ロング・ウェイ・ラウンド
去年、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルか何かでやっていたドキュメンタリーで、えるざが毎週はまって見ていた番組です。えるざばあまりに気に入ったので、旦那さんがクリスマスにDVDをプレゼントしてくれました。俳優のユアン・マクレガーとチャーリー・ブアマンが、バイクでイギリスから大陸横断してニューヨークまで行くと言う冒険です。二人でバイクの旅をしよう!と決めてから、ロンドンで旅の準備、そして出発からゴールまで、トラブル満載です。108日間かけて32,000キロを走破しますが、笑いあり感動ありのなかなかステキな旅です。日本のドキュメンタリーだったら絶対にありえないと思うのは、仲間内のケンカや自分の機嫌の悪さまで全部映像として残してあるところ。何となく手の届かないところにいる俳優さんが、人間臭くて感じられて親近感がわきます。旅そのものは、とにかく見ているだけで大変。途中、道なき道を何度も倒れながら、悪態つきながら進んでいきます。たくさんの人との出会いがあって、色々な人に助けてもらって、仲間内で相談しあって、最後にはニューヨークにゴールします。このドキュメンタリーは2004年に撮られたものですが、この後『ロング・ウェイ・ダウン』と言う、今度はイギリスから南アフリカまでバイクで縦断すると言う旅もやっています。また、チャーリー・ブアマンは、最近オーストラリアから東京までいろんな交通手段を使って移動する旅もやってます。困難だらけの旅ですが、見た後にスッキリした気持ちになります。バイクは無理ですが、えるざも若いときにこんな冒険がしてみたかったです。