本日ご紹介するのは「イヌセンボンタケ」。
漢字では「犬千本茸」と書きます。
千本と数字が入っていますが、決して虚偽ではなく、広葉樹の倒木や切り株、朽木やその周辺の地上に夥しく群生するキノコで、時には数千本にも群生することが知られています。
ちなみに生き物の中で「イヌ●●」と名付けられているものは、結構数多くあります。
例えば、イヌガヤやイヌシデ、イヌタデ、イヌガラシ等々、数え上げれば多数に上ります。
では、何故に「イヌ」なのかというと、日本では昔より、役に立たなかったり劣っていたりするものについて「イヌ」を関することがままあります。
本種も、数は千本と大量に発生するものの、味が悪く食用とならないことから、役に立たないという意味で名付けられました。
ぶっちゃけ、お犬様に対して失礼ではありますが、覚えておくとトリビアか何かの役に立つことがあるかも走れません。
話を本種に戻すと、食用不適は置いておいても、確かに群生している姿はなかなか見ごたえがあります。
傘は径0.5~1.5cm程度、柄も長くて3cm程度と小さなもので、一つ一つのキノコは弱々しい感じもしますが、多数が生えると数の力とはすごいもので、圧倒されます。

イヌセンボンタケ Coprinellus disseminatus ハラタケ目ナヨタケ科 2007年7月20日 東京都八王子市南浅川町 林道梅の木線