|
カテゴリ:今日の生き物
数年前から、ペットショップなどで見かけることが多くなった齧歯目の一種「デグー」。
何気に人気があります。 その理由は、齧歯目の中でも知能が高く、ある程度の集中力や学習性があり、頭の良い個体であれば簡素な学習行動が可能=優しく大事に飼育するととてもよく馴れるということにあります。 逆に、学習能力が高いため、いじめられるなど嫌なことがあると、後々まで覚えているため、一度嫌われると、次になついてもらうのが大変です。 本種は、南アメリカ、ペルーのアンデス地方西部原産で、山岳地帯の藪や林、岩場などの隠れ場所が近くにあるような場所に生息しています。 草食性で、主に草や樹皮、種子、果物などを餌にしています。 頭胴長12.5〜19.5cm、尾長10.5〜16.5cm、体重170~300gで、毛の色は灰色です。尾は長く、先端にいくほど毛がたくさん生えています。 なお、本種は15~20種類にも及ぶ多彩な鳴き声で歌うことでも知られており、「アンデスの歌うネズミ」とも呼ばれ、言語の研究動物としても注目されています。 デグー Octodon degus 齧歯目(ネズミ目)デグー科 2020年1月3日(上野動物園飼育個体) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 21, 2020 09:47:04 PM
コメント(0) | コメントを書く
[今日の生き物] カテゴリの最新記事
|
|