≪アロマで生活を元気に美しく♪≫

先日、大型ショッピングモールへ行きました。

夏休みということもあり、子供達もたくさん！

私達も幼稚園のお友達と何度も遭遇！

みんなとっても楽しそうでした～。

で、子供達が主人といっしょにボールハウス（小さなボールが床に水のように入っているハウスで遊ぶスペース）に入っている間に、私はウインドウショッピング！


そこで目についたのは「夏休み工作キット」。

かわいい貯金箱キットや本立てや葉書入れ等、その子供のレベルに

応じて作れるように、必要な道具が全て入っているキットです。

これがずらーり、と並んでいたのを見て、ちょっとなぁ・・・と、感じてしまいました。

私達が子供の頃は、アイスクリームやヤクルト、トイレットペーパーの芯や空き箱、

そして外で見つけた石や木をみつけては、集めて、

それで何を作ろうかと思案したものです。


自由研究にしても、当時、香川県にいた私は、母がパートしていたうどんやさんで

密着取材をさせてもらい、その作り方の工程を自分なりにまとめ、学校で発表しました。

しかし・・・。


今ってなんでも揃っているんだよなぁ。

これって・・・。

いいことなのかなぁ？？



姪の小学校の家庭科でもキット、を使っているそうです。

これは先生によりけり、なのでしょうが。

すでに裁断された布と道具が揃っているそうで、これに縫いしろをつけて、縫うだけ。

うーん、何が楽しいのだろう？？姉と苦笑してしまいました。

裁断する苦労があるからこそ、ちょっと変でも（笑）完成した時にある達成感。

今はきれいにできたら、それでいいのかなぁ。

先生の手抜き、としか思えません。

先生たるもの、もっと子供に作る大変さ、楽しさを教えていくべきではないかなぁ？



工作キット・・・確かに、きれいな、かわいい、かっこいいモノができるでしょう。

でも。

何を作るか考えたり、ものを集めたりする楽しさが、ない。

頭を使わない・・・。



今の子供達が、なんだか、かわいそうに思えてしまいます。

もちろん、自分でものを集めて作る子もいることでしょうが・・・。



こうやってキットがあったら、「あ、便利」って思ってしまいますよね。


ものを作る楽しみって、モノを集めるところからあるのになぁ。

そして、どんなものを作ろうかって考えるのってワクワクしますよね。

そんな楽しさを今の子供達、知っているのかなぁ・・・。



そのキットの片隅に。

紙粘土、絵の具、ヘラが置いてありました。

うちならば、せめて、こっちかな、なんて思ったりしました。


何もかも揃っている時代だけれど、子供たちにはイチから作る楽しさを教えていきたいものですね。