2010/05/26(水)16:46
入居者が死亡した場合・その1
不動産投資は、長期のローンを組んで資金を調達して始めるケースがほとんどですね。
ってことは、リスクも長期にわたって付いてくるわけです。
不動産投資で言うリスクは、入ってくる家賃が少なくなったり、家賃が入ってこなくなったりすることです。
主なリスクは、
・火災
・地震
・滞納
・夜逃げ
・周辺環境の変化
・入居者の死亡
など色々あります。
地震や火災は、被害が大きいですが、保険でカバーできるので比較的安心できます。
夜逃げは、その期間の家賃をあきらめればいいだけなので、ダメージは少ないです。
滞納も、最終的には裁判で解決することができます。
私が、一番ダメージが大きいと思ってるのは、入居者の死亡です。
入居者が死亡するケースでも、病院で亡くなったり、不慮の事故で亡くなるような場合は、特に問題ありません。
アパートやマンションの部屋で亡くなった場合は、状況により賃貸経営に大きなダメージとなります。
・病死
・他殺
・自殺
こんなことがあると、その部屋が長期間貸せなくなったり、大幅に家賃を下げることになります。また、アパート・マンション全体で退去が相次ぐことも考えられます。
数年にわたって、家賃収入が20%~50%ダウンってことも当然あり得るわけです。そうなると、ローンの返済もかなり苦しくなると思います。
こんな状況になる可能性もあると考えると、できることと言えばリスクの分散でしょうか。
30戸のマンションじゃなくて、10戸のアパート3棟に分散して投資するようにすれば、万が一のことがあっても、被害は3分の1です。
次回その2は、病死、他殺、自殺について色々と考えてみます。
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