[な]作品レビュー< 中川晃教 > 1stアルバム 『中川晃教』 (2001.12.5) 1.小さな愛 (評価なし) 2.I WILL GET YOUR KISS ★★★ 3.Stereo Voice ★★★ 4.LISTEN ★★☆ 5.フタツ、ヒトツ Futa-tu, Hito-tu ★★ 6.Shape of my love ★★★ 7.I say good-bye ★★★ 8.Without you girl ★★ 9.COUNT UP MY LOVE ★★ 10.I NEVER SAY AFTER ALL ★★ 11.Stay ★★ 12.この世界より大きく 小さな愛 ★★☆ 総合 ★★ シンガーソングライター・中川晃教の1stアルバム。ナルシスト的な詩曲と、中性的…というかオバサンっぽい声で巻き舌風に歌う歌唱法が特徴的ですね。 シングル表題曲でしか彼を知らなかった身としては、モロにR&Bな楽曲もあることに驚きですが、全体的には先行シングルでのイメージ通りの女々しいラブソングが中心。ラストの『この世界より~』で、やたらスケールの大きいことを歌っていますが、なんかこの人が歌うとウソじゃないかって思えちゃう。弱々しいイメージのほうがどうしても強いです。 楽曲の個性が弱く、やや長めなため、通して聴いていると後半に飽きがきます。 (記:2008.3.13) < 中村中 > 5thシングル 『リンゴ売り』 (2007.6.27) 1.リンゴ売り 2.溺れる魚 性同一性障害を抱えるアーティストとして話題の中村中(なかむら・あたる)。この年の暮れには、紅白歌合戦にも出場しました(演奏曲は『友達の詩』)。 今作は5枚目のシングル。中島みゆき2世と言われているのも納得。ドギツイ歌唱、怨念の籠もった歌詞。なかなか簡単には近寄れない何かがあります。でも、ハマる人はハマるんだろうなぁ。 (記:2009.1.26) < 渚のオールスターズ > 3rdシングル 『太陽のテイクオフ/君はボクの青空』 (2006.8.23) 1.太陽のテイクオフ ★★☆ 2.君はボクの青空 ★★☆ あの「渚のオールスターズ」が18年ぶりに復活! 今回のメンバーは、TUBE、織田哲郎、ムッシュかまやつ、亜蘭知子、愛内里菜、Miyu(元ZONE)。 男性メンバーによる『太陽のテイクオフ』は、特になんてことない、ゆる~い感じの1曲。目新しさはないですが、18年ぶりの復活でいきなりブッ飛んだことやられても困るので良いっすね。 亜蘭知子・愛内里菜・Miyuによる『君はボクの青空』はカワイイなぁ。サビのメロディーは大黒摩季『あぁ』に似てる気がします。 せっかくだから、全員で歌う曲もやってほしかったですね。 (記:2008.5.14) < 名取香り > 6thシングル 『Stay』 (2006.8.30) 1.Stay ★★☆ 2.You and I ★★☆ 1982年生まれの女性シンガー、名取香り(なとり・かおり)。本名は「名取かおり」だとか。普通は本名の漢字を平仮名にして芸名にしそうだけど、この人の場合は逆。 タイトルトラック『Stay』は、重い低音が印象的なロッカバラード。歌は、そんなに魅かれるものもないかな…。フツー。 『You and I』。良いんだけど、ネムイ。 (記:2008.5.16) < ナナムジカ > 2ndシングル 『くるりくるり』 (2006.2.15) 1.くるりくるり ★★★☆ 2.君が瞳をひらく時 ★★★ 「く~るぅり~、く~るぅり~」という訴求力のあるサビに、「ナナムジカ」という、なんだかよく分からないけれど覚えてしまう名前。「こいつら、なかなかやるな」という印象を持ったものです。イントロを始め、いいタイミングで挿入されるオリエンタルな演奏も、この曲から耳を離させない要因。歌詞は輪廻転生がテーマ。だから「くるりくるり」かぁ、納得。c/w『君が瞳をひらく時』のじわじわと広がっていく展開、引っ張り過ぎないさじ加減も良いですね。 その後、「ナナムジカ×のだめオーケストラ」としてシングルをリリースするなどしていた彼女達ですが、2007年末に活動を休止してしまいました。 (記:2008.11.15) ジャンル別一覧
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