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カテゴリ:今日の生き物
Blue Button Jelly。「青いボタン」と発想するのが欧米の感覚。
同じものを日本では「ギンカクラゲ」と呼ぶ。 いずれも丸いものという点では共通であるが、一方は周りを取り巻く青い触手、もう一方は内側の銀色の円盤状の気泡体に着目していて、人の感覚はそれぞれだなぁとしみじみ思うところである。まあ、人によっては銀貨よりも牛乳瓶のふたとか、輪切りの大根だとかいう人もいて、それはそれで面白いと思う。 本来外洋性のクラゲで、黒潮などの暖流域に生息していますが、大しけの後など、岸に打ち上げられているものも見かけます。 気泡体の径は4cmほどで、それほど大きくはありませんが、周りの青い触手には弱い毒があり、人によっては結構ひどいダメージを食らうので注意が必要です。 触手が伸びるとさらに美しさ倍増なのですが、なかなか忍耐力が続かず、お目にかかれていないのが現状です。 なお、この気泡体は堅いキチン質でできており、クラゲのくせに骨格的な感じでこの盤だけが打ち上げられたりもします。ビーチコーミングをして拾ってみるのも楽しみ方としてはありでしょうか? ギンカクラゲ(盤クラゲ目ギンカクラゲ科)浜辺に打ち上げられた個体 海面に浮かんだ状態 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 13, 2015 10:14:45 PM
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