テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9163)
カテゴリ:学会
今日まで世界体外受精会議でしたー。
やーーーっと、長い学会の毎日が終わりましたー。 疲れたー(汗) 病院と学会会場を行き来することも物理的に疲れますが、 学会でお勉強すること、 業者さんや同業さんたちとお話しして、知見を深めること、 後半の学会は英語が公用語だったこと、 などなどが、 なんだかお祭り騒ぎのようで、精神的に疲れるのですー。 いや、楽しいけど。大好きだけど、学会の何とも言えない雰囲気が(爆) さて。 今日はWHOの方のお話から。 表題の通りなんですが、、、。 皆さんは不妊症の定義をご存知でしょうか? 現在の定義は、 「子供を欲しいと考え、避妊していない状況で二年以上経っても子供を授からない場合」 を、不妊症と言います。 日本だと古風だから「婚姻してから」とする風もありますが、 今や、結婚する前から子供を授かりたくて頑張っている方も多いので、 婚姻を基準にするのはナンセンスですね。 フランスなどでは婚姻なんかまったく基準にしていないし。 でも、昨今の状況から、不妊症の定義を変えることになりそうだと。 婚姻していようが未婚だろうが関係なく、 子供を作ろうとするカップルが『一年以上』経っても子供を授からない場合を 不妊症とする、 ということになりそうです。 まぁ。。。。 お子さんを欲しいカップルにしてみれば、 定義なんてどうでもよいのかもしれませんが。。。 また、世界的にみても、日本の不妊症の患者さんは高齢化が進んでいるらしいです。 特に日本が特化していて、40代の患者様が多い。 日本の場合、40代が3割、30代3割、20代3割ぐらいになっていますが、 欧米ではそんなことないらしく。 スイスだったかヨーロッパのある国では20代が6割ぐらい、30代が9割ぐらいで 40代が1割ぐらいしかいない国もありました。 日本では初産の年齢も高齢化しています。 結婚する年齢も高齢化しているので、 結果的にそうなるのかもしれません。 WHOは、 子供がちゃんと育つように、とか、 赤ちゃんがちゃんと生まれますように、とか、 女性が迫害を受けないように、とか、だけでなく、 世界の不妊症についても力を入れているのだ、と言っていました。 以前は先進国だけの問題だった不妊症も、 今では発展途上国でも問題になってきている、とか。 アフリカでも不妊症は問題になりはじめたようです。 今日は、こんな話からまとめてみましたー。 そうそう。 不妊症に関する豆知識も増えてきたことだし、 ブログを見ていただく方が一人でも増えたらよいなと思って、、、。 にほんブログ村にも登録してみました! 励みになりますので、ぜひクリックを、お願いしますm(_._)m にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.13 17:19:41
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