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カテゴリ:今日の生き物
学名、和名ともに、本種の発見に寄与したアメリカの有人潜水船アルビン(DSV-2 Alvin)に因んで名付けられた深海性の巻貝の一種です。
本種は、マリアナ諸島西側に背弧海盆として発達するマリアナトラフとその周辺に分布しています。 深海底の「熱水噴出域」に生息し、特に熱水噴出孔の比較的近くに密なコロニーを作ることが知られています。 殻皮に多数の毛が生えているのが特徴で、目は小さく退化しています。 また、鰓の細胞の中に硫黄酸化細菌を共生させて栄養を得ており、以前紹介したカイレイツノナシオハラエビ等と同様な「化学合成生態系」の一員でもあります。 アルビンガイ Alviniconcha hessleri 新生腹足類ハイカブリニナ科 2005年6月5日 神奈川県藤沢市片瀬海岸 新江ノ島水族館 展示標本 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 13, 2020 11:10:22 PM
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