息子がくれたカーネーション

以前から、息子は結構ぶっきらぼうだったり、あまり家事を手伝ってくれなかったり、わがまま言って、買ってあげるまで駄々こねたりって感じで、手を焼いていますが、 最近ちょっと変わってきた。 男の子なんだけど、時折親思いなところが見える。 数年前にも、鉢植えのカーネーションを買ってほしいーというと、買ってきてくれた。 ヨナちゃんもとても親思いなんだけど、こっちは女の子なので、いっつも手伝ってくれたり、ためたお小遣いで、誕生日に食事をおごってくれたりととてもやさしい。 でも、上のヒョウちゃんはたまーーにそうやってしてくれるので、すごくびっくりする。 今回は、ぜんぜんそんな気配を見せなかったのに、自分の本を買いに行ったついでに、商店街で売ってたというので、私に一こ、アッパに一個買ってきてくれた。 こーいうの。 なんだか、突然だっただけに、うれしかったですね。 娘も何かブラウスとか、アクセサリーとか買ってあげたいって言ってくれてたけど、お小遣いがあまりないのを知ってたので、「そう言ってくれるだけでうれしいよー、お小遣いは大事においておいて、本とか買ったらいいから、使わなくていいよ」と言ってあげた。 子供のときって、母親に何か買ってあげるの浮き浮きしますよねえ。 上の子は学校で、画用紙などを準備していくときなど、朝に文房具やさんで、友達の分も買って行ったりする様になった。 もしかして忘れてくる子がいたら、あげるんだと。 だんだん、周りに尽くすということを覚えていく年頃なんだなあと、ちょっとうれしくもある。 前は自分のことしか考えられなかったのに。 これから、もっと周りの人のこととか、助けてあげられる子になってほしいなあと思う。