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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2011.11.20
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9月から始まった息子のCOOPプリスクール、親は必ず何らかの係にならないといけない。
で、私は消去法で校内イベント係になることにした。

本当は事務用品・消耗品調達係になろうとしたのだから、どれだけ消極的か分かってもらえると思うのだが、それは一歩の差で他の人に取られてしまい、残っていたもののうち、ファンドレイジング(オークションやイベントをやって資金集めをする)係だけには死んでもなりたくなかった。私はこういうの、本当に苦手なのである。会社にたとえると、私は腕カバーして地道に事務係。営業だけはご勘弁。学生時代にモダンダンス部で活動していた時も、近くの喫茶店とか中華料理屋とかに飛び込んでの広告取りなんて、何でこの世にそんな仕事があるのだろうかと嫌で嫌で逃げ回っていて、こういうのが好きで嬉々としてやる人がいるということ自体が世紀の大発見に値した。今回のプリスクールの宣伝チラシだって、本当は私の住んでいるエリアの店を回って貼ってもらわなければいけないのだが、知り合いの人が働いている近くの図書館しかやっていない。

で、校内イベント係であるが、これは園内でのハロウィーンパーティーなんかを企画する係である。別に自分が全部買出しに行く必要はなく、いかに他の人に振るかが重要。

でも、これも非常に苦手(笑)。
私は他人に頼むということが苦手で自分で全て抱え込むタイプ。
この克服は永遠の課題である。

私の初仕事はそのハロウィーンパーティーであったのだが、園長とやりとりをしながら予算やパーティーの内容、買出しリストの作成、保護者全員への告知や作業分担と指示などを担当。10月のハロウィーンシーズンは、結婚記念日、息子の誕生日、日本語学校の文化祭など行事が重なるので、その中でこのパーティーの企画までやるのはかなりあっぷっぷだったが、苦手な仕事の割り振りも、ちょっとおかしな英語かもしれないけど、まあ、皆私がガイジンだってのは知ってるわけだし、そんなこと気にしてたら仕事進まないしのメール書きも何とか乗り切った。

とか何とか言って、要はお菓子とナプキンとコップとテーブルクロスを用意して、飲んで食べるだけの大したことないパーティーだったのだが、親もほとんど全員参加でそれなりに盛り上がり、皆ナイスな人達なので感謝もされ無事終了。

そして数週間経ったある日のこと。
保護者の一人から数人宛に一斉メールが来た。全員ではなくあなたを含めて数人のメルアドしか知らないから送ったまでなんですけど、ホリデーシーズンに先生達に何か贈り物をしませんか?つきましては任意でお金を集めませんか?どう思う?といった内容。

それはグレート・アイデアだわ。私、全員のメルアド持ってるわよ。と気軽に返事したら、
「あなたが文面書いて皆にメール送ってくれない?私はプレゼント買うから」と。

ま、まずい。非常にまずい。

っつーか、アメリカ人、非常に気軽に人に仕事を頼む。去年もオークションイベントでエラくこき使われ、正直ムカつきながらも、他人にはこれだけ頼んでも良いのかと感心していたのだが、悪夢再び。いえ、この姿勢を学べってか。先ほど、他人に仕事を頼めない自分を改めると宣言したばかりではないか。

でもなあ、こういうことが出来れば、自分で背負い込みすぎてバーンアウトするってこともないわけだよなあ。

まあ、そんなこんなでこの最初にメールが来た数名のメールの内容をほぼパクって保護者全員宛のメールを作成し、送信。そして、お金集め係の先頭に立たざるを得なくなった訳で。。。

この私、昔から学級委員とかになりやすいタイプで、そして、聞きたくもない裏情報とかが自然と耳に入ってくる。実は娘の小学校でも現在、夫が執行部員になっている関係で、できれば知りたくなかった気になる裏情報がいろいろと入って来てちょっと重くて消化不良状態。そして、自分が属している集団には、必ずやる気があって関わる人もいれば、そうでない人もいるが、私はほぼ確実に、関わる人で、関わらない人をどう関わらせるかにやきもきする側(そして、それはほぼ無駄な努力)。

あああ。私は地球上のどこにいても、同じような状況に陥り、同じようなことをしているではないか。

年末には息子のプリスクールの新役員が選出されるのだが、この状況だと私は役員に選ばれる恐れが非常に高い。ひええええええ。

でもな。
これって、どこにいても自分らしく生きているということなんだよな。
かっちょ良く言えばな。
そして、これがグローバルに生きるってことなのかもしれないのだな。

かっちょ良く言えばな。






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最終更新日  2014.10.15 11:59:05
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