ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

2014/10/15(水)13:52

業者もピンキリ。

生活_ボストン・アメリカそして日本(230)

日本は何に関しても粒揃いで甲乙付け難いのに対し、 アメリカは何に関してもピンからキリまであって、 とんでもないものをつかんでしまうと、とんでもない目に遭う。 水道屋、電気屋などの業者もしかり。 ただいま、我々が住む3階建てコンド(アパート)の屋根の修繕を 頼むべく、業者に連絡して様子を見に来てもらい、見積もりを もらうという作業をしている。 基本的にはダンナが業者に連絡して見積の日時を決め、私が応対する。 一番まともな業者の対応とは、 「屋根にのぼって様子を見て、私にその様子を説明し(私が屋根用語を 理解できるかどうかはともかくとして(笑)、後に文書で見積を持参 あるいは送付する」。 だと思うのだが、これが千差万別なんだな。 だいたい、屋根にのぼらずに見積を出す業者もいる。 見積もメモみたいなのにちょろっと書いて終わりの業者もいる。 最初に来た業者が、ほんともう、どっかの隠居じいさんみたいな人で、 この組み合わせ(屋根に上らず見積はメモに書いて終わり)だったので、 本当にこれが普通なのだろうかとビックリした。 で、次に来た業者はもっとまともで 「じゃ、ちょっと屋根の様子を見せてください」と言って 持ってきたハシゴで上って行き、私に 「とりあえず今問題になっている箇所の修繕だけも出来るけど、 出来れば屋根を全部取り替えた方が良い」と説明して、 最後に"It was a pleasure to meet you."とまで言って 帰って行き、後日「修繕のみ」と「屋根全とっかえ」の場合の見積を 送ってきた。 そーだよ、そーだよ。これだよ、これ。 今のところ10業者以上に見積を頼んでいるけど、 時間どおりに来る業者もいれば、連絡もせず遅れて来たり 来なかったりする業者もいる。 私もそういうアメリカの「常識」には馴れているので、 時間どおりに連絡もせず来なければ待たずに自分の用事を済ませるように しているが、 「タイミングがすべて」 の、もうすぐ2歳児を抱えている身としては、 ちょっとした時間のズレによりその後の予定がすべて狂ってしまうので 結構困る。今朝も、昨日来るはずだった業者がいきなり電話をしてきて、 すぐ近くまで来ているんだけどと言われて外出するタイミングを失った。 でもなー、「こうあるべきだ」という自分の信念(笑)に従って コツコツ探していると、ちゃんと対応してくれるマトモな業者に 出会えるんだよなー。 それまでのエネルギーとか根性とかそういうのは必要なんだけど。

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