|
カテゴリ:マクロビオティック
さて、続きです。
サマーカンファレンスの講師は日頃世界中でマクロビを教えていらっしゃる先生方です。 授業はもちろん英語。日本人の先生には通訳付きでの授業ていうのも中にはあります。 それ以外に今回は日本人の参加者が80名いたので特別クラスとして日本語通訳つきのクラスや 日本語によるクラスも行われました。 内容はと言うと、理論の授業もあればCooking Classもあれば指圧、足圧の授業もあります。 足圧ってなんだ? と思って参加してみました。 その授業に行くと80歳くらいのおばあちゃま(日本人)とその弟子(アメリカ人)が授業をされていました。 足で指圧のようにマッサージをしていくのが足圧。 そのまんまですね。 先生はクライアントを寝かせて器用に足で指圧とマッサージをしていきます。 これまた外人がやっているからなんか奇妙な光景。 (+o+) 「あら、すご~い。」とお友達と感動しました。 師匠のおばあちゃま先生はNYで足圧とかCookingを教えていらっしゃるそうです。 聞いた話によると、初めは手で指圧をしていたそうです。 でも、アメリカ人ってでかい。でかい人が多い。手じゃやってらんない。 ってことで足でするようになったらしいです。 (@@; 本当? でも、確かに身体がでかいから手なんかじゃやってらんないわよ!ってなりそうです(笑)。 私の心理学の先生にも聞いた話ですが、 欧米ではマッサージというとなでるような「トリートメント」といわれるものが主流です。 アロマのオイルトリートメントなんかがそうですね。 そのような手法はスェーディッシュマッサージとも呼ばれていますから。 だから、指圧、足圧ってことになじみがない外人が多いのでしょう。 キョトンとして見ています。なんかそんな感じでした。 その光景を見ながら「文化が違うんやなぁ~。」としみじみ思いました。 そうそう。この授業は体育館で行われたので『座布団』を敷いて実習したんですね。 座布団が足りなかったんですよ。私たちの分がなかったんです。(;;) でもでも彼らはデーンと座布団2枚とか3枚に寝ている。 一枚ずつ使おうとしないんですよね。 なんで? 下半身を足圧するときは下半身に。上半身のときは上半身に座布団を敷けばいいのに・・・。 でもね、よく考えたら彼らは『座布団』ってものもよく知らないのかも。 それに家の中は土足ですから床に寝るってことも家ではしないでしょう。 寝るのはベッドの上とかソファの上でなんでしょうね。 だから、身体全部がマットの上に乗っているのが当たり前なのかもね。 床に直接寝るってことにもしかしたら抵抗があるのかも。 座布団1枚だけって発想がないんやろーなーって感じでした。 私たちは畳や床の上に寝たり座ったりしまするし、座布団は1枚あったら1枚なりに、2枚あれば2枚なりに使いますよね。 上半身だけに座布団を敷いて昼寝したりもしますよね。(しませんか?) (+o+)「習慣が違うんやわ~~。」と実感。 で、後でおばちゃま先生が外人から「1枚でできるのよ~。」と言いながら私たちの座布団を調達して(かっぱらって)きてくださいました。 めでたし、めでたし。 普通に旅行したらこんなに習慣の違いなんて感じないのかもしれません。 (今まであんまり感じたことはなかったなーー。) 習慣の違いは考え方の違いでもあります。 私にとっては授業の内容がどうのこうのっていうよりもこういうことの一つ一つがとっても勉強になったサマーカンファレンスでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月15日 10時43分18秒
コメント(0) | コメントを書く
[マクロビオティック] カテゴリの最新記事
|