル】【正規品】源氏物語だったら紫も外せないですよね？「濃き織物」税抜き2200円【ポイント5倍】【万年筆インク】 SAILOR セーラーボトルインク源氏物語シリーズ濃き織物角瓶 50ml 【キングダムノートオリジナル】【正規品】まだまだ他にも魅力的な商品がありますので、じっくり選んでみてください！///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////早速、その方法を見てみましょう。手順1購入した1、2を開封し、インクボトルにリザーバーを入れる。測ったかのようにすっぽり入ります。手順2次に既存のボトルインクをスポイトで吸って、リザーバーに空いている穴(位置は後述)の8分目程度までインクを入れる。欲張ってギリギリまでインクを満たすとニブを入れた時に穴から溢れます。手順3リザーバーに溜まったインクを吸入する。元々の残りが1mLもなかったようで・・・画像の量ではちょっとインクが少ないです。リザーバーを満たせない残量だと最後は廃棄ですね。実際にはリザーバーの穴はこの位置にあります。作業おわり。非常に簡単！リザーバーの穴からこぼれてしまってもインクボトルの中に溜まるだけなので気になるならリザーバーを外してスポイトで戻せばよいだけ。密閉性の良い容器なので余った分は次回までこのまま保管できます。この方法の良い点はといえば、・安定するので吸入時にひっくり返す心配が減る・色彩雫の小瓶のようにリザーバーが入らない容器にも使える・スポイト付きなので手を汚さずに必要分だけインクを移動できるいかがでしょう？メーカーが想定していないリザーバーの使用方法なので自己責任にはなりますが僕はこの方法でギリギリまでインクを使い切っています。リザーバー、インクボトル両方買っても1000円程度ですのでよく使う色の分だけ2、3セットで揃えておくと良いかもです。それでは～。

小ネタ日記 1日目 <万年筆を個人輸入する>

小ネタ日記 1日目 <万年筆を個人輸入する>1、はじめにこの記事はあくまでも個人の体験記です。正規品を否定したり個人輸入を推奨するものではありません。また、個人輸入にはリスクが伴いますので自責でお願いします。2、購入までの話海外メーカーの万年筆って見た目が鮮やかでカッコいいものが多いですよね。でも日本の代理店を通したいわゆる正規品は高価・・・。もちろん保証とか出所がはっきりしているというメリットがあることは分かるんですが、高額万年筆になればなるほど価格差が開いてしまうのがネックです。今回、海外(アメリカ)の通販ショップで見つけた万年筆がCyber Monday Saleの対象になっていて、とってもお買い得だったので万年筆としては初めて個人輸入に挑戦してみました。3、購入した時の話そのショップでは店独自の決済とPaypalから選ぶことが出来ました。当然どちらもクレジットカード決済です。さすがに独自の決済はトラブル時に不安を感じるのでPaypalを選択。Paypalの公式サイトPaypal自体の登録はすでにしてあったのですが、ここで問題が。ネットでも同様のトラブルを散見するので、ありがちなパターンらしいのですが、最初の登録時に氏名・住所を日本語にしていたので海外では文字化けするという・・・そのままでは発送が出来ないのでPaypalの表記を修正することにしました。PaypalのQAサイトによると"氏名"の表記変更は本人確認書類の提出と確認に3～5日かかる・・・と書いてあります。セール期間だけの特別価格なので、それを待っていたら間に合わない！他の方法を探したところ、サポートセンターに直接メッセージを送ると即日対応してもらえるという情報を得たので早速試してみました。ほんの数時間程度で返事があって"公式サイトの方法で申し込むと変更できるよ"と。そのメッセージに"今すぐ変更してほしいだけど" と返信するとこれまた数時間後に"対応しました"って返事が来てすぐに英語表記の氏名にしてもらえました。どうやら1回目はコンピュータによる自動返信らしいです。その後の対応は人間によるものなの・・・かな?コツは1回目でめげずに2回目のメッセージをおくること(笑)"住所"はPaypalの言語設定を英語にすると英語表記の住所が設定出来るようになります。自信が無ければ住所変換サイトを利用すれば簡単に英語表記の住所が分かりますよ。Paypalの準備が整ったところですぐに購入&決済。よかった～間に合った。ここまでたどり着くのに少々手間取りましたけど無事に購入出来ました。4、発送の話しばらくするとショップから購入内容の確認と発送準備をするからしばし待てとメールが来ました。今回のショップからの海外発送はUSPS。アメリカの郵便局ですね。日本に到着後は日本郵便に引き渡されます。USPSのトラッキング番号が連絡された後は追跡サービスが使えます。以下、発送から到着までの実際の履歴です。Tracking History　※時系列順6-Dec-19Pre-Shipment Info Sent to USPS, USPS Awaiting ItemDecember 6, 2019, 7:18 pmShipment Received, Package Acceptance PendingMESA, AZ 85215 December 6, 2019, 7:52 pmAccepted at USPS Origin FacilityMESA, AZ 85205 December 6, 2019, 9:07 pmArrived at USPS Regional FacilityPHOENIX AZ DISTRIBUTION CENTER ANNEX 7-Dec-19In Transit to Next FacilityDecember 8, 2019, 12:40 amArrived at Regional FacilityLOS ANGELES CA INTERNATIONAL DISTRIBUTION CENTER December 8, 2019, 1:41 amProcessed Through Regional FacilityLOS ANGELES CA INTERNATIONAL DISTRIBUTION CENTER December 8, 2019, 5:23 amArrivedLOS ANGELES, UNITED STATESDecember 8, 2019, 12:13 pmDepartedLOS ANGELES, UNITED STATESDecember 9, 2019, 5:49 pmDepartedTOKYO, JAPANDecember 10, 2019, 7:25 amProcessed Through FacilityJAPANDecember 10, 2019, 8:59 amCustoms ClearanceJAPANDecember 10, 2019, 9:00 amHeld in CustomsKAWASAKI PORT, JAPANDecember 11, 2019, 9:18 amCustoms Clearance Processing CompleteJAPANDecember 11, 2019, 9:19 amProcessed through FacilityKAWASAKI PORT, JAPANDecember 12, 2019, 7:48 amArrival at Post OfficeJAPANDecember 12, 2019, 10:37 amOut for DeliveryJAPANYour item is out for delivery at 10:37 am on December 12, 2019 in JAPAN.経路をかいつまんで追ってみると・・・アリゾナ(ショップ所在地) 現地時間：12月6日→ロサンゼルス(国際交換局)→日本(国際交換局)→川崎東郵便局(税関)→郵便局(発送先付近)→到着日本時間：12月12日時差を考慮するとおおよそ5日間ぐらいでしょうか。発送先は都内ですので税関から離れているともう少しかかるかもしれません。発送方法は"Priority Mail"ですので妥当だと思います。ショップに支払った送料は約＄28。ちなみに日本に到着後は同じ追跡番号で日本郵便のサイトでも追跡が出来ます。国内に到着後は日本郵便の情報の方が更新が早いのでこちらだけ見ていれば良いと思います。こうして無事に、そして思っていたよりも実にあっさりと憧れていた万年筆の個人輸入に成功したのでありました。何を購入したかはまた別の機会にでも。それでは～。