ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

2014/10/17(金)12:26

試行錯誤

仕事_花(48)

ママ友のNさんから、グリーティングカードとお花の教室をやりませんかとの提案を受けた。 お花はともかくグリーティングカードの方はまだまだ勉強中の身なのでどうしようかと思ったのだが、カードの方は材料費だけ負担していただくということで僭越ながら開催することに。 Nさんがお友達に声をかけてくださっているところ。 私が月に一度のペースで講習会に参加しているスタンプの頒布会のスタンプは利益を得るものに使ってはいけないというポリシーがあるので、時間の許す限り街中を歩き回りスタンプを探す。今回は利益は出ないけれど、今後のことを考えて。 こちらは伝統的にはクリスマスを祝うけれど、最近は宗教の多様性を考慮して、あからさまにはメリークリスマス!と言わず、カードも自分や相手が明らかにクリスチャンでない限りはクリスマス色の少ないものを送るのが無難。と思ってスタンプをいろいろ探したのだけれど、やっぱりクリスマスのデザインのものが圧倒的にかわいくて自分のイメージに合うものがあったのでそれを使うことにした。レッスンではアメリカのホリデーシーズンについての説明を加えることにして。 クリスマスカードとプレゼントにつけるタグを作っていただく予定。 写真のものは実際にレッスンで作るものとは違うのだけれど、こんなイメージで考えている。 ちょうど5年前、やはり同じようにMさんというお友達からクリスマスリースを作る教室をやらないかとの提案を受けた。 まだまだ花の仕事を始めて間もない頃であまり自信がなかったのだが、良い機会と思ってやってみることにした。 今回のように、方々を回って材料をかき集め、サンプルを2~3点作ったりと準備を進めた。 その時に集まってくださった方達は一人をのぞいて皆帰国されてしまったが、これがきっかけとなり、定期的にフラワーアレンジメントの教室を開くことになった。それが、おかげさまで細々とながら現在まで続いている。 最初の年はどれだけ材料を準備すれば足りるのかも全く検討がつかず、ほとんど利益は出なかったが、次の年からは利益も通常のレッスンと同じどおりに出すことが出来ている。気分的にもラクになり、デザインや時間の配分も多少の改良を加え、昨年からは壁に飾るリースのほかにテーブルに飾るキャンドルリースとセンターピースもオプションで選んでいただけるようにした。 利益といっても本当にスズメの涙のようなものなのだが、子育て優先の今の時期のこの試行錯誤の過程が何とか次につながるようにしていきたいと思っている。 そして何よりもMさんやNさんのように、私の次なるステップのために力を貸してくださる友人の存在を心から有難く思う。ありがとう。

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