映画「風に立つライオン」
あらすじはアフリカ医療に生涯を捧げたシュバイツァーの自伝に感銘を受け医師航一郎(大沢たかお)は、大学病院からケニアの研究施設に派遣される。しばらくして内線が続くスーダン国境近くの赤十字病院から1カ月の派遣要請を受け同僚と赴いたが、目にしたのは、重傷を負って次々と運ばれてくる兵士たち。中には少年の姿も。みな麻薬を注射され戦場に立たされた少年兵だという衝撃的な事実。航一郎は過酷な状況に押しつぶされそうになるが少年兵の体と心の治療に真正面から向かっていく。そしてこの地に骨を埋める覚悟を決めるのだが・・・。 この映画はさだまさしさんの同名曲のファンだった大沢たかおさんが、小説化と映画化を熱望し、8年かけて映画化が実現したそうです。お恥ずかしながら私は歌の存在を知りませんでした。日本から恋人が送ってきた手紙への返事を歌にしています。歌詞がグッと胸に来ますね。この歌に感銘をうけ、医師を志した人、人生が変わった人が何人もいるのだとか。私もリアルタイムでこの歌を知っていたら人生変わっていたかも(笑)それからこの歌には実在のモデルとなるお医者さんもおられますが、今も存命です。自分を鼓舞するために航一郎はアフリカの大地に向かって「がんばれ~!がんばれ~!」と叫ぶシーンが印象に残っています。傷が治り施設を出たら再び生きるためにまた戦地に戻る子どももいると聴いて何ともいえない気持ちになりました。戦争は嫌ですね。 風に立つライオン↓