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NO-NAMEの隠れ家

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RIP SLYME

作品レビュー

2ndアルバム
『TOKYO CLASSIC』
(2002.7.24)

1.-introduction- CHICKEN -featuring Breakestra- (評価なし)
2.By the Way ★★★
3.Toko Classic ★★★
4.楽園ベイベー (Album version) ★★★☆
5.Case1 STAND PLAY ★★★
6.Case2 MANNISH BOY (続Zeekのテーマ) ★★★
7.FUNKASTIC ★★★☆
8.奇跡の森 -featuring Hirotaka Mori- ★★★
9.Case3 スーマンシップDEモッコリ ★☆
10.Case4 Bring your style (夜の森) ★★★
11.One ★★★
12.バンザイ ★★
13.花火 ★★★☆

Bonus Track

14.FUNKASTIC (Breakestra Version) -featuring Breakestra- ★★★☆

総合 ★★★☆

3週に渡って1位を獲得、年間9位を記録した、彼らの最大のヒット・アルバム。『One』・『楽園ベイベー』・『FUNKASTIC』といった彼らの代表的なシングルが収められています。
オープニングの『-introduction- CHICKEN -featuring Breakestra-』から、その軽快でジャジーな演奏に気持ちが昂ぶります。途中には、各MCによるソロ作品が挿入されるなど、エンターテインメント性に富んだ作品。全編通して一つのエンターテインメント・ショーを観ているような、そんな気分になるアルバムです。
トラックも、HIP-HOPというよりは、「歌モノ」として楽しめるそのメロディアスさといい、『FUNKASTIC』で柔軟に取り入れた生バンド・ブラスに代表される、形式的なモノに縛られない作りといい、一部のファン層へのアピールで満足するのではなく、もっと多くの層へと訴えかける良さがあります。だからこそ、新規ファンの開拓にも繋がり、これだけの売上を記録したんだと思いますしね。J-POPとHIP-HOPの理想的な歩み寄りの姿勢が示された作品ではないでしょうか。
ILMARIのソロ『Bring your style (夜の森)』の醸し出す南国ムード+クールさがカッコイイ。あと、本編最後の『花火』も情緒があっていいなぁ。
(記:2008.1.13)


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