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NO-NAMEの隠れ家

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Mi-Ke

作品レビュー

2ndアルバム
『懐かしのブルーライトヨコハマヨコスカ』
(1991.12.16)

1.恋のしずく ★★☆
2.ブルーライトヨコスカ ★★★☆
3.恋のバカンス ★★★☆
4.ブルーライトヨコハマ ★★★
5.涙の太陽 ★★★
6.天使の誘惑 ★★
7.霧のかなたに ★★
8.京都の恋 ★★
9.初恋の人 ★★

総合 ★★

いきなりハウス調の『恋のしずく』(原曲:伊藤ゆかり)でスタート。Mi-Keの2ndアルバムは、懐かしの’60年代歌謡ポップスのカバーで構成されています。ザ・ピーナッツ、いしだあゆみ、黛ジュン、小川知子etc…、有名なところが中心の選曲。
ということで、まぁ…、大胆なアレンジを施したものもあったり、色々やってますが、取り立ててどうこうってこともないカバーです。あ、池田大介によるアレンジでハイパーチューンへと変身した『涙の太陽』は面白いですね。
歌もそれほど特徴がないかな。なんか、おしとやかという感じで、決して自ら冒険しないオーソドックスなヴォーカル。まぁ、色々な曲をやるには、こういうタイプのヴォーカルのほうがいいのかも。
ただ、2曲目に置かれた唯一のオリジナル曲『ブルーライトヨコスカ』は、良く出来ています。織田哲郎による作曲、明石昌夫による編曲、してやったりです。そして作詞には、出ました、長戸大幸御大!「ああ ブルーライト ヨコスカ 街の灯りは すでにおわってる」…こんな歌詞です(笑)。
詞曲ともに、このパロディー精神はなかなか凄い。今ではサンプリング等の手法が当たり前になっていますが、1990年代前半からこんなむき出しのパロディー精神をもったグループをデビューさせたBeingのプロデュース術にはちょっと驚きます。
(記:2007.9.6)


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