2009/01/06(火)09:03
パリ 二日目 ノートルダム、サン・シャペルほか
フランスの朝食の少なさはうわさに聞いていたけれど、やっぱり少なかった。
滞在中のホテルで出された朝食は以下のとおり。
・クロワッサン 1個
・バケット(小) 半分
・コーヒー 2杯
・オレンジジュース 1杯
以上
フランスのユースホステルではパン一個しかでないと聞いて、ドイツのユースの朝食と比較して驚かされたものだけれど、ホテルでこれは寂しいな。習慣の違いだから、覚悟はしていたけれど。カロリーだけは高い食事。明日も同じものが出るんだろうな。
10時過ぎに、#7のメトロでパリ・オペラ座へ。入場料8ユーロ。大変綺麗な内装。ゴージャスというべきか。そして、シャガールの天井画が彩りの豊かさを添えていて、素敵だった。たくさん写真を撮影した。舞台では装置を使っての演出のリハーサルが行われていた。
#21のバスでシテ島にわたり、まずノートルダム大聖堂に向かう。ここは私の趣味とは違う場所だった。
さらっと写真だけ撮影して、マリー・アントワネットが最後にすごした独房があるコンシェルジュリー牢獄へ。隣にあるサン・シャペルとのコンビチケットで12ユーロ。「歩き方」には10ユーロとあったが、2ユーロ上がっていた。ちなみに持っているのは最新版の歩き方。この分では、ミュージアムパス(2日間30ユーロ)の値段がどこまで上がっているか疑問。
マリー・アントワネットがいた独房は、寒くて冷たい場所だった。部屋にかはなく、見張りの兵士と彼女の間には一枚のついたてしかない。
今回は期せずして、コンコルド広場(処刑された場所)→コンシェルジュリー牢獄→ヴェルサイユ宮殿&プチ・トリアノンと見て回る予定で、アントワネットの生涯をさかのぼる。その他「ベルばら」スポットでは、バスチーユにも行く予定。
サン・シャペルは長蛇の列で、一時は二時間待ちだったようだ。一時間ほど並んで入ったけれど、20分しかいられなかった。ここのステンドグラスは素晴らしくて、フランスに来て良かったと初めて思った。ここは見る価値がある。写真では表現できない世界。
寒空の下、設備の都合で1時間も待たせた挙句に20分で8ユーロは高いと思うけれど(←セキュリティチェック用の機械が1台しかないから行列が長い)。入ったのが閉館間際で、来館者が少なかったのは良かった。
#21のバスでオペラ座に戻ろうとしたら、シテ島を離れてすぐの駅で"マニフェスタ!"と運転手が叫び、乗客は下車を要求された。おばあちゃんに何のことか聞いたら「すべてのバスが止まるの。マニフェスタだから♪」とバスから降ろされたのに笑っている。同じ路線のバスは全て乗車拒否。(ホテルのフロントに聞いたら、デモ行進のことだといっていた)
・・・ストライキではなさそうだけれど、困った。とりあえず、歩いて橋を渡り、オルセーからメトロに乗ってホテルに戻る。C線の駅で、ヴェルサイユ宮殿とプチトリアノンと乗車券がセットになったのが売られていると「歩き方」に書かれていたので、オルセー駅とエッフェル塔のある駅で窓口で聞いてみたのだが、乗車券しかないといわれた。駅のどこで売っているんだろう?
夕食は昨日と同じ店で買ったバゲットとタルト・ド・ミラベルで済ませた(それでも6.9ユーロ)。
このホテルにきてネット環境が良くなったのだけれども、表示速度が遅くていらいらしている。日記をアップするのに随分時間がかかる。写真をアップしたいが、夜が明けてしまいそうなので、帰国後に。
明日は第一日曜日のためルーヴル美術館が無料。無謀にも行ってみる予定。