~不動産投資黎明期~の続き。
~不動産投資の準備~
アパートのことを忘れてしまうような出来事
それは妻との出会いでした...
結婚までの約3年、投資のことなんかすっかり忘れて、楽しい日々を過ごしていました(笑)
つきあい始めたころは、農家兼小売店経営だと思ってました。
ですが、小売店の裏のアパート、更に駅近のアパート&月極駐車場も持ってるとわかった。
まあ、屋敷は広いけど目の前は畑だし、農家ならアパートを持ってても不思議じゃないなと。
ところが...
結婚した頃を境に地域の景色が様変わりし始めた。
屋敷の前の畑を半分つぶして、大きなロードサイドの店舗を作った。
さらに、今度は屋敷を取り壊して残り半分の畑と合わせて、もっと大きな店舗をつくっちゃった!
屋敷は新築するし、大きな店舗を2つも作っちゃうし、一人で商店街を作ってしまった妻の父はただ者じゃない。
聞くと、都道の両側にテニスコートなら9面、バレーボールコートなら14面も作れるくらいの土地があるらしい。
現在は、店舗が1つ増えてます。小売店は廃業して、その店舗も貸してますので、全部で4店舗ですね。
いやあ!すごい逆玉に見えますが、妻には兄がいまして、その兄が跡を継ぐことになっています。ですので、私が手出しできる訳じゃないです。
実は、義理の父がここまで大家業を拡大できたのも、長年にわたる苦労と、じっとそのときを待つ我慢強さがあったからです。
農家だけでは食べていけないので、妻の母は小売店を立ち上げ、父は工事会社に勤めに出ることになりました。
日々の生活と農作業とで忙しいのに、将来の事をしっかり考えていた。
工事会社に勤めることで、色々な関係が作れたし、情報ももらうことができた。
そして、焦らず着実に進めたことで、大きな収穫が得られるようになったと思います。
「しっかりアンテナを張っていれば、チャンスは向こうからやってくる」(by義父)
都道の両側は、ほとんどが第一種低層住居専用地域で、店舗や事務所を作れない場所でした。
畑をつぶして、どんどんアパートを建てなさい!と言ってくる業者は大勢いたそうです。
ですが、すでに2棟のアパートを持っていた義父は、住居系の賃貸の難しさを経験していたので、これ以上は増やさないと決めていたそうです。
そして、じっと時を待っていると...チャンスが向こうからやってきた。
用途地域変更!
第一種低層住居専用地域から第二種中高層住居専用地域になったのです。
二中高になると1500平米以下の店舗・事務所もOKですので、テナント貸しもできる。
そして、暖めていた計画を実行に移し、見事に完全リタイア&相続対策を成し遂げた訳です。
最近は、ゴルフ三昧ですが、土地区画整理事業の理事を務めたり、うまーく土地交換をしたりと活躍してます。
こんな義父に影響されて、私の不動産投資にも再度火が付きました!
~不動産投資の準備2~へ続く。
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