トルコで驚いたことトルコで驚いたことはいろいろあるけれど、その中のひとつを今日は紹介したい。(と、もったいぶったりして・・・)いつものように船に乗っていた。イスタンブールは旧市街と新市街というのがあって、ボスフォラス海峡を渡らないといけない。大きな橋があってバスも通っているが、船の方が安く、便数も多い。それに、橋は交通ラッシュになると本当にノロノロ運転だ。船がとても発達した町だった。ここ韓国でも漢江を船でビューンと渡れたら、とても時間が短縮できるのに。ここはいっぱい橋があるけれど、ソウルの端から端まで行くのにバスや地下鉄を使うと2時間以上掛かってしまう。 当時私が住んでいたのは、新市街と言われる住宅街でアジアサイドと言われるところだった。そして、オフィスはタキシムと言われる旧市街にあった。そちら側には、ガラタ塔、ブルーモスク、アヤソフィアといった観光地がある。ちょっとうらびれた感じでもある。道が入り乱れ、路地裏の方にいくとちょっと危ない雰囲気がしないでもなかった。でも、イスティクラル通りにはおしゃれなお店やブティック、映画館など延々と続いていて、いつも退屈しなかった。 おいしかったのは、15センチくらいのジャンボじゃがいもを半分に切って、その中をくり貫いてチーズ、ハム、コーン、グリーン豆などを自分でトッピングするのを選んで乗せてもらいジャガイモとマヨネーズで混ぜ合わせてまたその皮の中に入れてもらうもの。ボリュームがあってとてもおいしかった。日本人の友達に紹介しても、とてもおいしいと喜んでいた。 実は話がまたかなりずれてしまっている。 で、その船というのが、岸に着いたときに船の作業員みたいな人がロープを投げて、岸にいる人がくくりつけてくれて、ちゃんと岸についてから板を渡してそこを歩いていく。それもかなり恐いんだけど・・・。なんせ、波が高いときもあるのだ。冬などは霧がすごかったりすると、船が出ないのだ。 で、トルコ人は結構せっかちだから、その板を渡してないとき5メートル位離れているときに男の人たちは、ぴょーんと飛び移ってしまう。おー、こわいと思って見ていた。 が、しかし!!あるとき、ぴょーんっと飛んだはいいが、早すぎたのかどぼーんと落ちてしまった人がいる。トルコ人は泳げない人も多い。 皆大変だと思っていたが、そこにいた人たちが突然どこからかカメラを取り出し(デジカメじゃないですよ)カシャカシャ撮り始めるではないか!! 仰天だった。人がおぼれかけてるのに、一斉にパパラッチにはや代わりしてフラッシュをたいている。一体どうしてカメラを持ってるんだ!? なんでも、トルコには毎朝路上やらパンやさんなどでゴシップ紙も合わせて30社以上も新聞があって、そこに特ダネの写真を持ち込むと結構いいお金になるそうな。交通事故などとても無残な写真がデカデカと第1面に載っている。手が切れてたり、血がどばーと出てたり。こんなの子供の目に触れてもいいんだろうかと思ってしまう。妊婦さんとかにも良くないよなあ。大人にもよくないと思うけど。ショッキングだった。 その新聞の競争もすごかった。また、この競争の様子は今度書くことにして。 ところ変わればというけれど、いろんな国がありますよねえ。 ジャンル別一覧
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