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胚培養士のひとりごと

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葵3704

葵3704

2011.07.12
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カテゴリ:お仕事
今日は、ちょっと前に私が教わってきた「不妊症と漢方」について、
とっても感銘を受けたので忘れないように書いておこうと思います。

私が前にいた病院では漢方を熱心に勉強なさっているDr.が居て、
産婦人科の中に「漢方外来」なんてのが開かれていました。

今の病院では積極的に漢方を出しているかといえば、そうではないけれど、
いくつかの漢方が処方されています。
それから、近くに専門の漢方薬局があるようで、よく患者さまが自ら処方してもらい不妊症に効くといわれる漢方を飲んでいるようです。

私は自分で勉強した限りと、教わって得た知識程度なのですが、
漢方についてとってもわかりやすく考えてみるならば、
自然の流れに逆らわない服薬を行う、これに尽きると思いました。

たとえば、女性は生理が終わってから排卵に向けての「低温期」と、
排卵してから妊娠に向けての「高温期」に大きく分けられますが、
低温期には「身体を冷ます」漢方を飲んで、
高温期には「身体を温める」漢方を飲む。
漢方にはこの二種類にプラスして「温度は中間ぐらい」のものがあるようです。

たとえば「温経湯」という漢方がありますが、
これは「経」、つまり「ツボ」を「温める」薬なので、
低温期が短い人には使わない方が良い、とか。

こういう人は「潤う」漢方がオススメなんだそうです。「六味地黄丸」とかですって。
潤う漢方は、長期に使ってよいけど、
花粉症のときなんかに使う「小青龍湯」は逆に「乾かす」漢方なので、長期に使っちゃダメ、
って言っていました。


それから、生理前とかにイライラする人には、その時期だけに「加味逍遙散」が良いって言ってました。この時も、潤す漢方と併用するのがオススメ、とか。


あと、ビックリしたのですがよく「当帰芍薬散」って飲まれている患者さんがいます。
私の友人の胚培養士も冷えがあるので、よく飲んでいました。
ところが。。。。
漢方のプロから言わせると、当帰芍薬散って気休めのお薬なんだそうです。
もちろん、飲んでいても害はないし、長期に使ってもよい。
効果があるのは一割ぐらいのヒトらしいので、効く人には効くはずですが。。。

漢方の先生から言わせると、
まず「植物系」の漢方を服用してみる。
ここに挙げた漢方は、皆、保険適応になっている処方できる漢方です。

でも、難治性の不妊症の方、原因不明で何年も通っている方には
「鹿のつの」などの「動物系」の漢方を処方するのだそう。
これは効くけど、保険適応がない。したがって、とっても高い。
一日に数百円するので、一か月でも最低15,000円はしちゃうとか。
15,000円じゃ、きっと安い方なんでしょうねー(汗)
年齢が上がるとさらにコストは上がるのだそうですよ。

・・・
というわけで、私が学んできたことをザックリと、本当にザックリとまとめてみました。
私は胚培養士として プラス 自分のために 勉強してきました。
以前居た病院では、自分の科で漢方を処方されてずっと飲んでいましたからねー。
なんとなく、親しみ深い。だからお勉強したかったんです。

皆さんに参考になるかどうかは、わからないけれど。。。





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Last updated  2011.07.12 17:22:11
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