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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2005.09.10
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カテゴリ:妊娠・出産
切迫早産で自宅安静中の知人(Kさん)のお手伝いの大まかな体制が整った。
ヘルプさんは私を入れて4名。

1.お手伝いの内容
必ずやること:
昼食と(余力があれば)夕食の用意
電話の取次ぎ(Kさんがお昼寝中など)

必要に応じてやること:
掃除・洗濯・買い物その他の家事
急な出血・子宮の収縮・破水などで病院に行く必要が生じた時の手配、
ご主人への連絡など

2.お手伝いの方法
*ご主人が不在の平日の時間帯かつ週に一度の通院の日以外で、4名で、交代制で一日に一人つく。理想はご主人の出勤時から帰宅時までの時間をカバーすることだが、基本的にはヘルプする側が可能な時間帯で。自分の当番の日以外に顔を出すのはもちろん大歓迎♪
*毎日、ヘルプしたヒトが他のヘルプさん(特に翌日の当番の人)宛てにメールあるいは電話でその日のKさんの様子、食事の内容(次の日となるべく重ならないように)、その他連絡事項を伝える。

Kさんは、しばらくの間、トイレに行く以外はずっと横になっていなければならない。
シャワーも5分以内。
恐らく経験したことのない人にはピンと来ないだろうが、もう、これはエラく不便なのである。

Kさんは数日間の入院の末、切迫早産の症状が治まったので退院して自宅安静となった。
退院直後、手伝いの必要がないかどうかさっそく電話をしたのだが、その時はまだどんな生活になるのか想像もつかなかったようなので、大丈夫です、と言っていたのだが、とりあえず連休明けに
押しかけることにした。実は、Kさんのことはそんなによく知っているわけではない。
だから、こうやってずかずかと入り込んで行くのはどうかとも思ったのだが、とりあえず様子を見に行って、それからどうするか決めようと思った。
私が2年前に切迫早産で自宅安静になった時、「何かできることがあったら何でも言ってね」と友達が言ってくれたにも関わらず、友達に負担をかけまいと、どうしても自分から手伝いに来てほしい、と言うことができなかったため、不安とあまりの不便さに心細い毎日を過ごすこととなった。
ダンナがいない昼間に何かあったらどうしよう、あるいは家族や友人が電話をくれた時に電話に出なかったら心配だろう・・・と思うあまり、のんびりと昼寝をすることさえできなくなってしまった。
昼食は電子レンジで温められる冷凍ディナーをトイレに行くついでに急いでチンして食べた。
普段は和食でなくてもOKの私が、ついに和食が恋しくなった。とにかく、ごはんとお味噌汁が食べたかった。それだけでよかった。
でも、実家の親は日本だし、義母も当然毎日来てもらえる訳ではなかった。
ダンナは家事全般が一人でできる人だが、仕事の後にさらに家事その他の雑用に忙殺されることになり、生まれて来る赤ちゃんのことをあれこれと楽しく二人で想像する時間は消えてしまった。
だいたい、上の手伝いの内容を見るだけでも分かると思うが、いくら仲の良い友達でも、これを気軽に「手伝って」となかなか言えるものではない。
私の場合は再入院になってしまったので自宅安静は1週間で済んだのだが、普通はこの状態が1ヶ月以上も続くのだ。
継続的に手伝いが必要なら、それだけ人数は多い方がいい。でも、人数が多ければ、誰かが取りまとめ役にならないとスムーズに行かない。不安に押しつぶされて、それを手配するだけのエネルギーは、自分には残っていなかった。

毎日おいしいごはんが食べられるように。
快適な部屋で過ごせるように。
家事に振り回されることなく、旦那様とは生まれて来る赤ちゃんのことをゆっくりと楽しく話せるように。
だから、今回はいわば私の果たせなかった夢なのだ(笑)。
幸い、Kさんには同じ駐在仲間など頼もしいお友達がたくさんいる。

お手伝いがおせっかいにならないよう、常に気をつけていなければならないとは思う。
でも、Kさんの不安と不便が少しでも軽くなるように、そして元気で大きな赤ちゃんを産めるように、皆で助け合って行ければ、と思っている。

ここで、その記録を残すことにした。私自身の記録の意味ももちろんあるが、
身近に同じようなお友達がいても、実際にどうしてよいのか分からない、というケースは
案外多いのではないか。その時に、ひとつの参考になれば・・・との思いもある。





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最終更新日  2005.09.11 15:20:36
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