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ニッポンとアメリカの「隙間」で、もがく。

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2016.07.30
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ここで、オーケストラに入れるかもしれないプログラム=Intensive Community Program について解説。

ICPプログラム概要 
Website http://www.bysoweb.org/pages/19_intensive_community_program.cfm
Video  https://www.youtube.com/watch?v=7K6fuGUaZYE)

「才能と熱意のある子供は誰でも適切な訓練を受ければ優れた演奏家になれる」という理念の下、経済的事情などで楽器を継続して習うことが困難な家庭が集中する地域 (underrepresented communities) の4歳から7歳の子供達を隔年のオーディションで選抜し、週2回から始まる定期的な練習を経て数年後に直属のボストン青少年交響楽団(BYSO: Boston Youth Symphony Orchestras)のオーディションを受ける実力をつけるまで育成するという内容である。オーディションは外部から受験する子供達と同等に扱われ、ICPの生徒だからといって有利なわけではない。合格後は、楽団を12年生(高校3年生)で卒業するまで、楽器の貸出、個人レッスン、授業料補助といった支援が継続して受けられる。

楽器は弦楽器のみ、選抜された20名の子供達は、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスに各5名ずつ割り当てられる。

ボストンでは「貧困層の多くは黒人をはじめとする有色人種」といった事実はまだまだあり、そのためか、このプログラムの下に育成される子供たちの約7割は黒人だ。しかし、1999年に始まったこのプログラム、それまでBYSOの貧困地域の子供の割合(要するに非白人率)は1%だったのが、現在は14%まで増えたとのことである。

オーディションから選抜されるまで(9月~12月)
1.学校から持ち帰ったオーディションのチラシ(9月)
2.オーディション(9月末~10月初旬)
3.第1回目選抜・6回のお試しコース(10月中旬~11月下旬)
4.本選抜・楽器選択(12月中旬)

FIRST YEARS(1年目)クラス概要 (1月中旬~6月初旬)
1.アンサンブル練習(毎週水曜)
2.楽器ごとの練習(毎週日曜)
3.リサイタル(5月下旬)
4.Evaluation(5月下旬)
5.卒業コンサートへの出演(6月初旬)





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最終更新日  2016.07.30 05:14:01



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