2014/10/17(金)10:34
円満退職
今日は久しぶりの花屋その1の出勤日。
きょう、辞めることを言う予定だったので、何と言って辞めようかとあれこれ考えつつ朝からというか、この週末からそわそわして落ち着かず。
「おまえんちのアレンジは気に食わん!」
と、正直に言った方がすっきりするのか、それとももう少し穏便な理由でお茶を濁すのがいいのか。というところが自分なりの争点?だったわけだが、とりあえず、
「スケジュールが合わない」と言ってみることにした。それは本当だからだ。それで、
「じゃあ、曜日と時間を変えよう」といわれると困るわけだが、それを言われたら
「あなたの目指すスタイルと私の目指すスタイルは違う」みたいなことを言ってみることにした。
で、結果は。
「スケジュールが合わない」という時点であっさり了承してくれた。ほっ。
もしかしたら、あっちもそう思っていたのかもしれない。
週2日のうち、1日はオフィス用のアレンジメントを作るので朝早く行かなければいけないのだが、私はルナを保育園に預けてから行くので彼女が希望している時間よりはちょっと遅い。でも、それでもいいと最初の面接の時点でお互い合意したわけなのだが、きっと、心の中では「もっと早く来て欲しいんだけど、最初にそうじゃなくてもいいって言っちゃったし」と思っていたのかもしれない。
あるいは、
「スケジュールが合わないけど、それを変更したり無理をしてまでもここで働き続けたくない」という本音をそれとなく感じてくれたのかもしれない。
ま、何はともあれ円満退職できそうだ。今週と来週働けば、それで終わり!
店を出てからダンナのケータイの留守電にメッセージを残し、それから花屋その2に電話してそれぞれ報告。
仕事の後はいろいろ予定を考えていたのだが、天気も悪いし安堵のあまりすっかり脱力してしまい、Finaleでケーキを食べて自分で自分を祝い(笑)、カードの材料を買って家に帰って来た。
この花屋には2週間ぐらい行っていなかったし、オーナーとの相性は別に悪くないため、辞めたいと言い出す勇気が失せていたのだが、今日また店に行ってアレンジを作り始めたら、あ、やっぱりこのアレンジはやりたくない。この花は使いたくない、と思った。そして、オーナーが、
"You can use that hyacinth or whatever."
と言った時点で心は決まった。
"You can use that mum or whatever."じゃなくて。
チューリップ、ヒヤシンス、ラナンキュラス、フリージア。冬はこうした球根系で比較的丈の短いぽっこりした可愛らしいカラフルな花たちが活躍する時期。それをヒヤシンスの名前もちゃんと言えなくて。しかもヒヤシンスをwhatever呼ばわりするとは何事じゃ!
これで2歩前進。