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テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9174)
カテゴリ:お仕事
「ホルモン」と聞いて、焼き肉などのホルモンを思い浮かべてしまったヒトー!
残念、不正解です(爆) 今日は不妊治療には欠かすことのできない「ホルモン」について書いてみようと思います。 昨日というか今日までKちゃんが穴埋めしていたデータベースはホルモンの値。 今日、Aちゃんがお勉強していたのが、ちょうど「排卵とホルモン」について。 偶然でしたが、今日はその二人それぞれに、ホルモン値と患者様の状態について 簡単に講義的なお話をして、とてもウケがよかったのでブログに書こうと思いまして★ ホルモンって難しいんですよねー。 私が以前、患者様向けに不妊学級開いているときには、 まだまだ知識と技能が甘くて、患者様にわかりやすく説明するのがとても難しかった(汗) 自分がちゃんと理解していないと、教えるってこと、できませんものね。 これはこの分野にかかわらず、どんなお勉強でもそうだと思います。 昔、塾講師を数年やっていたので、そんなこともお役立ちなのです。 うちのボスはあろうことかホルモンが苦手なようで。 だから、Kちゃんがやっていたデータベースが無茶苦茶でした。 驚きの「抜け」が続出。全く意味なし。アホかしらと思うこともしばしば。 本当に診療しているんでしょうか、この過去にいたDr.方は、、、(爆) 私が今まで学んできた先生方は大学時代から就職してまで、 どちらかというと「ホルモンの主」的な先生が大多数だったので、 その辺りは、とっても多く叩き込まれました。 でも、簡単じゃないので、少しずつ。 不妊治療をする上で。もしくは生理不順などで婦人科にかかった場合、 生理の3日目を中心に、だいたい2日目から5日目までに血液検査を行います。 これが、ホルモンを測っている証拠。 いわゆる「基礎値」と呼ばれるものを調べます。 排卵間際ではないとか、妊娠していない、とか、その辺りがハッキリしているのが 生理が始まって3日目ぐらい。 だから3日目にその女性のホルモンバランスがどうなっているか、 基礎的にどんな状態なのかをみるための検査です。 原則的に診るのは少なくとも3個。場合によっては4個かな。 ★一つ目はFSH. follicle stimulating hormoneというのが正式名称で、 日本語では卵胞刺激ホルモンって言います(もろ直訳です)。 どういうホルモンかっていうと、 卵胞、つまり卵が含まれている袋を育てて、 排卵(成熟)に向かわせるホルモン。 これが出ていないと卵ちゃんの成熟はありません。 逆に、値が高すぎると、閉経と同じような状態になります。 この値が「10」以上だと、卵を育てる組織の「卵巣」が元気ないなーってことになります。 ちなみに、頭から出ています。 ★二つ目はLH. luteinizing hormoneが正式名称で、 日本語では黄体刺激ホルモンです。 このホルモンは、排卵するときにトバーーーーってピークをつくって分泌されます。 だから、排卵検査薬とかは、このLHを測るんですね。排卵が近いかどうかわかるから。 で、じゃぁ、なんで基礎値で測るのか?ってことで。 そうなんです。生理の3日目ぐらいじゃ排卵しませんから、 LHがたくさん出ていたらおかしい。 このLHの値がFSHより高いと、PCOS(polycystic ovary syndrome)、 日本語では多嚢胞性卵巣症候群って言われる病気を示すことがあります。 FSHによって1から2個の卵ちゃんが育っていくのが正常とすると、 PCOSはFSHが出ても、卵が育つんじゃなくて卵がいっぱい出てきちゃう。 育つんじゃなくて、増えちゃうんです。 で、せめぎ合って排卵しにくくなっちゃう病気。 ザッと概要を説明するとこんな感じです。 だから、LHはそういうのを見つけたりするために測ります。 これもFSH同様、頭から出ています。 ★3個目はE2(2は小さく書きます)=Estradiol。エストラジオールで日本語名はないです。 エストロゲンっていう女性ホルモンの一種です。 これは卵巣の中の卵の周りにある細胞から分泌されます。 これが基礎値で高いと問題があるんです。 ちょっと難しいですが、 前の生理の周期の卵が残っていたりとか、 あと、卵巣嚢腫とかっていう良性の腫瘍があるかもしれなかったり、 そういう異常がある可能性を示すんです。 さらに難しくなっちゃうけど、、、、、。 このエストラジオールが高くなっちゃうと、 卵巣から脳に指令が伝わって、 FSHが低くなります。 本当は閉経が近づいて、FSHが高くなるはずが、 エストラジオールが高いから低く出てしまう事がある。 FSHだけみると、正常かなーって思っちゃう。 だからこの3個のホルモンはセットで切っても切れない関係なんです。 ★ちなみに4個目はPRL,プロラクチンです。 乳汁を出すホルモンなので、ちょっと上の3個とは様子が違います。 でも授乳しているときって生理が止まっているじゃないですか。 授乳していなくても、プロラクチンが高い場合があるんです。 高プロラクチン血症っていう病気です。 授乳していないのにプロラクチンが高いから、 生理不順が起こったりします。 だから、基礎値と一緒に測ったりするんですね。 あーーーーー。 難しかったかなー??? 頭から湯気でちゃってないですかね、、、、。 ってか、ブログ、スルーされちゃってますよね、これじゃぁ。 話しながらの講義スタイルなら、 図や手振り身振りやらで教えられるんですけど、 ブログだと難しいですね。 というわけで、今日はここまで 書いている私が、うまく説明できなくて頭から湯気出てきてます 将来的は皆さんの質問に答えられるようなブログになれたら良いなぁって、 ちょっとだけ方向性を考えてみた不妊治療の豆知識でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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