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えるざの英国日記アネックス

えるざの英国日記アネックス

婚姻ビザ

婚姻ビザ

ビザと書きましたが、正式には在留資格と言います。ただビザと書いた方が理解されやすいので、ここではビザという言葉を使います。

さて結婚式も済んで、婚姻届も出して、残るはビザの問題のみとなりました。旦那さまは急いで婚姻ビザ(正式には「日本人の配偶者等」)に替えなくても特に困らない状態だったので、手続きはのーびのびになっていました。 そうは言っても日本にいる限り、なんのビザであれ永住ビザでない限り更新が必要になってきます。で、旦那さまが元々持っていた仕事のビザの更新に際して、婚姻ビザに切り替えようと言うことになりました。

まずは必要書類を揃えなくてはなりません。提出先は入国管理局。事情に詳しい人に手伝ってもらい、まずは必要書類のリストアップから始めました。下に書くのはえるざが提出した物ですが、もしかすると入管によって微妙に違うのかもしれません。
  • 申請書
  • 身元保証書
  • 親族一覧表
  • 質問書
  • 住民票
  • 戸籍謄本
  • 在職証明書
  • 源泉徴収票or納税証明書
  • パスポート(旦那さま)
  • 外国人登録証明書(旦那さま)
  • 婚姻証明書(イギリスのお役所で発行してもらう)
  • 二人の交際を証明出来る写真

最初の4つは入管で手に入れることが出来ます。質問書には、出会ったきっかけとか結婚に至る経緯などを書き込みます。
えるざと旦那さまの場合、名字が変わった経緯を証明するために、法務省で婚姻証明書を発行してもらいました。これは要するに役所に提出した書類のコピーです。婚姻届を提出する際に、公証役場の書類や名前の変更に関する供述書?のような物を提出しているので、それを再度発行してもらい提出しました。

失敗したのはイギリスで登録を済ませていなかったこと。この書類が足りなかったため、手続きが一時保留状態になりました。慌てて今度はイギリスに送るために書類を整えました。と言ってもこちらは日本の役所で発行してもらう婚姻証明書(表彰状みたいなタイプ)を大使館に送るだけ。大使館ではこの証明書を翻訳して、旦那さまの地域の登記所に書類を送ってくれます。登録が済むと、今度は登記所から旦那さまに「登録出来たよ~」と連絡が来ます。それから改めて婚姻証明書の発行をお願いするという手順。実にまどろっこしいのですが、この手続きに3ヶ月ほどかかりました。つまりこの3ヶ月の間、入管に提出した書類は保留状態のまま。途中、入管から電話がかかってきて「どうなってますかぁ?」と訊かれたこともありました。

イギリスから婚姻証明書が届いたら、それを翻訳して入管に郵送。翻訳は当人が訳しても構いませんが、名前と住所電話番号等を書いて、印鑑を押さなければなりません。言葉に自信のない人は、翻訳会社に頼むとか、翻訳に堪能な人にお願いした方が良いかもしれません。

これで全ての手続きが終了です。あとは待つこと10日ほどで、入管から「ビザを発行するから入管に来て」と言うハガキが届きます。この時に4000円分の収入印紙を出して、旦那さまのパスポートにバーコード(スタンプじゃない!)を貼ってもらって全て終了。旦那さまはいきなり3年分の許可をもらいましたが、相手の国やそれまでの滞在期間によってはもっと短くなります。

これで3年は入管とはおさらばです。次回の更新時には永住ビザの申請が出来るので、チャレンジしてみようと思います(多分)。




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