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カテゴリ:今日の生き物
漢字で書くと「牡丹海老」。
生時の体色がボタン(牡丹)の花のように赤いため、この名が付きました。 但し、死んでしまうと次第に黄色味が強くなり、最後には白っぽく退色してしまいます。 本種は、土佐湾から北海道噴火湾までの太平洋岸、水深300~500mに生息し、食用のため漁獲されています。しかし、入荷量は少なく、生食されるエビ類の中では、最も高価なものの一つに挙げられ、主に高級すし店や高級料理店で利用されています。 ちなみに、世間一般で「牡丹エビ」として流通しているものは、日本海で多く漁獲されているトヤマエビがほとんどを占め、次いでカナダなどからのスポットプラウン、本種の順となります。 また、本種は性転換することでも知られており、孵化すると最初は雄として成長し、その後、雌に性転換します。 ボタンエビ Pandalus nipponesis 十脚目(エビ目)タラバエビ科 2007年9月23日 神奈川県三浦市三崎町 京急油壺マリンパーク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 4, 2020 11:22:44 PM
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