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NO-NAMEの隠れ家

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KIX・S

作品レビュー

1stアルバム (ミニアルバム)
『KIX・S』
(1991.8.21)

1.CRUSH ★★
2.とびきりのLONELY TIME ★★☆
3.ロックでいかが? ★☆
4.HURRY UP ★★
5.DON’T LOOK BACK ★★
6.STILL IN MY HEART ★★☆

総合 ★★

Being系の女性2人組KIX・Sのデビュー作。ギターが前に出たロック色の強いサウンドで、「女版B’z」と言われました。ヴォーカルの浜口が作詞・ギターの安宅が作曲というスタイルも、B’zと同じ。あ、ちなみに安宅さんはKIX・Sとしてのデビュー前に、松本孝弘による作曲のインスト『孤独のRunaway』(後にB’zがセルフカバー)でシングルデビューしていたりします。
今作はKIX・Sがどういうユニットとして売り出そうかとしているのかは分かるデビュー作ですが、特筆すべき楽曲はないです。まぁ、アーリー1990’s。ヴォーカルもイマイチ個性がないです。しばらくKIX・Sは、シングルは出さずにアルバムのみのリリースを続けます。
(記:2007.9.29)










2ndアルバム (ミニアルバム)
『LES=BEAT』
(1992.1.21)

1.もう一度抱きしめて ★★
2.REVOLUTION ★☆
3.愛しても… ★☆
4.HOW ARE YOU?
5.VICTIM ★☆
6.KEEP ON LOVIN’ YOU ★☆
7.MY FRIEND AS PARADISE ★★

総合 ★

シングルリリースはせずに、デビューアルバムから5ヶ月で届けられた2nd。
無機質な感があった前作に比べて、オケヒの多様でやや華やかになった気はします。ただ、さすがにどれも楽曲は時代遅れ。今となっては聴いていられない…。色々な曲調をやってはいるんですけどね。どうにもこれは…。『VICTIM』なんて、上手くリメイクしてGIZAの誰かに歌わせたらハマるんじゃないかなという気はしなくもないですが。
(記:2007.9.29)










3rdアルバム (ミニアルバム)
『ONE NIGHT HEAVEN』
(1992.6.21)

1.ONE NIGHT HEAVEN ★★
2.''愛してる''がわからない ★★☆
3.GOOD LUCK YOUR LOVE ★★
4.また逢える… ★★
5.TOO LATE ★☆
6.世界が終わる日 ★☆
7.LOVE TRAIN ★★

総合 ★☆

収録曲の『また逢える…』が1stシングルとしてカットされヒット。ブレイクしました。
今作も、キラキラしたシンセアレンジ、オケヒット…、画一的な編曲がどうにも。メロディー自体もそこまで良くなく、今あらためて聴いても面白くもなんともないです。
特に『TOO LATE』とか、笑えるほどあの時代を反映したアレンジ。多分、『世界が終わる日』は編曲次第で化けると思うんですけどね。『また逢える…』もちょっとタルくてあんまり好きじゃないや。
(記:2007.9.30)


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