ナンチャッテ看護師です in　イギリス→→→シンガポール

同僚にブルガリア人がいます。ちょっと変っている。彼女はブルガリアでは内科の医者だったのですが、この国では看護助手さんをしています。

「ＩＥＬＴＳがどうしてもうからないの。でもあたしはブルガリアでは医者だったのよ！」と言う彼女。

自分の仕事そっちのけで時々、心電図とかレントゲンとかジーっと見ています。そして何か言いたそうにしています。でも、、、、みんな無視！

だから仕方なく、患者さんに言っています。「あなたのレントゲンを見たけど、肺炎みたいね！」「心電図見たけど、虚血だわ！」「ええそうよ、私はブルガリアでは医者なの」（患者は暇なので付き合ってあげる人もいる）自分がただの看護助手じゃないことを知らせるために必死である。

そして、「ちょっと新聞見せて！英語の勉強になるから！」と仕事そっちのけで、患者さんの新聞を見ています。

頼まなければ何もしない彼女。でも頼めばやってくれます。「あたしは、イギリス人嫌いなの。いやよねー。ＣＨＩiと働くのは楽しいわ！」とほざきます。と言いながら、私も彼女と働くのは結構楽しい。見ていて面白いし。私のことは好いているみたいで一応働いているし（？）うちの病棟にはイギリス人でもフィリピン人でもない人が４人しかいないので、ちょっと団結。

私「ねえブルガリア人て毎日ヨーグルト食べてるの？自家製のヨーグルト作ってるの？ヨーグルト食わせろ。」とヨーグルトで攻めてみたりもしています。

ちなみに、彼女の息子は他の病棟で看護助手として働いています。

ある日その病棟に行くと、１６くらいの男の子が、「君知っている。僕スベ○（彼女の名前）の息子！ハロー」と仕事そっちのけでしゃべってきます。（仕事のほっぽりかたが似ている？）

ちっとお話して、じゃあねとバイバイ。

次の日、母は「息子とあったでしょう？」

私「会った！ＨＥ　ＩＳ　ＣＵＴＥ！］

ブルガリア人「息子もおなじこと言っていたわ！」

きっと息子はあたしが３０過ぎとは思っていないでしょう！年が半分の子からＣＵＴＥと言われちゃったわ！えへへ！ちょっと犯罪？

ところで、うちにはジンバブエ人もいます。彼女は田舎から出てきたらしく、黒髪で白人の人間（そのブルガリア人）をはじめて見ました。そして

「あなたはフィリピン人？」

みんな目がテン。ウーム見分けがつかないのか？