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Jul 1, 2020
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カテゴリ:今日の生き物
7月に突入し、いよいよ今年も後半戦になりました。
これから夏本番を控えて、海や川に出かける機会も出てくるかもしれません。
そこで、今月の特集は、十脚目。いわゆるエビ、カニ、ヤドカリなどの仲間です。
世間一般において、「十脚甲殻類」といえば、上述したエビ、カニ、ヤドカリなどの仲間なのですが、これらは、系統分類的に異なる階層の分類群を指しています。
十脚目は別名エビ目とも呼ばれます。なぜカニ目でもなければヤドカリ目でもなかったかというと、十脚目は大きく「根鰓亜目」と「抱卵亜目」の二つの亜目に分けられていることによります。
一つ目の「根鰓亜目」は、別名クルマエビ亜目とも呼ばれ、その名のとおりクルマエビの仲間を含んだ分類群です。本亜目の特徴は、成体の鰓が細かく枝分かれした羽毛状の構造(根鰓)となっていることと、受精卵を保護せず水中に放出することにあります。
もう一つ亜目である「抱卵亜目」は、単にエビ亜目とも呼ばれますが、抱卵のとおり、雌が受精卵を腹部に抱いて保護します。こちらの亜目には、いわゆるコエビと呼ばれる多くのエビ類や、カニ類、ヤドカリ類が含まれています。
このように、十脚目全体でとらえた場合、いわゆるエビの仲間が主な分類階級を占めているため、エビ目と呼ばれるようになりました。
実は、今月の特集、同僚から「エビ」を勧められたのですが、エビだけでは十脚目を語り切れないため、「十脚目」全体を対象とさせていただきます。
早速初日はテナガエビ。
その名のとおり第2歩脚が長いのが特徴です。
食用としても知られており、養殖物も良く出回っています。



テナガエビ Macrobrachium nipponense 十脚目(エビ目)テナガエビ科 2004年7月7日 岐阜県羽島市





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Last updated  Jul 1, 2020 10:31:13 PM
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