シャンパーニュとは
シャンパーニュとは
Definition des vins de Champagne
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泡のたつワインはみんなシャンパン?
いいえシャンパンと名乗れるのは、フランスの
シャンパーニュ地方産の発泡ワインだけです。
1889年7月26日、フランスの最高裁判所は
ロワール地方の発泡ワインがシャンパーニュ
(シャンパン)と名乗ることを禁じました。
起源も古く、謎の多いワインであるシャンパーニュは、エレガンスと洗練を象徴するシンボルとなりました。
波瀾に満ちた世界にあって、シャンパーニュは喜びと
平和、そして希望のメッセージを伝えてくれるのです。
1990年代にはいってから、シャンパーニュ委員会が
つぎつぎに打ち出したシャンパーニュの品質強化策。
それによってシャンパーニュは、世界最高峰の
スパークリングワインとしての地位をますます確かな
ものにしています。 |
~シャンパーニュの定義~
シャンパーニュは、シャンパーニュ地方で収穫された規定のブドウのみを使って、
シャンパーニュ地方内で、フランスの法律に定める規定に基づいて醸造生産された
瓶内自然発泡ワインです。35の規定がありますが、そのうちの8規定を紹介します。
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1.使用できるのは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエのみ。
2.剪定の仕方は、短梢剪定と決められている。
3.ヘクタール当りの収穫高制限がある。
4.搾汁量制限160キロのブドウから102リットルしか搾らない。
5.アルコール最低度数は、毎年決められる。
6.シャンパーニュの醸造生産は、独立した場所で行わなくてはならず、
シャンパーニュ地方産ワイン以外と同じ場所に貯蔵してはならない。
7.シャンパーニュの醸造法は、“シャンパーニュ方式”として知られる
自然なプロセスを用いなければならない。
8.瓶内二次発酵後のボトルの澱をいれたままの熟成は、
N.V.については、tirage(注)から15ヶ月と決められている。
(注:一次発酵により得たワインに酵母と庶糖を加えてボトル詰めすること)
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